プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
SF映画『巻貝たちの歓喜』制作をクラウドファンディングで実現!
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
ALIQOUI Filmは関東近辺で活動する、主に自主映画をメインとした映像制作団体です。 ★映画『巻貝たちの歓喜』公式Facebookページ https://www.facebook.com/makigaitatinokanki/ ★映画『巻貝たちの歓喜』公式Twitter https://twitter.com/makigai_movie
突然変異により毒を持った巻貝を食べた人は愛する者の幻覚を見る。幻覚に誘われた彼らが向かう先はー?映画祭入賞多数の齋藤新監督が放つ長編SF映画です。自主映画ならではの異色のストーリー。ぜひあなたもこの映画に参加しませんか?
映画『巻貝たちの歓喜』制作支援プロジェクトのページをご覧いただきありがとうございます。
ALIQOUI Film(”アリクイフィルム”と読みます)は、夫婦二人でコツコツと丁寧に映画を作る映像制作団体です。現在は主に関東近辺で撮影していますが、4年前までは長野県松本市を本拠地として作品を作ってきました。
< 主な作品一覧 >
・2006年制作『猫とり名人』上田城下町映画祭入賞
・2008年制作『Soulmate』商店街映画祭ALWAYS松本の夕日 最優秀賞
・2010年制作『せば・す・ちゃん』小津安二郎記念蓼科高原映画祭入賞
・2012年制作『罪と罰と自由』日本芸術センター映像グランプリ グランプリ賞他
・2013年制作『チクタクレス』小坂本町一丁目映画祭 入賞
・2016年制作『唯一、すべて』ラブストーリー映画祭ノミネート他
< 監督・齋藤新からのメッセージ >
私が世界中の音楽の中で最も好きな楽曲はベートーベンの交響曲第9番です。特にフルトヴェングラーが指揮した第9は一度聞くとそれ以外の第9が聞けなくなるほど、中毒的にのめり込ませる不思議な力があります。
フルトヴェングラーは知れば知るほど面白い人で、彼がナチス政権時代のドイツで、芸術のためにナチスと闘っていたこと、戦争、独裁という暗い時代の中で美しく情熱的に音楽を奏で続けていたことを知りました。
きな臭さが増してくる昨今、2020年東京オリンピックを目指す今の日本の姿に、ベルリンオリンピックを目指していたあの頃のドイツがダブって見えてくるような気がします。今だからこそフルトヴェングラーの音楽を扱う映画を作ることで未来への警鐘をならせるのではないかと考えました。
とは言え、ただフルトヴェングラーのベートーベン第9マニアの映画を撮ったところで、せいぜいがWikipediaの解説を俳優にベラベラ喋らせるだけの退屈な映画になるのがオチでしょう。
私は映画には必ず「愛」を描かなければならないと考えています。加えて、アニメと怪獣をのぞいてSF映画が作られることのめっきり少なくなった今の日本映画の現状に不満があり、自主映画でしかできないような奇抜な発想のSF映画を撮りたいとこの数年間ずっと考え続けていました。
そんな時、妻からツブ貝中毒の話を聞きました。ツブ貝の「アブラ」と呼ばれる器官に含まれる毒素が、幻覚作用のような中毒症状を引き起こすというのです。
私も学生時代に研究で1週間ろくに眠らなかった時に、そこにいるはずのない母親(の幻覚)が現れ会話をしたという経験があります。
何かの科学実験で「アブラ」の毒素を突然変異させたツブ貝が、傲る人間たちを「かつて愛した人の幻覚」を使って操り、この世界から消してしまう。そんな物語の骨子が自分の中に生まれたのは一昨年(2016年頃)のことです。
そして脚本の第1項は昨年(2017年)の2月頃に書き上げましたが、そこから1年近くにわたりツブ貝とフルトヴェングラーをめぐる愛の物語を作り続けてきました。20回近い改稿を経てようやく自信の持てるシナリオになりましたが、今でも俳優と稽古をするたびにシナリオに大なり小なりの修正をしながらブラッシュアップを続けています。
2020年の北海道沖太平洋で異様なキノコ雲が目撃される。政府発表は「隕石の墜落」。
