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コンテンポラリーダンス公演 mellem to をデンマークとドイツをクラウドファンディングで実現!
菅原圭輔とChristina Dyekjærの共同プロジェクト:mellem to
共にダンサー、振付家として活動する2人のコラボレーション第1作目をデンマークとドイツで公演するための支援募集です。
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ドイツ・ベルリン在住のダンス・パフォーマー。アメリカ・アラスカ州で舞台芸術をJody Reedに学ぶ。日本に帰国後、2007年より舞台を中心に様々な振付師、演出家の下でパフォーマンスを行い、2017年にドイツに活動拠点を移す。ベルリンで創作を行いながら、日本、デンマークでの滞在制作や公演、イラクで開催された演劇フェスティバルへの参加など、世界各国で幅広く活動中。2020年からは音楽家や映像作家、俳優、作家など、ジャンルの垣根を越えて様々なアーティストと協働しながら、実験的パフォーマンスや映像作品など、舞台のみに捉われず身体を用いた新しい芸術の在り方を探し始める。
菅原圭輔とChristina Dyekjærの共同プロジェクト:mellem to
共にダンサー、振付家として活動する2人のコラボレーション第1作目をデンマークとドイツで公演するための支援募集です。
ドイツに拠点に置く菅原圭輔とデンマークに拠点に置くChristina Dyekjærの共同プロジェクト/コンテンポラリーダンスパフォーマンス, mellem to 。第1作目 の en mand, der sidder navnløs, en kvinde med en Lanterne (虚無の人。灯を持つ人。) をオーデンセ(デンマーク)のTheater Momentumにて8月に初演。その後、ベルリン(ドイツ)のTheaterHaus Berlin Mitteにて9月に公演をいたします。プロジェクトとして自主公演をヨーロッパで成功させたい!と思い今回ご支援の募集いたしました。
- 公演詳細 -
2019年 8月15日 19:30- (現地時間) 一回公演
会場: Theater Momentum , Odense, Denmark
座席数:133席
2019年 9月21日 一回公演
会場: TheaterHaus Berlin Mitte , Berlin, Germany
座席数:60席
私たちは本プロジェクトを通して主に 身体と空間 / 他者との関係性 の在り方を探ります。
必ずしも「作品の創作」のためだけに集い、活動するのでは無く、長期的/ 継続的にリサーチを続け、互いの興味がある事柄 / 対象物を 視る 。そして、それがどう発展し、作品という形になり得るのか。このプロジェクトはそこから始まりました。
”視る”という行為。それが自分たちにとって何を意味するのか、自分たちの身体を通して探求するためにパートナーシップを組みプロジェクトへ発展させました。
2体の身体間で起こること、それは目に映るものだけではなく、もしかしたら、とても静かに自分たちと共に有るのかもしれません。
舞台人としてだけではなく、人にとって”自我”というものは何か。そして”他我”というものは自身にどう関係するのか。それは曖昧で、観念的なものかもしれません。ですが、それらは私たちにとってとても興味深い分野です。互いの身体や感覚などを通して、チームとして継続して探求していきたいです。学んできたことや、背景が異なる2人ですが、様々な土地での経験や記憶を手綱に創作していきます。
Instagram: mellem_to
en mand, der sidder navnløs, en kvinde med en Lanterne
デンマーク語で 虚無の人。灯りを持つ人。と題した本作。
約45分間のパフォーマンスは3部構成で、静寂な風景に基づき創作しています。空間内に物体として存在する2体の身体。それらのシーンは断片的ですが、感覚的な対話や空間の共有を通して、互いの行動に対する理由や意義を探します。そして、時間の経過というものがどのように自分たちの身体に影響を与え、それがどう変化していくのかを”視て”いきたいと思っています。
1部は昨年、ベルリンのTheaterHaus Berlin MitteにてAika Tsuchidaさんと共にWork in progressという形で発表した" mellem to"を主軸に新たに創作しています。
2部はデンマーク在住の映像作家のLasse Milek氏とコラボレーションし、短編の映像作品と共に創作しています。自身にとっては新しい試みですが、映像と生身の身体がどう溶け込んで形になるのか楽しみです。
3部は、"身体と空間" に目を向けて創作しています。"踊り"という枠の無い自由な表現法で何ができるのか、それまで物体として点在していた身体が空間の中で息をする。その瞬間、自分たちの身体や感覚にどんな変化や影響があるのだろうか。作品のメインパートであり、よりシンプルに、そしてインスタレーションのような静寂が持つ美しさについて焦点をあてています。
"mellem to" at TheaterHaus Berlin Mitte (2018) with Aika Tsuchida
trailer from the 1st period of working together in Odense, Denmark
2部のコラボレーター、映像作家:Lasse Millek
Lasse Millek
デンマーク、オーデンスにて活動する映像監督兼編集者。ヨーロッパにて数々の短編映画の制作に携わる傍ら、製品のプロモーションや劇場での撮影も行う。
Christina Dyekjær: -ダンサー/振付家/教育者-
