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舞台『SHADOWS』をクラウドファンディングで実現!
コロナの影響で延期にした芝居を無観客で撮影。編集を経て、来年3月配信!
これは、舞台作品を映像にする意味を模索すると同時に、コロナ時代を生きる役者たちの姿を収めようという企みでもあります。
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【経歴】 1996年、劇団Studio Lifeに俳優として入団。『トーマの心臓』(原作:萩尾望都)で初舞台を踏む。1999年、単身渡英。David Bennett’s International Actors’ Laboratoryに入所。アメリカ、アクターズ・スタジオ元会員、デヴィッド・ベネット氏に師事。リー・ストラスバーグ・メソッドを基礎とした訓練を受ける。2001年に帰国後、同劇団での活動を再開。劇団公演の他、外部出演も多数。2015年、退団。以降、フリーの役者として活動。また、物語の創作、パフォーマンスなどの表現活動をしている。
コロナの影響で延期にした芝居を無観客で撮影。編集を経て、来年3月配信!
これは、舞台作品を映像にする意味を模索すると同時に、コロナ時代を生きる役者たちの姿を収めようという企みでもあります。
今年2020年12月、僕が書き下ろした芝居『SHADOWS』を上演予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの影響を鑑みて、観客を入れての上演はリスクが高すぎると判断。そこで、無観客での撮影、つまり、舞台を映像で表現することにしました。
劇場をおさえている期間(2020/12/21~27)をこのプロジェクトに充てます。
その後、編集を経て、来年3月配信です!
あくまで舞台作品を撮る、ので稽古期間は予定通り一ヶ月行い、すぐにでも上演できる状態まで作った上での撮影となります。舞台を映像にする意味を模索すると同時に、コロナ時代を生きる役者たちの姿を収めようと企んでいます。
コロナウイルスの得体はまだまだ知れない部分がありますが、一つだけめちゃくちゃはっきりしていることがあります。それは、12月の段階で状況がどうなっているか誰も分からないということ。観客席を間引かなくていいかも知れないし、はたまた、状況はさらに悪化しているかも知れない。誰も分からないから、いつ陽性者やらクラスターやらが起きて今までの苦労が水の泡と化すのか。そんな居場所のない恐怖を抱えている、ということ。実際、9月19日に劇場の収容数に関する規制が緩和され、満席にすることを許されたようですが、やはり怖いので、自主的に50%の客席数を続けているところが多いようです。
勿論、芝居は“生”がいいに決まってる。
そうじゃなきゃ、芝居が芝居でいられない。だから演劇人はみんなその為に今、あの手この手でもがいている。僕もそうです。
でもね、少し違った角度から「今」と向き合おうと思いました。
正直、お客様を迎え入れるとなると、普通に上演する時とは桁違いの労力と気を、そこに注がねばなりません。ごめんなさい、僕には無理です。今の僕にできる最善のことは、「お客様を一番安全な場所へ」ということです。
だから無観客で撮影し、新たな模索を試みようと思います。生配信はしません。皆様とは来春、電波の上で待ち合わせです。
配信は、有料版と無料版を作ります。
<有料版>
◆本編+特典映像
◆高画質
◆ある程度の公開期間を設ける
<無料版>
◆本編のみ
◆画質、それなり
◆短期間の限定公開
今を凌ぐための配信、ではない、新たな挑戦をします!
