縄文大工と監督の、不思議な出会い
vol. 11 2024-12-05 0
おはようございます!
監督のにしやまでございます。
さて、縄文大工・雨宮国広と監督・にしやまゆうきがなぜ、どこで出会ったのか?
プロジェクトページ内でほんの少しだけ触れておりますが、出会ったのは2019年6月1日、『台湾の田舎の砂浜』でした。
国立科学博物館を中心に行われた実験考古学『3万年前の航海 徹底再現プロジェクト』で、台湾から与那国島まで、黒潮を突っ切って渡るための丸木舟を作ったJomonさん。台湾東部・烏石鼻(うしび)というところの砂浜に臨時で作った丸木舟置き場に、ひとりテントを張ってずっと丸木舟と一緒に過ごしていました。
そしてプロジェクトの様子を記録するための撮影に行ったクルーの中に混じっていたドローンオペレータのにしやま。
映像記録の監督・門田修さんから「石斧の達人がいる」ということを聞いていて、実際に丸木舟を作る様子を事前に映像で見せてもらっていたので、「こりゃーとんでもない人だ」というのが第一印象でした。
Jomonさんは漕ぎ手たちの要望と海の厳しさを聞きながら現地で丸木舟に改良を施し、少しでも黒潮の急流に耐えられるような舟を作り上げました。
まさにプロフェッショナル。プロの縄文大工の仕事を見ることができました。
…でも現場を離れるとやたらニコニコしたオッチャンだなぁー、と(笑)
まさかこの人の映画を近い未来に撮ることになろうとは全く思わず、ただただ楽しい時間を過ごしたもんです。
丸木舟が台湾を出発するときはJomonさんは所用のため現地にいませんでした。
にしやまは伴走する船に乗って、50時間ほど太平洋でドローンを飛ばしてました。
そして、与那国島の浜についにゴール、というとき…
毛皮を着たオッチャンが1人いるじゃないですか(笑)
ゴールに立ち会いたくてJomonさんは与那国島にやってきたのです。
そのゴール時、大声で漕ぎ手に呼びかけるJomonさん。漕ぎ手の5人よりもある意味やたら目立ってしまうJomonさん(笑)
【参考映像・時事通信】
あれから5年、こんな不思議な映画をリリースすることになりました。人生どこで何があるかわからないですね…
ここまで面白い人、そうそう出会えるものではありません。
本当に偶然。たまたま。
だからこそ貴重な機会を得ることに感謝です。
さて、12/7-8は山梨・西湖にて先行上映会です!
もしよろしければこちらにお越しください!
Jomonさんとにしやまが揃ってお待ちしております!
※HAMAYOUリゾート様の『コッコ祭り2024』イベント内での開催となります。
コッコ祭り2024には入場券が必要です。以下のHPより事前にご購入下さいませ。
https://kokko-fes-2024.hamayouresort.com/