制作日誌 #10
vol. 12 2017-02-28 0
制作日誌 #10
一見、関連づかないようにも思われる話題で議論を交えるなど、時間をかけて練った先にこそ先へ行くためのヒントが待っています。
今回の日誌は、モモンガ・コンプレックスの臼井梨恵の担当最終回です。
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今日は集合して着替えなどをする間、(私が大好きな生き物!)ゴリラ研究の第一人者、京都大学総長の山極壽一先生の、ゴリラやチンパンジーなどの類人猿の作る社会と、人間の社会を比較したコラムを読んだ話で雑談をする。
話は発展して人間の抱く羞恥心と社会の関係や、赤ん坊の感情の発達の話(このあたりは保育士でもある夕田さんのレクチャーも交え)をごくごくかみ砕いたゆるい調子で話す。
作品に直接には関係ないけれど、みんなで楽しくあーでもないこーでもないと考えて話すのは良い時間だなぁと思います。
気を取り直して、今日は金曜くらいから取り組み始めた新しいシーンの振付をとことんやる。
遅くはないけどゆったりノれるリズムがあり、曲全体もノリが良くて華やかな曲。
白神さんが振付を考えながら、みんなで試して動きを取捨選択。カウントの整理。(このへん、カウント整理隊長の北川さん、振付整理隊長の夕田さん。臼井ひたすらマネしてどうにか覚えてゆく)
余談ですが、振付をしてゆく中で、ある振付に『(長崎)くんち』というあだ名を(なかば私が勝手に)付ける。浸透させたい。どこのことかは観て頂いてのお楽しみ!
(この曲はラストの方にくるみたいですよ!)
曲が本当に良い曲なので、それに良い意味で助けられながら、楽しく踊れるようにしたいなぁと思う。
食事休憩中に衣装の打ち合わせもする。
休憩後もひたすらこの曲の振付。
なかなかに長い曲なのですが、半分以上の振付を今日は一日ずっとやって終了。一日中動き回っていたせいか、夕食を食べたのにお腹が空いて、桜木町の中華『餃子の翠葉』に北川さんと寄って帰る。
お疲れさまでした!
(写真は北川さんが稽古場でよく摂取している4点セット、パソコンで音源を再生する白神さん)