『SHADOWS』は、三つの世界によって構成される
一つは【今】
もう一つは【19世紀イギリス】
そして、【スノーホワイトの物語世界】
鏡よ、鏡……
そのままを映しているようで、実は、左右反転の世界を映し出す鏡
演劇の虚構性と、似ている気がしてならない
本当であって本当でない
左右反転、裏腹の虚像
【ものがたり】
冒頭、名も無き七人の役者たちが登場。芝居の準備を始める。
時制は、【今】であり、場所は【此処】である。役者たちは、役を被っていない状態であるが、素の何処其処の某というわけではなく、あくまで役者(影)である。
やがて、役者たちは観客を芝居の世界へと誘ってゆく。そこは、19世紀イギリス、と或る監獄。つまり、この七人は雑居房に居合わせた囚人達である。パブリック・スクールの国語教師であるランディ・シュヴァルツが、七人目として投獄されるところから物語は始まる。
ランディの罪状は、同性愛。光の射さない牢獄での生活に絶望していると、自分と同じように他の囚人たちもそれぞれに、爆発しそうなフラストレーションを抱えていることを知る。ある日ランディは、彼らのために物語を聴かせようと提案する。それは、独自に解釈した、グリム童話の『スノーホワイト』だった。童話の枠を越えた人間の業渦巻く物語に、囚人達は反発や拒絶を覚えながらも、いつしか物語世界にのめり込んでゆく。しかし、期せずして、物語によって自分の傷、闇の部分を炙り出される羽目になった囚人たちは、互いに激しく傷つけ罵り合うようになってしまう。
そんなある日のこと。彼らの雑居房の壁を突き破り、現れたものが―――――――それは、雪のように真っ白な肌をした、少年だった。
【撮影場所】
ウエストエンドスタジオ
【スケジュール】
2020年
11月、稽古開始
12月21日、劇場入り&仕込み
12月22日、場当たり、ランスルー
12月23日~26日、撮影
12月27日、予備日
【スタッフ】
作・演出/林勇輔
撮影/コラボニクス
音響/竹下亮
照明/泉次雄(RISE)
ヘアメイク/川村和枝(p.bird)
衣裳協力/竹内陽子、平田朝音
宣伝ビジュアル写真提供/427FOTO
制作/MADALA-BA
企画・製作/MADALA-BA
シェイクスピア作、『夏の夜の夢』第五幕第一場の最後の最後、つまり、今まさに劇が幕を降ろすその寸前、妖精パック役の役者が、観客に向かってこう言います。
'If we shadows have offended…'
(影にすぎない私ども、もしご機嫌を損ねたなら…)
*松岡和子訳、ちくま文庫シェイクスピア全集4『夏の夜の夢』より
シェイクスピアが言うように、役者は影なのだとすると、この『SHADOWS』という虚構の鏡の中に映すのは、いつの時代にも存在してしまう、まつろわぬ者たち、或いは、まつろえぬ者たち、歴史の陰に生きる者たちの影なのです。
日本大学獣医学科中退。1987年、仲代達矢氏主宰の無名塾入塾。以来ほとんどの無名塾公演に参加。映画『NORIN TEN』にて、2017年ロサンゼルス日本映画祭助演男優賞受賞。ナレーションや歌のステージでも活躍。2020年春、無名塾から独立。
公式HP= http://mattsunrevo.mystrikingly.com
劇団Studio Life所属。役者としてはもちろん、舞台監督や小道具を手がけることも多く、「芝居作り」という広い意味で演劇と関わっている。また劇団として1999年から取り組んでいる影絵劇にも力を入れており、俳優の語りに重点をおいた質の高い舞台で影絵師としても活躍。自身のアトリエ「倉本工房」を拠点に、モノづくりを追求している。
蜷川演出舞台50作品出演のほか、白井晃演出のミュージカル『アダムスファミリー』、三谷幸喜監督の映画『ザ・マジックアワー』などに出演している。また近年はナレーション、声優へ活動を広げている日本一の巨人俳優。
日本映画学校俳優科(10期)に入学し演技を学ぶ。
同校で、演出家・藤田傳に出会い、卒業後、劇団1980に入団。2003年より新宿梁山泊にも参加し唐十郎の世界に触れる。2013年より劇団江戸間十畳に参加。舞台出演のほか、映画などの映像作品にも出演。最近では、2020年コロナ禍に劇場公開された映画『凪の海』(監督:早川大介)に出演している。
