私たちのこだわり!なぜまるっとみんなで混ざりあうことにこだわるのか?
vol. 1 2024-10-06 0
例えば、障がい者。
なぜ「差別」は起こってしまうのか?
以下のような調査があります。
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ーあなたは差別や偏見のない社会を実現するために、どのようなことが必要だと思いますか。ー
◯差別・偏見は絶対に無くならない。子供の頃から、障碍者と健常者が混ざって同じ生活をする。「こんな人・あんな人も居る」と大人が教えないと、子供の頃から偏見を持つと思う。(40代/女性/身体障がい)
◯小さい頃から障がい者と触れ合える環境整備(30代/男性/精神障がい)
◯障がい者を個性のある人だと思ってほしいなと思いました。障がいだから要らないではなくて同じ仲間だと思っていただくことですね。(50代/女性/身体障がい)
◯ノーマライゼーションは互いに違いを解り合うということであるなら障がい当事者と健康と言われる人達が本当の意味で交流しなければ何も変わらない。(40代/男性/身体障がい)
◯差別や偏見のない社会の実現については、理想像であり非現実的だと思うが、障がいに対して健常者たちの関心を持たせることができれば、少しは変わってくるのだと思う。まずは関心をもってもらわないと、その場は理解したとしても興味がなければ結果的に忘れてしまうのだから(40代/男性/精神障がい)
◯障がいを「個性」と捉えて、できることできないことをしっかりと理解したうえで、できることは自律性を持つようにし、できないことを支え合い助け合う気持ちを持つことが必要と考える。(40代/男性/精神障がい)
◯ヘルプマークをつけていても、優先席を譲らない人も多いし、子どもの頃からの教育は必要だと思う。特別視ではなく、同じ人間としていろんな人が居るんだと分かってほしいです。(40代/女性/精神障がい)
株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所調べ」
「障がい者に対する差別・偏見に関する調査」(アンケート期間:2017/8/4~2017/8/10/有効回答者数:326名)
https://www.gp-sri.jp/report/detail031.html より抜粋
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この調査は障害者の調査に限定されてますが、国籍の差や年齢の差などにおいても同じことがいえるのではないでしょうか。
まざり、交流するという経験があれば、その時会った方の顔やその情景を思い浮かべ、想像を及ばせながら行動することができる。特別なこととしてではなく、自然に接したり手助けをすることができるのではないかと思います。
そのことは、健常者と呼ばれる方にとっても、世界基準の常識を備え、豊かな人間になることなどにも一役かうことができるでしょう。
だから、まるっとまざることがこの映画祭のこだわりでもあります。
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