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鹿児島県の集落に、国産メンマ加工場の立ち上げをクラウドファンディングで実現!
小さな限界集落を持続するために、障がい者や高齢者が参画者となり、役割を果たしながら、協働で未利用資源を活用したメンマづくり、民泊、カフェなどのコミュニティビジネスを立ち上げ、新たな移住者の受け入れ態勢を創ります。
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こんにちは!私たちは鹿児島県大崎町にある世帯数39戸、人口73名の小さな限界集落の住民です。 築90年の納屋を改修して国産メンマの加工場をつくるプロジェクトを成功させて、お年寄りから障がい者、外国人など、多様な人たちが集まるみんなの居場所をつくります。応援よろしくお願いします!
小さな限界集落を持続するために、障がい者や高齢者が参画者となり、役割を果たしながら、協働で未利用資源を活用したメンマづくり、民泊、カフェなどのコミュニティビジネスを立ち上げ、新たな移住者の受け入れ態勢を創ります。
皆さん、はじめまして。
私たちは、鹿児島県大崎町宮園(みやぞん)自治公民館の有志です。世帯数は39戸、人口は73人の典型的な限界集落で生活しています。
「このままでは住む人がいなくなり、朽ちていく一方だ…。」
日本各地で起きている歯止めのない人口減少に私たちも直面し、集落の存続について、半ば諦めかけていた状態でした。
そんな時。2年前の春に、地域おこし研究員(※)の田中 力(たなか つとむ)さんが私たちの集落に移住してきました。
田中力さん
そして、彼は地域住民や心身にハンデを持つ障がい者施設の方々と一緒に行う活動を提案したのです。それが以下の2つになります。
・地域の厄介者になっている放置竹の炭化による竹林整備
・未収穫のタケノコ利用など未利用資源の掘り起こし
田中さんは移住して間もなく、活動概要や協働の意味を地域住民や障がい者支援施設へ精力的に説明し、少しずつ協力者を増やしていきました。
次第に、活動の呼びかけに最初は戸惑い気味だった地域住民や障がい者施設の方々も、協働して放置竹林の整備を行う中で、お互いの違いを受け入れ、同じ目線で目標達成に頑張るようになってきました。すると、集落の中で永らく途絶えていた「みんなが集まる」ということに価値を両者とも感じ始めたのです。
限界集落を持続可能なものにするためには、ただ単に昔のように人口が増えて再生すればいいというわけではありません。既存の住民だけでなく高齢者・障がい者・外国人など、多種多様な方々を快く受け入れ、お互いに助け合う心理的安全性が担保された、そして、それぞれの役割がある集落を創っていく必要があります。
そのために障がい者や高齢者が参画者となり、協働で未利用資源を活用したメンマづくり、民泊、カフェなどのコミュニティビジネスを立ち上げ、その収益をもとに空き家改修や維持管理を行い、新たな移住者の受け入れ態勢を創ります。
この活動に集うこと、参画することが、持続可能なみんなの居場所創りにつながります。
(※)地域おこし研究員・・・地域おこし協力隊の仕組みを活用して、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)と連携する地域が進めるプログラム。大学院生が地域に住み込みSFCと行き来しながら実践に基づく研究開発を行っている。
引用元~Map-It マップイット | 地図素材サイト
鹿児島県の東南部、大隅半島の中心部に位置する大崎町は世帯数約6,500戸、人口約12,000人で、温暖な気候と肥沃な大地を背景とした第一次産業が盛んな町です。豊富な特産品にも恵まれていて、特にウナギやマンゴーなどの返礼品は全国から人気があり、多くのふるさと納税が集まっています。
ふるさと納税の人気返礼品のウナギ
大崎町には約150の集落があり、その中の一つ「宮園集落」は世帯数39戸、人口73人の小さな集落です。1185年の壇ノ浦の戦いに敗れた平家の家臣団が移り住んだという言い伝え(落人伝説)が残っています。今でいうIターンでしょうか(笑)