桐朋学園大学演劇専攻卒業。舞台を中心に、東宝ミュージカル、フジテレビ主催ミュージカル、地球ゴージャスプロデュース、劇団ポップンマッシュルームチキン野郎、エムキチビートなど、多数出演。2016年に劇団ぼるぼっちょを旗揚げ。劇団公演では、作、演出、作詞、作曲、振付を手がける。
劇団Studio Life所属。2012年の入団以来、ほとんどの劇団公演に出演。最近では、外部出演も増えている。2020年2月、流山児★事務所公演『コタン虐殺』(作・演出:詩森ろば)では、本番中急病により降板したキャストの代役を急遽つとめた。それがきっかけとなり、Serial Number公演『すこたん!』への出演が決まるも、コロナの影響により2021年に延期。
小劇場公演、人形劇とのコラボ、ホスピスでの野外公演、ドラマリーディング等、舞台を主に多様な演劇活動に参画、出演。2001年及び2004年の日韓演劇交流『3・1の会』韓国公演に参加出演。2001年より映像活動も始める。演劇生活足掛け50年。
1995年、映画『水の中の八月』(監督:石井聰亙)でデビュー。その後、数々の映像作品に出演しつつ、役者としての表現の幅を広げるべく演劇の世界に飛び込む。
近年は、渋谷ハチ公前『慣れの果て』、IN EASY MOTION『冷たい火』など、小劇場を中心に活動中。
関東国際高校演劇科卒業、Alvin Ailey Schoolでモダンダンスを学ぶ。5年の在米期間中にGAPのTVコマーシャルやShen wai Dance Artsなどに出演しキャリアを積む。また新潟のダンスカンパニーNoismでは8年間在籍しバレエマスターワークショップ担当を兼任。現在はダンス、演劇、ミュージカル、映画と幅広く精力的に表現活動を行っている。2015年自主製作ダンス映画『Move on』が9ヶ国18映画祭で上映され3つのグランプリを受賞。2020年門真国際映画祭の映画部門にて最優秀助演男優賞を受賞。全米ヨガアライアンスRYT200修了。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻非常勤講師。劇団ピンクドクロ主宰。
林勇輔のプロフィールに関しては、第一幕第五場で↓
2006年、bug-depayse公演『Mixture』に参加し身体表現の活動を始める。2007年の『苔』を経て同カンパニーの正式メンバーとなる。2011年、彩の国芸術劇場で行われたイギリス人演出家による『ロミオとジュリエット』(健常者、障害者混合公演)にベンヴォーリオ役で参加。精力的に活動の幅を広げている。主な出演作品に、Project Nyx公演『新宿版千一夜物語』、蜷川幸雄演出『青い種子は太陽の中にある』、bug-depayse公演『髭を生やしたモナリザ』、金守珍演出『ビニールの城』がある。
1985年イラン生まれ。7歳までイランの孤児院で過ごし、8歳で養母とともに来日。
主演映画『冷たい床』はさまざまな国際映画祭で正式出品され、イタリア・ミラノ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。芸能活動以外にも、国際人権NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動で親善大使を務めている。アメリカで人権活動家賞を受賞。
※キャストは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
『SHADOWS』は、MADALA-BA第一回公演として、中野にあるウエストエンドスタジオにて上演予定でした。作・演出の林勇輔が、2020年以降の活動基盤とするべく作った場所【MADALA-BA】を、少しだけ紹介させてください。
MADALA-BAとは「斑ら場」と書く
そういや演劇の三大要素のひとつは空間
つまりは「場」
出逢わないことには始まらない
出逢うためには場が必要
十人十色というけれど、
一色ずつの十色じゃない
いわば、斑ら模様なモノたちの
出逢い頭にできた場所
遊び場、踊り場、場末のBAR
修羅場の産婆の正念場
それが、MADALA-BA(マダラバ)なのであります
時代の流れのスピードが、急に速くなったと感じます。
これは、年齢的に人生の折り返しに入った僕だから感じていることではなく、本当に速くなっている。実際、新型コロナウイルスがやって来てから今日まで、何もしていないのにもう2020年の4分の3以上が過ぎていた、と感じている人がほとんどではないでしょうか。これは、時代が、常識が、当たり前が、ものすごい勢いで変化しているからだと思います。
