NY ストリートフォトと谷川俊太郎氏の言葉から生まれたフォト絵本
「 記憶と空想 」出版企画

出版物の印刷は最終段階に進んでいます。

クラウドファンディングに参加してくださった方々のお名前を載せるページの
色校を行っています。

このページでは、グレーの紙に

①白のインク
②シルバーのインク

昨日は両者の色校の結果が届き、どちらかを選び校了の予定でした。

最初は白のインクを推していましたが、なんとなくぼやけて見えてしまうと感じにちょっとガッカリしていたのですが、デザイナーの九谷さんと話す中でシルバーのインクのかっこよさが分かってきました。デザインとしても最高です。

シルバーのインクは、角度を変えるとよく名前が見えるという仕組み。
これはデザイナーさんも私も見るまで想像できなかった構造。

ただ、フォントをもう少し大きくしたい！！！

皆様のお名前だから、これもやっぱり最後まで諦められなかった。

本来なら校了しなくてはならなかったところを、山田写真製版所さんの営業板倉さんのご尽力と、追加の出力料で、もう一回色校を出していただけることになる。（感謝）

お名前掲載のページのイメージは、かっこいい外国のデザイン風で！ウォーリーをさがせ状態ではありますが、素晴らしく仕上がっています。色校を拝見して、九谷さんと相談し、最終的に決めたいと思います。

銀塩写真は英語ではSilver Printというところから、シルバーという色には拘りがあります。
銀を使ってプリントする銀塩写真。NYのスタジオの暗室ではかぞえきれないほどの時間を過ごしました。一枚一枚、鶴の恩返しかの如く命を込めてプリントしてきたその日々が、この一冊につながっていると思うと感慨深いです。

皆様には、この素人が作る渾身の一冊を楽しみにお待ちいただけましたら嬉しいです。
9月9日出版に向けて、たくさんの匠の技が集結しています。

そして皆さまの愛を載せさせていただき完成する一冊。また、皆様の温かい想い、ご支援、いつもの応援、そしてそばにいてくださる方々、本のことを想ってくださる皆様に本当に感謝しています。

写真は斜め下から撮影したもので、光の当たり具合によって見え方が面白いです。