その後、その海域で採れたツブ貝を食べた人たちの入水自殺事件が続発。自殺者の増加に比例してツブ貝を買い求める人たちも増え続けていった。オリンピックを前に不穏な事件に蓋をしたい政府は情報を隠蔽し、海洋生物、特に貝類の権威として名高い帝南大学の洲谷麗美に極秘に実態を調査させていた。
麗美は、ツブ貝を食べた人たちが「かつて愛した人たちの幻覚」に海へと誘導されていたことを突き止める。それは幻覚というにはあまりに生々しく、脳が幻覚と実体を区別できないほどだった。麗美はそれらをチベットの言葉で実体化した思念を意味する「トゥルパ」と呼称し、トゥルパシンドロームの研究に乗り出していた。その調査の過程で麗美は、トゥルパに異常にのめり込む元写真家の来栖慶一郎という男に出会う。彼はトゥルパに意思を支配されることなく、自らの意思で亡き妻、晴海の姿をしたトゥルパとコミュニケーションをとっていた。
調べていくと来栖と亡き妻との思い出の曲、フルトヴェングラー指揮のベートーベン交響曲第9番が深く関わっていたことが判明。さらに、終戦直前のベルリンで行われていた極秘実験が関係していたらしいことがわかってくる。
麗美に一服盛って彼女が管理する約100匹ものツブ貝を奪った来栖。麗美は奪われた貝を探して入り込んだライブハウスで、来栖の亡くなった妻、晴海の姿を見る。なぜ幻覚発症者ではない麗美にまで他人のトゥルパが見えるのか?麗美は、来栖と晴海の愛の深さゆえにたどり着いてしまったトゥルパの驚愕の最終段階を知ることになる。
【監督・脚本:齋藤新】
札幌出身。山形大学物理学科大学院修了。
ブラックホールから放射されるX線の検出装置を研究する傍ら映画研究会で短編映画20作品を監督する。修了後長野県塩尻市を拠点に'01年より自主映画制作を開始。'14年から活動拠点を埼玉県に移し映画制作を続ける。
【来栖慶一郎役:古本恭一】
福岡県出身。俳優・映画監督。
監督作品『アンゴウ』でPFF審査員特別賞受賞、『アトムの光』で小津安二郎記念蓼科高原映画祭グランプリ他、国内外で受賞及び、海外映画祭招待多数。
主な作品に『キオリ』『ラストムービー』『ワタシノイエ』『アイノ、ウタ』など。
監督作品の多くに出演する他、原田眞人監督作品『金融腐蝕列島』『狗神』『突入せよ! あさま山荘事件』に出演。世界6ヶ国合作映画『UNIVERSALOVE』日本編主演、オーストリア・日本・ブラジル合作映画『AUN』主演、タイ日本修好130周年記念ドラマ『Rock Letter』出演など、海外でも俳優として活動中。
【来栖晴海役:きむらまさみ】
幻想劇場◎経帷子所属。
19歳でタレント事務所所属。TVドラマ・映画のエキストラ・再現VTR などに出演。
その後舞台を経験して生のお芝居に夢中になる。
28歳で長野県に移住。まつもと演劇祭では所属の劇団の主演を務める。
斎藤新監督映画「罪と罰と自由」「チクタクレス」に出演。
プライベートでは3歳になる息子に振り回されたり癒されたりしながら仕事に舞台に奮闘している。
【洲谷麗美役:神戸カナ】
1986年2月26日生まれ。長野県出身。
愛知学院大学を卒業後、2011年に「HOME」を旗揚げ。
自主公演の他、まつもと演劇祭や塩尻市民演劇フェスティバルなどイベントに積極的に参加。
自身は役者として舞台や映像で活躍する傍ら、2014年塩尻市で行われた皇女和宮御下向行列の演出や、2017年より「交響劇団 星座セプテット」(名古屋市)にて作家を務めるなど多彩な活動を展開中。
〜 映画 〜
「チクタクレス」主演。齋藤新監督(2013)
「松本商店街物語」助演。古本恭一監督(2015)
〜 舞台 〜
「信濃の国大合唱フェスティバルイン塩尻」中原静子役(2018)
「明治探偵譚~九尾の狐と陰陽師~」マミ役他(2018)
【安東るる子役:山城まこと】
1998年12月18日生まれ。
2016年から演技の道に入り、現在もトレーニングを重ねならがら様々な作品に参加。
前作、泉原航一監督作品では、物静かで控えめでありながら、内面に持つ深い想いと覚悟を爆発させる繊細な役を演じきった。
今作品でも何面もの顔のある難解な役に挑戦する事になり、今後の期待がもてる新人女優の1人である。
劇中でアイドル・安東るる子(山城まこと)が歌う「ミラクルナンバーナイン」の告知PVです。
映画『巻貝たちの歓喜』劇中歌「ミラクルナンバーナイン」安東るる子(山城まこと) from ALIQOUI Film on Vimeo.