ドイツ、ベルリンのDanceWorksにてステージダンスの学位を取得。 イタリアのカンパニーFrancesca Selva Dance Compagniaに参加。 その後、Zooz Approachと出会い、創設者であるOpay L. Goldbergの下でダンサーとして活動。 またベルリンのDeutsche Operにてゲストダンサーとして出演。 ダンサー・振付家としてインド、ノルウェー、ドイツ、イタリアなど世界中,様々なアーティストとコラボレーションして数多くの公演を行う。 現在彼女はマーサグラハムテクニックの研究のために定期的にニューヨークへと渡り、 デンマークのOure College of Sports & Performing Artsで講師を務める。
菅原圭輔: -ダンサー/振付家/アーティスト-
アラスカ州アンカレッジにてダンスやPerforming artsをJody Reedに師事。 帰国後、単身バックパッカーとしてヨーロッパ各地を巡る。 ダンサーとして日本で活動後、2017年よりドイツ、ベルリンに拠点を移す。フリーランサーとして自身の創作活動やダンサーとして様々な振付家のプロジェクトに参加。音楽家やビジュアルアーティストなどとも協働する。2018年 solo作“Afterglow”をドイツ、Nürnbergで発表。2019年 Chikageとの共同作品”Wind aus dem Norden”を東京で発表。OFAC Projeckt ”Mildred”の主催メンバーとしてベルリンを中心に活動中。
HP: keisuke-sugawara.com
Instagram: @k_ske.s
Facebook: @KEISUKE0622
2017年、クリスティーナが所属しているZoozというグループのワークショップがあり、そこで彼女と出会いました。創作作業を通し共に動き、その後も仲の良い友人として親交があったのですが、2018年より彼女が教育者として母国デンマークに帰国することになりました。
しばらく経ったのち、僕自身がパフォーマーとしてだけではなく、創作しながらもドイツで活動していきたい。と強く思うようになり、その旨を振付家でもある彼女に伝え、共に活動する運びになりました。そして、昨年より mellem to プロジェクトを立ち上げ、定期的にまとまった創作期間を置いて活動しています。現在お互いの拠点がドイツ、デンマーク間と異なるために具体的な活動内容としては、一度につき10日間という創作・活動期間を設けて、3ヶ月毎に集まり活動しています。ヨーロッパ諸国で数多くあるレジデンスプログラムに習い、短期的で濃縮された創作/ リサーチ期間を共有するのが目的です。そして1年を目安に活動経過を作品として発表。年度によってリーダーを設け、もう一人はサポーターとして相手を支える。というルールの下で活動しています。
1年目の現在、デンマークのOrue大学(クリスティーナが講師を務める)に場所を提供してもらい、2018年11月に第1回活動期間。第2回活動期間を2019年3月に終えました。第3回を7月に、そして本公演に備えて第4回を8月に予定しています。
10日間という限られた期間ではありますが、共同生活を通して互いが着目している事柄や興味、時には違う芸術について協議する。そして、そこから派生するイメージを実際にスタジオでリサーチする時間は、自分たちにとって有意義だと感じています。その延長線上に生まれる”それ”をプロジェクトとして定期的に発表していきます。
本プロジェクトは、日本にいる皆様からのご支援と現地からのサポートを合わせて公演を実施したいと思います。皆様からのご支援に関しましては公演制作費の中から劇場費用と渡航費に使わせていただきます。
合計: 160,000円
本プロジェクトは実行が決まっています。今回皆様に頂いたご支援はパフォーマンスのクオリティの向上に使用させて頂きます。
当クラウドファンデングを見て頂き、ありがとうございます。
ベルリンに活動拠点を移し約2年。自主公演を行えるという環境、そしてそれをサポートしてくださる方々がいて、さらには共に活動してくれるパートナーがいることにとても感謝しています。
今回、日本の皆様にご支援をお願いするということは、自身にとって一つの大きなチャレンジですが、是非成功させたいのでお力をお貸ししていただければ幸いです。
何故今回日本の皆様にもご支援を募集するのか。
それは、自主公演、本プロジェクトに関して細部までこだわりたいという、創作者の思いからです。近年、自身が身を置く舞台芸術とは、総合芸術だと思うようになりました。というのは”踊り”という枠を超え、空間、衣装、音楽、照明から小道具に至るまで、一つ一つが自身の作品にとって大切な一部分であり、創作をするにあたって重要な要素となります。また、作り手が対価を得られるのと同じように、プロジェクトに携わってくださる方々、自分が信頼するメンバーにはそれ相応の対価を与えたい、その上で継続的に創作活動をしていきたいと思っています。ですが現在、現地にいて得られるサポートのみではまだ実現が難しい状況です。なので、今回皆様にご支援頂き、今の自分が”良い”と納得出来るものを妥協せずに、出来るだけそのままの形で発表したい!と思っています。もちろん、初めから全部思い通りに、という訳にはいきませんが、少しづつ実現していきたいです。
そして、そういった海外での経験をご支援して下さる方をはじめ、日本の皆様にもお返ししたいと思っています。 mellem to の活動を日本国内でも実施出来るように精進いたします。その第一歩として、今回クラウドファンデングという形でご支援を募集させて頂きました。
皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Christina Dyekjærについて。
彼女と僕は学んできた事や背景、活動してきたフィールドや経験も異なります。ですが、だからこそお互いに違った色の刺激を得られるのだと感じています。彼女が着目する事柄、張り巡らせる思考、物事に対する姿勢や捉え方など、一つ一つが自分にとってはユニークでいて斬新です。そして、彼女は常に新しいアイディアやイメージを与えてくれ、クリエイティブに自分をサポートしてくれます。互いに創作者として、見たいものや譲れないものがあるので、時にはあーでもない、こーでもない、と討論になりますが、その時間もとても自分にとっては大事な時間です。
