もうひとりの店主 さくらこです!
vol. 2 2025-09-10 0
一緒に切り盛りしていく、私の姉の桜子からも皆さんへメッセージを。
世界的演出家の蜷川幸雄さんや野田秀樹さんの舞台へ数々出演し、女優として活躍する中でも、私の一念発起をいつも応援してくれ、お店を一緒に切り盛りしよう!と腕をぶん回してくれていますのでぜひよろしくお願いします!
*************
こんにちは。ももこの姉の、さくらこです。
かれこれ15年くらい前でしょうか。海外ビールを入り口にビールの多様性と奥深さに出会い、そしたら国内にこんなにも美味しいクラフトビールが(当時はまだ、「地ビール=ご当地ビール=地名がついてるだけで美味しくない」といったマイナスの印象が圧倒的でした)こんなにもたくさんあるんだ!と目から鱗が落ち、あれよあれよとその魅力の虜となり、当時まだ多くなかったクラフトビールの専門店で働き始め、いつの頃からか「自分の好きなビールだけを出す、自分の店を持ちたい」なんて夢を描くようになりました。
でも、自分には捨てられない「演劇」って仕事もあり、両方なんて無理だからと、老後の夢みたいにボンヤリ温めながら、たぶん、ボンヤリ諦めていたんだと思います。
そこに、愛妹・ももこです。
私同様ビールを愛し、そしてビールに愛されたももこが。
コカコーラというバリ素晴らしい会社でバリキャリでバリ信頼を背負ってバリすごい重要な仕事を支えていたももこが。
「一度の人生、自分のやってみたいことをやりたい」
人生の面舵を切ったのです。
コカコーラを辞めて、ビールを醸造して、自分の作ったビールを飲んでもらえる酒場をやると。
「お姉ちゃんと一緒にやりたい」
いや、そう確実に言われたかどうかもはや覚えていないのですが、そんな話をしたような気がします。
嬉しさと、ももちゃんの決意への敬意と、なんかもういろいろで、夜空に吠えたことを覚えております。
ご近所迷惑千万です。
でも、だって、最愛の妹と共愛の酒場をつくるという、夢以上のことが、実現するんです。
通報されたとて悔いはないのです。
小さいころ、「いもうとがほしい」というのが夢でしたので、ももちゃんには、生まれてきてくれたことに次いで、わたしの夢を叶えてもらうことになりました。
開店に向けては、99.9%ももこが奔走しており、私はといえば給水所で水渡すくらいのことしかできてないんですが、マラソン中に水と見せかけこっそりビール渡すくらいには気の利く相棒でありたいなと思う所存であります。
ビールの好みを何周もしてきた我々が究極に目指すは、ずーっと飲み続けられる、疲れないビールです。
それに合う、1人でも食べやすい、ハラペコにもチョイツマミにもお応えできるお料理も、ご用意致します。
そして、ここまで奇跡みたいに応援してくださった大大大好きで敬愛するブリュワリーさんのビールも併せて楽しんで頂けるご用意もできそうで、お客さま以上にワクワクしております。
あっ、2人とも、ビール以外のお酒も大好きなんですけど、その辺りはまた、次の機会に。
- 前の記事へ
- 次の記事へ