SHADOWS 諸経費のご報告
vol. 43 2021-04-12 0
共犯者の皆様
映像演劇『SHADOWS』の配信が開始してから、2週間ほど経ちました。
キャストやスタッフのみんなは、それぞれ次の現場で別の世界に生きておりますが、僕はSHADOWSに囚われたままで御座います。なんだか寂しい気もしますが、ただ部屋の隅で三角座りをしているわけにもいかず、『SHADOWS』の次なる展開を考える日々です。
さて、今回クラウドファンディングによって皆様から頂いた“エネルギー”で製作させて頂いた『SHADOWS』。実際に掛かった経費のご報告をさせて頂きます。
【キャスト、スタッフへのギャランティの合計】3,770,000円
林のギャラは含まない
【衣裳、小道具】209,940円
劇場にあるものを組んで作ったため、大道具費は無し
衣裳、小道具に関しても最小限に抑えた
【劇場費、稽古場代】597,000円
稽古場=2020年11月1日~12月20日のうち32日間
劇場=2020年12月21日~27日の7日間
【制作費】1,054,270円
制作業務に掛かった諸経費(コロナ対策費、消耗品費、通信費など)、および、リターンに掛かった経費(台本、ポストカード印刷費、送料など)
【寄付額】284,900円
リターンのひとつであるCROP.-MINORIさんへの寄付
【合計】5,916,110円
です。
足りない分は、文化庁からの補助金と僕が用意していた製作費(定額給付金、持続化給付金はすべてぶっ込みました。笑)でまかないました。
今回のプロジェクトでは、演劇ができるまでのプロセスを、観る側の皆様とも共有するというのがやりたかったことの一つでした。小劇場で出演者12名規模の芝居を作るとこれだけの経費がかかったよ、というのもその一環です。
今回の芝居の性質上、衣裳費、小道具費、大道具費にそれほどかかっていないこと、プラス、僕の古巣である劇団スタジオライフのご協力、そして、キャスト、スタッフの皆様の多大なるご協力があってこその、このバジェットでした。この場をお借りして、御礼申し上げます。
ありがとうございました!
そしてそして、このプロジェクトは、クラウドファンディングがなければ、一個人の僕が実現するのは不可能だったと思います。共犯者になってくれた皆様、本当に
ありがとうございました!!
掛かった経費のご報告ができて、やっと一区切りした気分です。
映像演劇『SHADOWS』の配信はまだ続きます。
もし、ご覧になられて「いいな」と思ったら、知人友人、ご家族、ご親戚にも広めて頂けませんか?多くの方に観てもらえることが、やはり嬉しいし、ご感想を頂けると更に嬉しいです!表現を続けていくモチベーションになります。今回、観客からの生の反応がないので、なんだか寂しすぎる……
それでは、次なる展開がありましたら、またお知らせさせて頂きますね。
【無料版 on YouTube】配信期間=3月31日(水)19:00~4月27日(火)23:59
【有料版 on Vimeo】配信期間=3月31日(水)19:00~5月21日(火)23:59
視聴チケットご購入はこちらから=https://madalabaya.thebase.in
※ヘッドフォン(イヤフォン)でのご視聴を推奨いたします!その際、音量にご注意ください。
映像演劇『SHADOWS』が取り上げられた記事はこちら↓
■ステージナタリー
https://natalie.mu/stage/news/421517
■SPICE
https://spice.eplus.jp/articles/285074
■シネマルシェ(林勇輔インタビュー)
https://cinemarche.net/interview/shadows-hayashiyusuke/