アルバム制作に携わるメンバーを紹介します④
vol. 4 2020-04-28 0
アルバム制作に携わるメンバーを紹介します④
こんにちは、松本佳奈です。
ファンディング終了まで残り3日!今回のアルバム制作に携わってくれるメンバーやご協力下さった方々をご紹介します。本日は、チェリストの白神あき絵さんです。
2012年は私にとって再生の年でした。東京での音楽活動に限界を感じて、生活もボロボロで、夜逃げするように木更津に帰った2010年。もう音楽で表舞台に立つのはやめて定職に就こうとしていたあの時期、「Stringsを世に出そう」と声を掛けてくれた時乗浩一郎プロデューサーとの出逢いによって『生きているだけの価値』というアルバムを作ることになりました。
白神さんと初めて会ったのは「Strings」「価値」のレコーディングでした。私はそれまでチェロの音色というものをまともに聴いたことがなかったと思います。
チェロとピアノと歌だけで始まる冒頭。重苦しい、自分で行き先を決めることのできないどうしようもなさや、嘘をついて「相手が求める自分」を演じければそのコミュニティで生き延びていけない苦しさ。それまで、そんな感情を表せる手段は自分の声だけでした。けれど白神さんのチェロは、一人きりで走る私にそっと伴走してくれるような、静かで深い、温かな音色だったのです。
安心、という表現がしっくりくる。白神さんのチェロは、私にとって安心する音です。それは、音色から白神さんのこれまでの人生や人柄を感じるからなのかもしれません。
撮影 岡野悟朗
今回のアルバムではチェロとピアノだけのシンプルな編成が主軸になる予定です。弦アレンジは、白神さんとの縁をくれた時乗さんにお願いしました。レコーディングが本当に楽しみです。
そんな白神さんからもコメントをいただきましたので、紹介させていただきます。
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佳奈ちゃんファンの皆様へ
レコーディングに参加させて頂く、チェリストの白神あき絵です。
佳奈ちゃんとは気付けばもう長いお付き合い!になりますが、年齢を重ね、家族が増えていくなかで、しなやかに優しさや強さを増していくその姿はいつも眩しく映ります。そして、そんな彼女が大好きです。
可憐な見た目からは想像できないくらいの力強さを持った歌声と、まっすぐな歌詞。
自分らしく、そのままで良いんだよ!という彼女からのメッセージに励まされた方は沢山いらっしゃると思います。
佳奈ちゃんを取り巻くスタッフの方々も皆さんそれぞれが、自分の得意なことを自分のペースでまっすぐに取り組んでいらして、佳奈ちゃんといると皆が自然体でいられるようになるんだなぁと思います。
今回のアルバムは、今まで以上にそんな佳奈ちゃんの魅力が伝わる、愛に溢れた作品になること間違いなし!です。メッセージを彩るお手伝いが出来ることに感謝しています。
白神あき絵
千葉県産まれ。10歳より、小学校のオーケストラ部でチェロを始める。
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業式。
財団法人ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現千葉交響楽団)に7年間在籍した後フリー奏者になる。オーケストラ、レコーディング、個人レッスン、ミュージカルなど様々なジャンルで活動。
参加した主な作品はライオンキング、オペラ座の怪人、ウエストサイドストーリー、レミゼラブル、ミス・サイゴンなどで演奏に参加している。
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あと3日、ご参加お待ちしています。
□軽やかなエッセイを綴るようにCDをつくる。松本佳奈 6thAlbum『私の日常』制作プロジェクト
https://motion-gallery.net/projects/matsumotokana_6th