2018年6月10日(日)に長野県松本市の上土劇場で、劇中のアイドル・安東るる子のライブシーンを撮影しました。
安東るる子|ミラクルナンバーナイン ライブバージョン from ALIQOUI Film on Vimeo.
制作費の見積もりは134万8千円となっています。
直接制作費 | 交通費 | 260,000円 |
宿泊費 | 80,000円 | |
食事代 | 60,000円 | |
機材費 | 200,000円 | |
稽古施設レンタル費 | 25,000円 | |
衣装 | 33,000円 | |
へアメイク | 40,000円 | |
小道具 | 70,000円 | |
ロケ施設のレンタル費 | 220,000円 | |
音響編集・アフレコ・音楽制作等 | スタジオレンタル費 | 30,000円 |
音楽制作費 | 20,000円 | |
映画祭出品費用 | 出品料(国内・海外) | 200,000円 |
英語字幕制作費 | 100,000円 | |
その他雑費 | 10,000円 | |
合計 | 1,348,000円 |
皆様からご支援いただいた金額は基本的に直接制作費に回します。
俳優やスタッフの交通費、遠隔地ロケでの宿泊費、ロケ施設のレンタル費、衣装代や小道具制作費等です。また撮影終了後のポストプロダクションでの音響編集、音楽制作、アフターレコーディングのスタジオレンタル費用へも充当します。
さらに映画祭の出品費用、海外映画祭出品のための英語字幕制作費など、完成後に発生する費用にも充当させていただきたいと考えています。
<大まかなスケジュール>
・2018年 3月〜 5月 稽古
・2018年 5月〜 7月 撮影
・2018年 7月〜12月 編集
・2019年 1月 完成予定
・2019年 3月 上映会実施
本作完成後、日本国内及び海外の映画祭への出品を順次行います。同時に、2019年の年末までに劇場公開させるため、その準備を進める予定です。
◆監督からのお礼メール
ご支援いただいた全ての方に監督・齋藤新からお礼メールを差し上げます。
◆コレクター限定記事
ご支援いただいた全ての方に映画制作の様子やウラ話、出演者のオフショットなどをお届けします。
◆お披露目上映会ご招待チケット1枚 ※2019年3月予定
5千円以上ご支援いただいた方限定となります。
東京と長野県松本市でお披露目上映会を企画しています。
その上映会チケットを1枚差し上げます。
※誠に申し訳ありませんが、会場までの交通費は自己負担となります。ご了承ください。
◆本編エンドクレジットにお名前掲載
1万円以上ご支援いただいた方限定となります。
本編のエンドクレジットにお名前を掲載いたします(ご希望の方のみ)。
◆『巻貝たちの歓喜』関連作品評論の配信
1万円以上ご支援いただいた方限定となります。
『巻貝たちの歓喜』をより楽しく深く観るためにお薦めする映画・小説・音楽などを、監督・齋藤新が独自の視点でご紹介します。
◆完成DVDプレゼント(本編のみ)
3万円以上ご支援いただいた方限定となります。
本編をDVDパッケージしてお届けします。
◆完成DVDプレゼント(本編+ミラクルナンバーナインPV)
5万円以上ご支援いただいた方限定となります。
本編と劇中でアイドル安東るる子が歌う「ミラクルナンバーナイン」のPVをセットにしてお届けします。
◆関係者試写会ご招待 ※2019年1月予定
5万円以上ご支援いただいた方限定となります。
東京と長野県松本市で企画している関係者試写会へご招待いたします。
※誠に申し訳ありませんが、会場までの交通費は自己負担となります。ご了承ください。
◆オリジナル台本プレゼント
5万円以上ご支援いただい方限定となります。
監督・キャストのサイン入りオリジナル台本をプレゼントいたします。
◆完成DVDまたはブルーレイディスクプレゼント(本編+ミラクルナンバーナインPV)
10万円以上ご支援いただいた方限定となります。
本編と劇中でアイドル安東るる子が歌う「ミラクルナンバーナイン」のPVを、DVDまたはブルーレイディスク(選択可能) にしてお届けします。
◆巻貝たちの歓喜サウンドトラックCD(劇中歌含む)
10万円以上ご支援いただいた方限定となります。
劇中で使用した曲と、アイドル安東るる子が歌う「ミラクルナンバーナイン」を収録したCDをプレゼントいたします。
◆齋藤新監督過去作品DVD
10万円以上ご支援いただいた方限定となります。
齋藤新監督の過去作品(2002年頃から2016年作品まで)をまとめたDVDを差し上げます。
◆関係者打ち上げご招待
10万円以上ご支援いただいた方限定となります。
東京と長野県松本市で行われる関係者試写会の後に打ち上げを企画しています。
その打ち上げにご招待させていただきます。
監督・キャストも参加しますので、ぜひとも一緒に楽しいひと時を過ごしましょう!
