皆様からいただいたご支援の活用報告。新作のリーフレットとリニューアル。
vol. 7 2014-03-03 0
支援者の皆様、「にっぽんももたんプロジェクト」クラウドファンディングへのご支援ありがとうございました。さっそく新しい商品の販売に向けて制作作業が始まりましたのでご報告します。今日はリーフレットのご案内です。
最初は来週の販売に向けて準備中の「さくらもち味」にバンドルされるリーフレットです。「さくらもち味」のパッケージはたくさんの桜の花が咲き乱れる様をかわいい柄で表現しましたが、リーフレットでは「ももたん」が桜の花の被り物で扮装してみました。ちょっとカワイイです。
「さくらもち味」のリーフレットの裏面は夜桜をイメージしてみました。今回の岡山弁の内容は花見に行ったときの思い出話をしているというシチュエーションの会話を書いています。リーフレットの岡山弁は主に60代から70代以上の岡山出身在住の方を想定して書いています。この年代の方は男女問わず純粋な岡山弁の系譜を受け継ぎながらも、イントネーションや語尾の伸ばし方がソフィスティケートされ、現代の岡山弁としてはベーシックなものではないかと考えています。
会話の内容は花見に行った時の話としては一般的ですね。「桜なんかそっちのけでお酒ばっかり飲んでたよw」という感じの内容です。しかし桜というのは不思議なもので、咲き始めと満開、散り始めと散った後と様々に表情を変えます。パッケージとリーフレットでもその時間の移り変わりを表現していて、パッケージには桜が満開になった様子を金とピンクで鮮やかに、リーフレットの表面は桜の花を、裏面は夜桜を表現しています。パッケージとリーフレットとお菓子を通して、ひとつのストーリーを表現できるところも「ももたん」の素晴らしいところだと思っています。
以前にパッケージをご紹介した「パンナコッタ味」のリーフレットです。右手にピエモンテ州特産の白トリュフを、左手には同じくピエモンテ州特産のワインのボトルを持っています。「ももたん」は被り物でパンナコッタに扮しています。頭の上にキャラメルソースがかかっていますが、実際のお菓子にもキャラメルフレーバーのチョコレートがトッピングされていて、パッケージからリーフレット、お菓子へとストーリーがつながっています。
「パンナコッタ味」のリーフレット裏面には、イタリアでパスタを食べた時の逸話が書かれています。パスタの上に白トリュフを削ってもらうのですが、ストップを言うタイミングを間違えると、とんでもない値段になって大変だというエピソードを岡山弁で表現しています。白トリュフは量り売りで計算されるので、みなさんもイタリアで白トリュフをスライスしてもらう時には気をつけてくださいね。
皆様からのご支援はこのようなパッケージやリーフレットの印刷代に活用させていただきます。おみやげの中に入っているリーフレットをもっと楽しくしよう!というのも「ももたん」の目指す「おみやげで日本のガイドブックを作る」というテーマの中で大切な要素になっています。ただお菓子の説明を書くだけでなく、ただ会社の歴史を書き連ねるのではなく、ひとつの箱のなかでストーリーが完結されるお土産なんて、なんだか楽しくなってきませんか?「ももたん」はおみやげの新しい形をこれからもどんどん発表していきます。お楽しみにしてください!