こころの揺らぎが、描かれてます。初回本読みでした。
vol. 21 2015-08-03 0
マメヒコピクチャーズ『ゲーテ診療所』のフサコです。
さて、先日は本読みがありました。
待ちに待った脚本『ゲーテ診療所〜とうさんのティラミス〜』
フサコはこの日初めて目を通します!
とうさん!?ティラミス!?まぁ、どんなお話しなんでしょう。
早速本読み開始。
井川監督!診療所によく来る患者、ヨシヤとヨシオ役も演じますよ。
監督の演技は常に皆を笑いの渦に巻き込みます!
ゲーテ先生役、増原英也さん。いつもと変わらず堂々の風格、そして朗々としたお声です。
口のきけない音楽家 田畑ソラ役渡辺定路さん
普段はサックス奏者のジョージさん。なんともいえないたたづまいをお持ちで素敵です。
田畑真喜男(マキサン)役、田村泰二郎さん。
初見の本読みにもかかわらず、 ああ、こういう人居るよね、きっと。というような説得力にあふれた存在感です。
息子のヒロとともに北海道で農業をやっている、田畑春子役の三須知子さん。
マメヒコのお芝居では 『ルンルー通りの三角形』でも堂々たる演技でした。今回はちょっと可愛いシーンも。キュートな演技が光ってます。
小さなツモリ製薬会社の社長役、津森孝平さん。(写真右)
みんなを理解している、懐の大きい役です。普段はマメヒコがお世話になっている印刷屋さんでいらっしゃいます。演技は初挑戦だそうです。
ツモリ製薬の専務で津森社長の息子役、清水幸夫さん。(写真左)マメヒコのお客様で、こちらも演技初挑戦。優しい空気と、ちょっぴりコミカルさを感じる存在感がたまりません。
この写真のお二人!本当に親子みたいですよね!!
産婦人科の婦長である、遠山リョウコ役、谷川恭子さん。笑いながらお話しする様子がなんとも魅力的。谷川さんが話すとみんながほっこり笑ってしまう!そんな方です。
シングルマザーの看護師である、木野カスリ役 鷲尾麻衣さん。
普段は声楽家として活躍されている鷲尾さん。元気なキャラクターがなんともパワフルでエネルギーにあふれてます。
カスリの無口な息子、木野タクヤ役、小林祐希くん。
もうなんともいい感じの彼。フサコは彼に初めて会った時にあまりのかわいらしさに、突然、頭なでに行きましたね。
夜勤を拒否している看護師、安田サナエ役、金そよんさん。
マメヒコのお芝居では『ルンルー通りの三角形』に出演されていたそよんさん。
舞台の窓から顔を出して、ため息をつく、その横顔の美しさをフサコは忘れられません。
今回は自分の意見を主張する看護師さんの役です。どんな風に演じられるのか楽しみです。
代理人、佐々木役 の影山知明さん。いつもは穏やかで優しいの影山さんですが、今回は、ゲーテ先生に立ち退きを迫る!という役柄です。
監督曰く 、明るくひどいことを言う人!?だそうです。
そして、山本芙沙子はゲーテ診療所の看護師フサコさん役。
(自分の写真撮り忘れました。)
役のフサコさんも本当の私と同じ妊婦で、今の自分の状況と重なるところもあり、心に刺さるリアルさを持って描かれてました。
短いセリフの中で、おおっと、こう来ましたか!、というところがいくつかあって、フサコは動揺。。。
なんだかさみしくなってしまい、一回目の本読みではいつものフサコさん方言ではなく標準語でセリフ口走ってしまいました。二回目では頑張って方言で読み直しさせてもらいましたが、、、、しっかりしんとダメですね。
井川監督の脚本のすごいところは、そう、この、リアルさなんです。
出演者の皆さんもリアルななにかを感じつつ、本読みをしたのではないでしょうか。
ひとりひとりに、丁寧に当て書きされた脚本。
人物の『こころの揺らぎ』がとてもいきいきと描かれています。
いい本です。
皆様楽しみにしててくださいね。