次世代のために郡山を盛り上げよう 応援コメント~生産者:仁井田本家蔵元~
vol. 11 2020-02-18 0
こんにちは。孫の手トラベルの佐藤です。
残り10日間となりました! これから盛り上げて参ります! ぜひ皆様も周囲の方にシェアをお願いいたします。
今年のFoodCamp開催予定はこちらから。
https://motion-gallery.net/projects/magonotetravel/updates/27454
クラウドファンディング支援より参加お申込みください。
本日は仁井田本家さんからFoodCampへ応援コメントをいただきました!
仁井田本家さんといえばオーガニックな酒造りをしていることで世界的に有名となり、都内でも若い女性を中心に大人気の酒蔵です。
仁井田本家十八代蔵元 仁井田穏彦さん
FoodCampの第一回目は仁井田さんに会場を提供していただきましたが、それ以前から仁井田さんでは感謝祭やスイーツデーなどお客様が酒蔵に直接訪問する機会がありました。これらはなぜ始めたのですか?
イベントのきっかけは東日本大震災です。創業300周年の節目で、さぁこれからという時に震災と原発事故がありました。当時はお客様にいくら科学的な根拠を示して安全ですと説明してもなかなか伝わらない。それなら、実際に来てもらって酒蔵を見てもらって、私達の酒造りを体感してもらえば風評被害を払拭できるのではないかと思い、始めました。
とても気持ちの良い空気に包まれている酒蔵
体験を通じて生産者を理解していただくという意味でFoodCampと通じるところがとてもあります。
酒蔵だとどうしてもアルコールがメインになってしまい、大人(しかも運転しない人)しか楽しめない。もっと多くの人に楽しんでもらいたいし、こうじチョコなどもあるのでうちにはそれができると思い、スイーツデーを始めました。
今年は働き方改革でイベントを絞りますが、それでも月1回は何かしらイベントを開催しています。特に第4土曜日にすることが多いので、その日は仁井田本家と開成マルシェの両方に行って、郡山を楽しむ日にしてほしいと思います。
第一回目のFoodCampでは会場を提供していただきましたし、前回はけるぷ農場さんとコラボしていただきました。FoodCampはいかがでしたか?
第一回目についてはスイーツデーや田んぼのがっこうとは違った感じになり、うちの蔵がこんな感じになるんだと驚きました。お客様をもてなすことに必死だったから他にはあんまり覚えていないな(笑) あとは色々なお客様と出会えることがいいですね。FoodCampのお客様は福島や様々なことに関心の高い方が多く、こちらにも気づきがあります。
第一回FoodCamp 奥田シェフと一緒にお客様をもてなす蔵元
今後のFoodCampに期待することはありますか?
ビジネスなので、まずはちゃんと成り立つようにすること。今の頑張りにご利益(りやく)があるといいですね! 僕も子の代、孫の代にご利益があるように日々挑戦しています。 福島、郡山を良くして次の代にバトンを渡したいという意味で山口社長と思いは一緒なんじゃないかな。
それから、FoodCampにはどんどん新しい形に挑戦してほしい。仁井田本家の木桶づくりと一緒にできないかな!? 引き続きよろしくお願いします。
仁井田さん、酒造りが佳境のお忙しいところありがとうございました!
仁井田さんのお話を聞くと、『次の世代のため』という言葉がよく出てきます。自然栽培のお米にこだわるのも、次世代に良い田んぼと自然環境を残したいからと以前うかがったことがあります。その真摯な想いが結果として今の人気につながっていることを実感いたしました。FoodCampも仁井田本家さんをお手本に精進してまいります!
著名な方ですがいつもフランクに話してくださる蔵元にインタビューする様子