コロナ時代は急流のごとく流れていて、なにもしなければ水に呑まれ流されていってしまう。流れに抵抗すると、たちまち手足をバタつかせる体力も気力も尽きてしまう。だから流れの脇で、水たまりを作って休んでみるけれど、あまり長く居てしまうと、水は腐るか干上がるか…
だから僕は、自らの意思で流れてみることにします。
急流は、地形をも変えてしまう。
劇場はいずれ100%再開し、ビクビクと客席を間引かなくても良くなるでしょう。でも、「元通り」になるのでしょうか。コロナという急流が地形を変えてしまった後に、元通りなんて…。変わってしまった地形を利用する方が自然なのかも知れません。
それでも、やっぱり芝居は“生”がいい。
状況が収束し、コロナにまつわるシャカイの感情と心が落ち着いたら、また劇場というマダラバで待ち合わせましょう。その時、好い風景が見られるように、僕は今、水たまりから出てゆきます。
実は、僕はかなり前向きに、これはまさに今しかできないこと、今だからできることだと思っています。これは今、僕らに平等に与えられた「実験の時間」なのです。成長するための。僕はその時間を、このプロジェクトに使います。
1995年 劇団Studio Lifeに入団
1999年 単身渡英 David Bennett's International Actors' Laboratoryへ入所
2001年 帰国。同劇団に復帰。劇団公演のほか外部出演も精力的に行う
2015年 劇団を退団。以降、フリーとして活動している。大劇場から小劇場、アングラ芝居への出演など幅広い活動を展開中。一方、ライブハウスなどでオリジナル物語のパフォーマンスやバーレスクショーの創作も行っている。MADALA-BA主宰。
2020年4月、俳優座有志公演『芋虫』(原作:江戸川乱歩、出演:岩崎加根子、坪井木の実)で上演台本と演出を担当するも、新型コロナウイルスの影響により中止。
<主な出演作>
ブロードウェイミュージカル『ドロウジー・シャペロン』
シアターコクーン・オン・レパートリー『唐版 風の又三郎』
無名塾公演『森は生きている』
Project Nyx公演『新宿版千一夜物語』
新宿梁山泊公演『風のほこり』
劇団ぼるぼっちょ公演『ラ・ドンベラ・ナールシュット』
シャカラビッツMV『神ノ街シアター』
Studio Life公演『PHANTOM~語られざりし物語~』 など他多数
このプロジェクトには、越えなければならない試練があります。
本来、公演を打つはずだった12月にチケット収入がない!
つまり、かかった経費の回収ができません。さらに、当初予定していなかった撮影費がプラスされたので、さらに予算はかさみます。
目標金額を350万円に設定しました。僕が初期費用として用意していた分と併せて、『SHADOWS』映像化プロジェクトに挑みます。どうか力を貸してください。
◆撮影費=約100万円
◆劇場費=約50万円
◆稽古場費=約20万円
◆衣裳費、小道具費、大道具費=約20万
◆制作費(チラシ印刷代、車両費、雑費など)=約10万円
◆稽古場、撮影現場での新型コロナウイルス感染拡大予防対策にかかる経費=約10万円
そして、
◆リターングッズ製作費+郵送費
◆キャスト(12名)、スタッフ(照明、音響、ヘアメイク、衣裳、制作)のギャランティ
実は、上記予算の合計は、目標金額をはるかに超える金額となるのですが、僕が初期費用に用意した分を差し引いて、350万という目標金額を割り出しました。
目標金額を上回った場合は、下記に充てます。
◆作品のクオリティをより高めるため、衣裳費、小道具費、大道具費、ヘアメイクなどにかかる費用に補填
◆超破格で請け負ってくれている役者、スタッフへのギャラを少しでも増やす
このプロジェクトの共犯者に名乗りをあげてくれた方に、下記7つの特典を、A~Iまでの9つの組み合わせでリターンをご用意しました。
・Aプラン【1,000円】=1. 認定書
・Bプラン【3,000円】=1. 認定書+2. クリスマスカード
・Cプラン【3,000円】=1. 認定書+7. 寄付(三百円)
・Dプラン【5,000円】=1. 認定書+3. 台本
・Eプラン【5,000円】=1. 認定書+7. 寄付(五百円)
・Fプラン【10,000円】=1. 認定書+4. 有料版視聴権+7. 寄付(千円)