◆本編エンドクレジット、ポスター、チラシに協賛としてお名前掲載
10万円以上ご支援いただいた方限定となります。
本編エンドクレジット、ポスター及びチラシに協賛としてお名前を掲載いたします(ご希望者の方のみ)。
クラウドファンディング期間中に目標額を確保できない場合、制作費捻出のため数ヶ月から1年間の撮影中断か、またはクォリティを犠牲にする判断を迫られる可能性が有ります。
前者の場合、制作の中断により応募予定の映画祭、コンペ等への出品時期を逸してしまう恐れがあります。また出演者の仕事や生活環境の変化(例えば引っ越し、妊娠、転職等)により、延期後の撮影再開自体が難しくなるリスクも有ります。
後者の場合、シーンの削除、キャストの出演場面のカットといった脚本の見直し、機材不足により暗すぎる画面や不明瞭な音での作品完成を余儀なくされ、結果としてコンペ等での評価が下がり、入選や入賞を逃してしまうリスクがあります。
本作は物語の時代設定を2020年の春頃としています。
華やかなオリンピックを前にしながら疲れ切ったような人々が過去に溺れていく姿と、そんな中でも愛の力に光明を見出す姿を、これからオリンピックを迎えるというタイミングで世にぶつけたいのです。つまりそれまでに主要な映画祭で入賞を重ね、遅くとも2019年の末までに劇場公開に持っていきたいと考えています。制作費の調達不足により発表時期を逃してしまうことはどうしても避けたいのです。
この映画の出演俳優は、これまで私が映画制作を続けてきた中で出会った素晴らしい人たちです。15年にわたる松本での生活で培った松本の実力ある役者たち、そして東京で出会った尊敬に値する役者たち。私はこの映画を松本と東京のそれぞれの良さをぶつけあわせるようにして撮ることにしました。
映画制作環境としては、東京はもちろん進んでいますし才能ある人たちもたくさんいます。しかし松本には松本の良さがあります。実際、ロケのしやすさ、ジメジメしていない気候、車での行動のしやすさ、協力的な気風など、松本の方がむしろ優っている部分も少なくありません。映画制作に関して松本と東京、どちらが上ということはありませんが、それらを合わせることにより足し算ではなく掛け算のようにそれぞれの良さを高め合って行けるものと確信しています。
私は松本にいた時、「松本を日本のハリウッドに」という人に対してこんなことを言いました。「むしろハリウッドをアメリカの松本にしてやりましょう」と。
そうです、ハリウッドの方に松本という街を意識させるような、松本をそんな映画制作拠点にしたいという夢を持っています。そのために松本という街から是非とも映画の発信を行っていきたいのです。松本を映画制作拠点として輝かせるために、そして煮詰まってきた東京での映画制作よりも地方での映画制作に新たな可能性があるということを、本作を通じて、国内・国外の映画祭関係者のみなさんにお伝えしたいのです。
今は松本を離れてしまいましたが、心は常に長野県と松本・塩尻などの中信地方とともにあります。松本発世界行きの映画制作にどうか皆さまのお力をお貸しください。
3000 円
5000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円