映画監督の松永大司さんから応援コメントが届きました!
vol. 30 2020-05-07 0
『ハナレイ・ベイ』『トイレのピエタ』『ピュ〜ぴる』の映画監督・松永大司さんより、応援コメントが届きました!
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自身の映画監督デビュー作品であるドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」は2011 年3月末から渋谷ユーロスぺースにて公開が開始された。
当時、東日本大震災の直後ということもあり、映画の宣伝をする事を自分は躊躇していましたが、作品を観てくれたお客さんから「こんな時だからこそ、この作品を観れて良かった」という感想をもらった時、映画が持つ力を改めて感じました。
世界はかつて僕らが経験したことのないような事態が起きています。
そんな今、皆それぞれ大変な時に、映画を、ミニシアターを救って欲しいとお願いをする事は心苦しくもあります。
しかし、このまま多くのミニシアターが閉館されてしまうと、再び再開する事は非常に困難だと思います。
こんな時だからこそ、映画が力を与えてくれると信じています。
僕らがこれからも映画を通して観客の皆さんに何かを伝える事ができる為にも、どうかミニシアターが存続できますよう、支援にご協力をお願いいたします。
松永大司(映画監督)
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東日本大震災後、お客さんから頂いた言葉を通じて、映画の力を感じたという松永監督は、「皆それぞれ大変な時に、映画を、ミニシアターを救って欲しいとお願いをする事は心苦しくもあります」と迷いながらも「こんな時だからこそ、映画が力を与えてくれると信じています」と力強く綴ります。
クラウドファンディングも今日を入れてあと8日間となりました。「ミニシアター・エイド基金」、そして全国のミニシアターへ、皆さんの生活に支障のない範囲でのご協力を賜れたらと思います。よろしくお願い致します!
■松永大司監督プロフィール
2010年、性同一性障害の現代アーティスト・ピュ〜ぴるを8年間追ったドキュメンタリー映画 『ピュ〜ぴる』(11年) を完成。同作は第40回ロッテルダム国際映画祭、第11回全州国際映画祭、パリ映画祭など数々の映画祭から正式招待され絶賛された。2015年には初の⻑編劇映画作品『トイレのピエタ』 (野田洋次郎初主演)が新宿ピカデリー他にて全国公開されてスマッシュヒットを記録。本作にて、第20回新藤兼人賞銀賞、ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞などを受賞。
2017年は、15年振りに復活を果たしたTHE YELLOW MONKEYの2016 年一年間の活動を追ったドキュメンタリー映画『オトトキ』が公開。さらに 2018 年は、国際交流基金×東京国際映画祭による「アジア三面鏡」企画第二弾に、アジア気鋭の監督の一人として参加。『碧朱』が東京国際映画祭で上映された。最新長編作品は村上春樹原作『ハナレイ・ベイ』(2018/吉田羊、佐野玲於、村上虹郎出演)。