私たちの選択 04
vol. 5 2020-01-03 0
こんにちは。Magadipita編集部の三浦です。
私が人生において最大の選択をしたのは中学三年生の時でした。
本格的に進路を考え始めた時です。
そのきっかけは、一つ上の先輩が首都圏のとある大学の付属高校に合格したという話を聞いた時でした。
それは私に新しい選択肢を与えました。
地方に住んでいた私には今まで首都圏の出るという発想は全くありませんでしたが、
その話を聞いて漠然と広い世界に出てみたい、その先輩と同じ高校に進学したい、と考えるようになりました。
しかし本格的にその決断をするまでには大きな葛藤がありました。
その中でも最大の悩みは「大学の付属校に進むかどうか」。
付属校に進むということは他の大学へ進学する余地もほとんど捨ててしまうということ。
他の大学にはあって自分の行こうとしている大学には無い学部もありました。
中三という年齢でそんな大きな選択をしていいのだろうかとも思いました。
自分なりにたくさん考え、結局、大学の付属校に進学を決めました。
今になって言えることは私の選択は間違っていなかったということです。
付属校に行ったからこそ受験というものに縛られずに自分の進路についてゆっくりじっくり考えることができました。
何も後悔はないし自分の選択は間違ってはいなかったと思います。
しかしあの時もしもう一つの選択をしていたらどうなっていただろうかといわれたらそれはわかりません。
選択とは一方を選んだら他方を選んだ場合における運命を捨ててしまうこと。
それがレストランでメニューを選ぶといったような軽いものであればやり直しがききますが、重大になればなるほど修正はできません。
だからこそ「あの時ああしていればどうだっただろうか」と考えるのではなく、
選択の時点で自分にとって最良のものを選べるようにじっくりと考えることが大切だと思います。
選択について振り返ってみると、自分がたくさん悩んで考えていたことを思い出しました。
「選択」を振り返る機会ってなかなかないこと。
本イベントが皆さんにとって「選択」を振り返るきっかけにもなれば嬉しいです。
現在、当日のためにメンバー一同全力で準備を進めています。
これからも応援宜しくお願いします。