旅人13人に聞いてみた! 第二弾「自転車旅のお供は何ですか〜 QOL編〜」
vol. 8 2020-09-17 0
旅人13人に、自転車旅行中のあれこれについて質問してみるコーナー。
第二弾は、自転車旅行中のQOL(Quality Of Life)の向上に一役買った、旅人のいちおしグッズを教えてもらいました。
○コーヒーセット(昼間岳さん、小口良平さん)
「旅行中でも朝の一杯にはこだわりたい」という方は多いのではないでしょうか。昼間さんと小口さんは、自転車旅行の途中でも朝にコーヒーを淹れるという習慣を大切にされていたそうです。朝、じっくりと時間をかけながらコーヒーを抽出する時間は、自分と向き合い、旅と向き合う大事な時間になりそうです。小口さんは世界中のコーヒーを楽しめるお店をオープンさせることが夢なんだとか。
○ドッペルギャンガーの199gの超軽量折り畳み椅子とiPad(木村雄二・彩夫妻)
世界旅行は、意外と暇な時間が多いのだそう。例えば、大使館でのビザ待ちなど。そんな時に、iPadが大活躍。電子書籍を読み漁ったり、動画編集をしたりと、隙間時間を有効活用するのに役立っていたそうです。
同じく、二人の自転車旅QOLをあげていたのがドッペルギャンガーが販売していた超軽量の折り畳み椅子(現在は販売終了)。自転車旅行中は、どうしても脚や腰に負荷がかかりがちです。地べたで休憩していて、次に立ち上がるのが億劫に感じたことのある人は少なからずいるのではないでしょうか。これがわずか199gで解消されるなんて...と驚きです。残念ながら現在は手に入らないようですが、長距離で自転車旅をするときは折り畳みの椅子を携帯することを考えてみてはいかがでしょうか。
○釣り竿(米山雄介)
急ぎがちな旅の足を止めさせてくれる唯一無二のアイテムであったそう。食料調達という実用的な役割を持ちつつ、その場その時を堪能させてくれる優れものですね。釣りの醍醐味は釣果だけではなく、そのプロセス。「自転車旅に釣り?」と思ってしまいそうですが、その土地の風景や人を時間をかけて味わい尽くすという点では、両者には通ずるものがありそうです。
○日本のお土産(折り紙・五円玉・富士山写真)(遠藤隼)
慣れない旅先では、色々なトラブルや困難に遭遇してしまいがち。遠藤さんは旅先でお世話になった人たちに日本のお土産を渡すことで、日本ならではの文化に乗せて感謝を伝えていたそうです。例えば、五円玉には「ご縁」、折り紙には「祈り」の意味が込められています。日本で生きている中で、これらの意味を普段の生活の中で感じることは少ないのではないでしょうか。異文化の中だからこそ日本人としての精神性を改めて見つめることができるのかもしれません。
○料理道具と太鼓(島田義弘)
旅行先で、どんな風に人と関わるのかは人それぞれ。料理好きな島田さんは、料理と音楽を通して現地の人とコミュニケーションを図っていたそうです。特に重宝していたのはすりこぎと麺棒。行く先々で大好きなカレーや餃子を作り、自分が楽しむだけではなく、お世話になった人たちに振舞っていたのだとか。太鼓は島田さん曰く「コミュニケーションツールとして最適」なんだそう。多くの人の耳と胸に刻まれている太鼓の音は、国境や人種を超えて人と人とを繋ぐような気がします。
以上、【旅人13人に聞いてみた! 第二弾「自転車旅のお供は何ですか〜QOL編〜」】でした。世界を旅したサイクリストのこだわりの一品。旅行の際にはぜひ参考にしてみて下さい。