この作品の目的地
vol. 6 2021-07-17 0
こんにちは。
プロデューサーを努めます、平野えりです。
『白雨』のクラウドファンディングプロジェクトも残り2週間となりました!
これまでご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます!
ラストスパートに向けて、キャストについて、制作の過程について、そして、
この作品の目的地を、作品作りに参加してくださった皆様にシェアさせていただきたいと思います。
【『白雨』で目指す先】
クラファンページ内でも書かせていただいていますが、今回の作品は国内外の映画祭への出品を目指しています。
その中でも「世界三大映画祭」と称される 「カンヌ国際映画祭」への出品が第一の目的地になります。
最近では是枝裕和監督の「万引き家族」が最高賞のパルム・ドールを受賞してニュースにもなっていました。
なぜカンヌを目指すのか、と言われれば、理由はいくつかありますが、監督と私との共通のテーマが
「挑戦」でもあるからです。
・初めて監督をする
・初めてプロデューサーとして映画制作に関わる
・クラウドファンディングをやってみる
そして
・国際映画祭へ挑戦する
これらの挑戦を今回の作品にかけています。
「自分の作品を撮ってみたい」という監督のお話から発展して、関わる全員がこのチャレンジを通してひと皮もふた皮もむけて、今後俳優として、製作者として、技術者として、表現者としてステップアップができるような現場にするということが目標なのです。
映画の制作には当然予算がかかりますし、国際映画祭への出品は、出品料の他にセリフを訳したり、字幕をつけたり、出品の規定に合わせる作業、費用も必要になってきます。
そして、予算があるからといって良い作品になるとも限らないのが芸術の難しいところです。
だけれども、出来る範囲で出来ることだけしていても、出来ることが増えていかないというジレンマも抱えています。
リスクを取ってでも、新しい事、やったことがない事、出来るか分からない事にも果敢にチャレンジしていくことで自分自身も作品も枠や可能性が広がっていくと思います。
カンヌ出品後は、映画館での上映や国内各地(例えば出演者の出身地など)での上映会開催など、多くの人の目に触れること、応援してくださった方々に直接、作品とともに御礼をさせていただくことなどやりたいことはまだまだたくさんあります。
応援してくださった皆様に、「あの映画を支援したんだよ」「カンヌに出品された作品に関わったんだよ」と誇っていただけるように、作品を完成させること、そしてその作品をカンヌへ出品すること、それらの目標を一つ一つクリアして行きます!
直接会って伝える事が難しいご時世でも、このようなプラットフォームでチャレンジができることをとても嬉しく思います。
作品の完成をどうぞお楽しみに!!