私たちの選択 03
vol. 4 2019-12-30 0
こんにちは。Magadipita編集部員の平田です。
電車は1日に20本未満、電車の車両は最高2両、街灯もない、見渡すと周りは山に囲まれて、一面田んぼと畑と果樹園。
それが私の地元です。
そんな私にとって「大学に進学する」ことは、「地元を離れる」という選択と同じことでした。
地元での就職が決まっていた小学校からの友達に、東京へ行くことを伝えた時、
「長野を捨てて都会に行っちゃうのかぁ」と言われました。
「どうして地元で就職することをえらんだの?」
と聞き返すと、
「地元が好きだし、地元を出たい特別な理由もないからかな」
と、即答。
地元を出るということは、地元を捨てるということになってしまうのかな?
私には地元に対する愛がないのかな?
なんだか心がもやもやしました。
私だって、地元は大好き。
どんなに不便でおしゃれなお店がなくても、地域のみんなが温かくて、お水と空気と果物が美味しくて、星が綺麗な地元が大好き。
でも実際、私は地元を離れるという選択をすることに。
そして、なんで残るという選択をしなかったのだろう?とふと考えてみました。
友達の選択の軸は「好きだから」。
じゃあ私は、どうして大好きな地元を出てまで大学に行きたいのかな?
それは、自分の選択の軸に「やりたいことができるかどうか」があるからでした。
地元にいたらできないようなことを学んで、将来自分がやりたいと思える仕事に就きたい。
「やりたいことにはとりあえず挑戦してみる」
その軸は今でもぶれていません。
今現在私がこのMagadipitaに関わっているのも、その軸あってこその選択の一つだと思います。
あなたの選択の軸は何ですか?
2020年という新しい年が始まろうとする今、ちょっとだけ立ち止まって、選択について考えてみてはいかがでしょうか?
自分の選択の軸を知ることで、新しい何かが見えてきて、新しい挑戦ができるかもしれません。
当日、お待ちしております。