先人たちは壇ノ浦の戦い後のIターン(!)から、これまでの間にいろいろな苦難を乗り越えて、これまで宮園集落を守ってこられたことと思います。
時が過ぎ、今の公民館を建設した2003年当時は世帯数60戸、人口150人が暮らしていて、若者層はナイターソフトボールやバレーボール大会への参加、子ども会は海水浴や夏休みのラジオ体操や勉強会、老人クラブはゲートボールなど集落行事も頻繁に行われていました(子供の頃のスイカ割りや勉強会の後のアイスクリーム、美味しかったなぁ!)。
そして集落内には小さな食料品や日用品を扱う個人商店があり、毎夕飯時には買い物にお母さんたちが集まり、毎日のように井戸端会議が行われていました。
その当時を振り返ってみると、井戸端会議でのお互いの現状報告や家族の安否確認、子どもの進路相談などのおしゃべり(=対話)を通じて、昭和のSNSとも言うべき、対面によるお付き合い(=コミュニティ)が存在していたんですよね。
その一方で、お付き合いがおせっかいだとか過干渉だと言われ、この濃い関係性を嫌って県外へ出ていく若者がいたことも事実です。
それから約20年が経過して、宮園集落も全国的な傾向には逆らえず、急速に少子高齢化が進み世帯数は三分の二、人口は半分以下になり、また大型スーパーやコンビニの進出で、集落唯一の個人商店も閉店してしまいました。
そして今はどんな状態か?
「大型スーパーやコンビニができて便利になったはずだけど、何か足りないよね。」
「すぐ近くに住んでいるのに入院したことや介護施設に行ったことも知らんかった!」
そんな言葉を耳にすることが多くなってきました。誰が声をかけるでもなく、自然と集まる場所、みんなの居場所がなくなっていたんですよね。
このままではいけないということで、残された住民で高齢者サロンや健康維持のための転ばん体操、グラウンドゴルフなどを始めました。しかしながら、止まらない人口減少と高年齢化により、担い手が不足して田畑や道路の維持管理など、このままでは集落の維持が難しい状態になっています。
水路に腰まで入りながらの除草作業は体力的にもきついんです(涙)
水路維持管理作業を終えて。高齢化が進んでいて、このままでは集落内の道路維持等も厳しくなりそう…。
月1回の高齢者サロン。この日はイノシシなど有害鳥獣対策の研修でした。
鹿児島県大崎町の宮園集落に2年前に移住し、地域おこし研究員として活動している田中力です。
2022年4月、地域の未利用資源の活用を地域住民らが担う仕組を実践しようと、「資源リサイクル率14回日本一の町」である大崎町に着任しました。
「高齢者や障がい者の就労意欲を引き出し、社会参加と生きがいづくりの場を創りたい」という思いで、地域の厄介者になっている放置竹の炭化による竹林整備および未収穫のタケノコ利用など未利用資源の掘り起こしを町内の障害者支援施設2箇所、地域住民(宮園集落)、食品加工事業者(干し芋製造)、大崎町社会福祉協議会、慶應義塾大学、大崎町役場の連携による体制を構築しました。
何もしなければ住む人がいなくなり空き家が増えていく一方の典型的な限界集落に、地域の様々な年齢・職業の人々と協力して、持続可能なみんなの居場所を創っていきます。
地域住民に活動説明をする田中力さん。今では集落の人気者。この地道な活動が住民の心を動かしています。
田中さんの働きかけにより、放置竹林の枯れ竹を炭化し、障がい者支援施設で栽培しているさつまいも畑に土壌改良材として散布。収穫したさつまいもを干し芋「結紡(ゆいつむぎ)」として加工し、障がい者支援施設の商品として販売する流れができました。
地域住民と障がい者支援施設利用者が協働で竹炭づくりを行っています。
わたしたちは豊かな環境を資源とし、農業分野での就労拡大、職業選択の多様化など、新たな農業の可能性を障がいを抱える方々の力で推し進め、新しい働き方や地域コミュニティを生み出したいと設立したひふみよベースファーム大崎です。
宮園集落の皆さんと一緒になって行う竹林整備によって、社会へ参加しているという自己肯定感や、必要とされる喜びを感じています。
ひふみよベースファーム大崎外観
就労継続支援B型事業所ひふみよベースファーム大崎による農産物販売。桑茶やパパイヤなどの特産品が人気です。