感覚に優れていて、物事に対して常に真っ直ぐと対峙する彼女。そんな彼女と同じ空間を共有し、共に動き、探求する時間は、自分にとって自然と安心できます。これからの創作過程で互いが作品上でどんな言葉を交わし、それをどう解釈していくのか。2体の間で起きる事をじっと見つめたいと思います。
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そして、今回の公演ですが、上記の公演とは別にクリスティーナが講師を務めるデンマークの大学でもパフォーマンスを行えることになっています。本プロジェクトの創作の場を提供して下さっているこの学校は、様々な年齢の方々がスポーツや芸術を学びに来ています。広大な敷地に1つのコミュニティとして成り立っていて、多くの生徒や教師もその中に暮らしています。教育や芸術に多くの金銭的サポートをしている北欧のデンマーク。その環境下で伸び伸びと活動する学生等との交流、そして、彼らの創るものを目にし得たアイデアも数多くあります。そういった場所で学生や教師の方々に自分たちの作品を観てもらうというのは、自分にとって大きな経験になると思っています。土地や環境が違う場所で、自身の創作がどんな風に届くのか、どんなフィードバックを頂けるのか、今からとても楽しみです。
この度は私たちの活動に興味を持っていただき、本ページをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
本プロジェクトは私にとって、新しい文化、新しい身体、そして新しい友人と出会わせてくれる、とても繊細で貴重なものだと感じています。私たちは現在、別々の場所で暮らしており、そう簡単には顔を合わせることはできないため、プロジェクト発足当初は驚きもありました。ですが同時に、私たちの間( in between )に“何か”、強いて言うならば、物事へ対する共通の関心があることを認識していた為、共に活動する必然性を感じました。
”2つの身体がどのようにお互いに干渉し、その際に起こる、目に見えない感覚的なものを探る”
私たちが感じ取った互いの共通関心というものは、作品作りを通し、また議論する過程を経てより明確に、より興味深くなりました。
私はこの活動を通して、継続的な観察や探求を、私の母国であるデンマークと、彼の現在の活動フィールドであるドイツで発表できることをとても楽しみにしています。私はこれまで主に海外で活動をしていたため、デンマーク国内で公演をするのは私にとっても初めての試みです。
そしてその後、日本で公演できる機会を設け、皆さまにお会いできることをとても楽しみにしています。
---------------------------------- 以下原文
First of all thank you so much for showing interest in our project by reading through our page.
This project is for me very delicate and precious as it is a first encounter with a new culture, new body and a new friend.
As the project started it was for me a surprise but also inevitable. Surprised because it came up when it was no longer the easy way to go, as we both live in different countries, but inevitable as there were something in between, lets say a common curiosity about how we make decisions.
It have for now been an interesting process of working and discussing such a universal theme,
as how two objects intervene with each other and all that in between which is not always seen but felt.
I am looking much forward to share our observations and continuous research with others first in Denmark, which also for me will be my first time performing in my birth country, and later in Germany and hopefully also Japan.
Thank you for your support. Christina Dyekjær
mellem to として今後も継続して活動していきます。先に述べたようにお互い活動場所が離れているため、毎日スタジオで顔を合わせ、頻繁に時間を共有するというのは現在は難しいですが、自分たちの方法で新しいものを生み出していきたいと思います。そして、可能な限り長期的な視点でプロジェクトを発展させていきたいと思っています。お互いが様々なジャンルの芸術分野に興味があるので、毎回違うアーティスト(音楽家やビジュアルアーティストなど)とのコラボレーションもしていきたいと話しています。そして、少しずつではありますが、日本国内でも2人でパフォーマンスを行えるようにと計画しています。今回ご支援してくださる皆様にも、その目で本プロジェクトを見ていただける機会を設けられるように、引き続き活動していきます。その際は皆さまに先行、優先的にお伝えさせて頂きます。早い段階でまた良いお知らせができるように、まずは本作をヨーロッパで成功させます。
皆様ご支援のほどよろしくお願いいたします。
代表:菅原圭輔
1000 円
3000 円
5000 円
10000 円
残り3枚
20000 円