Magadipita 7号に込めた私たちの想い 03
vol. 9 2020-01-05 0
こんにちは。Magadipita編集部員の中野です。7号ではデザインの全体統括を担当しました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、Magadipitaの由来はMagazine × Serendipity(=偶然の出会い)を掛け合わせたもの。この名に隠された通り、Magadipitaとの偶然の出会いが新しいモノとの出会いや発見に繋がる素敵なきっかけ作りを目指しています。偶然入ったカフェで見かけたから。行きつけの美容院に置いてあったから。日常のそんな何気ない出会いを私たちは大切にしています。
しかし、ただ雑誌を目にしただけでは、実際に「手にとって読む」という行動まで促すのは難しいと私たちは考えました。なぜなら、自分が興味関心の無いことや、慣れ親しんでいないものにとっかかるのはとてもハードルが高いから。
そこで、「どうすれば読んでもらえるんだろう?」と考えた結果、私の中で出た答えがデザインでした。
私自身、ツラツラと書かれているものや自分の興味分野とかけ離れている文章を読むことは苦手で途中で飽きてしまいます。でも、いいデザインであれば、「なんだろう?」と気になって目に止まるし、読んでみようという気になります。ここで言う、いいデザインとは、ただ可愛いだけでは無く、キーメッセージを暗示するもの、キャッチーで魅力的なもの、洗練されていて読みやすいもの。
Magadipitaとの偶然の出会いを通して発見をお届けしたい、という想いで制作していますが、その偶然の出会いを作るきっかけとなるものがデザインである。そう私は信じています。
だから、デザインの全体統括を通して目を引くデザイン性はもちろん、「時代と選択」というコンセプトが伝わるこだわりをたくさん詰めました。
そして雑誌を飛び出し、イベント会場にも様々な工夫を施したデザインを今設計しています。
デザインをきっかけに、きっと新たな発見を生み出せるはず。「選択」について素敵な発見をするために。ぜひお越しください。