有機栽培でつくる桑茶は手作業が多く、就労継続支援施設利用者は担い手として無くてはならない存在です。
私たちは1904年に良質の原料と豊かな水の恩恵を受ける大崎町で創業した新平酒造株式会社です。手造りで昔ながらの甕壺仕込みの蔵元です。今回のプロジェクトに賛同し、焼酎「宮園」の返礼に協力させていただきます。
「製麹(せいきく)」
蒸した国産米に種麹をまぶし、総ひのき造りの麹室で四十時間程度かけて培養します。
「かめ壺仕込み」
醪(もろみ)の仕込みは、昔ながらのかめ仕込みです。蔵付き酵母やその他の微生物が独特で複雑な香味を生み出しています。
かめ壺仕込みの工程中、宮園集落住民自ら櫂(かい)入れを行いました。
1.宮園集落内にある築90年の納屋を改修して国産メンマの加工場を創ります。
①メンマ加工場整備費用 約40万円
②メンマ加工場備品費用 約30万円
③リターン品準備等 約30万円
費用を抑えるため、基本的にはDIYで行います。
目標金額は100万円!
【スケジュール】
2023年10月 竹林整備・加工場整備開始済(DIYによる)
11月 クラウドファンディング開始
今後随時加工場整備及び集落行事途中経過報告
2024年1月 クラウドファンディング終了
2月 保健所等の許認可申請
3月 メンマ製造に向けレシピ等開発
4月 営業開始
目標金額に達成しなかった場合でも、不足する資金は運営メンバーで補填を行い、記載のスケジュール通りにメンマの加工場を立ち上げます。リターンも必ずお届けしますのでご安心ください。
※ 新型コロナウイルス感染症の影響等、想定外のことが起こった場合はスケジュールが遅延する可能性もございます。その場合は支援者のみなさまにお知らせします。
メンマ加工場として改修する納屋の様子はこちらです。
加工場に改修する予定の納屋
築90年になる納屋の中には、年季の入った食器類なども多く残っています。
加工場に改修する予定の納屋の内部。大掃除がひと苦労です(汗)
メンマの試作会も集落のメンバーで行いました。
タケノコの収穫期後に、地域住民で幼竹を切り出し、国産メンマの原料として約100キログラムほど塩漬けしました。
メンマを使った料理の試食会。味見だけでなく、会話に花が咲きます。
プロジェクトを支援していただいた金額にあわせて、リターンをご用意しています。
リターン品は応援してくださった皆さんに気持ちに感謝し、大崎町のふるさと納税でも人気の品をご用意しています。
・みんなの居場所づくりを応援コース(3,000円)
・障がい者就労支援コース(5,000円)
鹿児島県大崎町の農園で有機肥料・農薬完全不使用で栽培された桑抹茶です。
・疲れた体に晩酌コース(10,000円)返礼品の焼酎「宮園」。地域住民からも愛飲されています。
・コミュニティFMラジオ出演体験コース(10,000円)
コミュニティラジオFMおおさきへ出演
・元気をつけようスタミナコース(15,000円)大崎町産ウナギ蒲焼
・晩酌&スタミナコース(20,000円)
・⽵炭づくり体験コース(25,000円)
・大崎町特産品コース(30,000円)
・大崎町の魅力体験コース(35,000円)
この集落は高齢化率が50%を超えている一方で、農業生産法人で実習している東南アジアからの外国人技能実習生も多く住んでいます。
日本全体が縮小傾向にある中、言語や文化の違いなど、お互いへの理解を深めながら、共に生きていくためにみんなの居場所をつくり、持続可能な集落経営モデルを創っていきたいです。
そんな私たちの挑戦を温かく見守っていただけたら幸いです。
応援よろしくお願いいたします。
集落内の清掃作業時の写真(外国人も多数参加しています)
3000 円
5000 円
10000 円
残り9枚
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残り17枚
15000 円
残り23枚
20000 円
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25000 円
残り25枚
30000 円
残り9枚
35000 円