・Gプラン【30,000円】=1. 認定書+4. 有料版視聴権+5. お名前クレジット+6. アフタートーク+7. 寄付(三千円)
・Hプラン【50,000円】=1. 認定書+4. 有料版視聴権+5. お名前クレジット+6. アフタートーク+7. 寄付(五千円)
・Iプラン【100,000円】=1. 認定書+4. 有料版視聴権+5. お名前クレジット+6. アフタートーク+7. 寄付(一万円)
※C・E は、特典内容は同じですが、寄付の額が違っています。
※G・H・I は、特典内容は同じですが、寄付の額が違っています。
リターンの「ファミリーホームへの寄付」について書きます。
皆さまへのリターンを考えている時に、ふと、ご支援いただくのはお金という名前の「想い」なんだと気づきました。だったら、その想いを僕以外の誰かにもあげられないかと考えました。支援する側とされる側の間だけで、この想いが往って来いして終わるのは勿体ない。他の誰かに、もっと広げられないかと考えました。それは、僕がこれからも芝居を続ける意味にも繫がる気がして…
世界には、様々な事情により施設で生活を送る子たちがいます。今回、出演者の一人であるサヘル・ローズさんに教えてもらって初めて知ったことがあります。
それは、施設にいる間はある意味守られているけれど、18歳になり施設を退所した後、突然シャカイに出され、頼る人も場もなく、施設に戻ることもできず、壊れてしまう子たちが少なくないということ。そんな彼らのケアが十分にできていない現実があること。そして、その現実があまり知られていないこと……。
自分で書いた『SHADOWS』の登場人物たちの生い立ちとこんなにもリンクするのに、身近な現実として【認識】できていなかった自分を恥じました。これは19世紀イギリスの現実ではなく、現代の日本の現実なのだということを心に刻みつけ、僕は、稽古に臨みます。
ここで、「ファミリーホーム」と呼ばれる場所について、少し詳しくお話しさせて下さい。僕が説明するよりも分りやすく説得力がある、「CROP.-MINORI」さんのHPからの引用をご紹介します。
ファミリーホーム「クロップハウス」
虐待などの理由で親と一緒に暮らすことができない子どもたちを家庭的な環境の中で養育する「社会的養護」の場所(家)です。
2009年、国の制度としてファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)はスタートしました。家庭において適切な養育を受けることができない子どもを、18歳(措置延長で最大20歳)まで社会が公的な責任の下で育てる仕組みを「社会的養護」とよびます。「社会的養護」には児童養護施設や乳児院などで行う施設養護と、ファミリーホームや里親などの家庭養護があります。
子どものサポート事業
児童養護施設やファミリーホーム、自立援助ホームなどで生活している、またはそれらを退所した子どもたちを対象に、生活の立て直しや就労・進学を支援しています。
「社会的養護」の下にいる子どもたちは、中学高校卒業(中退含む)を機に施設を退所しなければなりません。そして、子どもたちは働いて自立することを求められます。保証人や相談できる大人の不在、虐待のトラウマや対人不安など多くの問題を抱えた状態のまま自立を余儀なくされるのです。信頼できる大人の支えがないまま10代のうちに自立するということは、時に大きな困難を伴います。
このように、退所後の子たちのケアも行っている「CROP.-MINORI」さんに、今回、皆様からの寄付金を託したいと考えました。彼らのために役立てていただこうと。
そしてこの度、CROP.-MINORI代表 中山すみ子さんが、このクラウドファンディングにメッセージを寄せて下さいました。ここで皆様にシェアしたいと思います。
現在日本には親の虐待や犯罪、病気など様々な理由で親と共に暮らすことができない子どもたちが約45,000人います。
彼らは、児童養護施設や乳児院、里親やファミリーホームで生活しています。乳幼児期に特定の大人との愛着関係の構築が困難であった子どもは、施設退所後、社会に出てからも多くの壁に直面しています。職場での人間関係につまずき、仕事を辞め生活苦に追い込まれても信じられる大人がいないため、助けを求められない青年。
将来の道も、生きている意味も見出せず生きる希望を失う青年。
彼らに必要なものは、どんな時でも彼らの存在そのものを大切に想い、隣で並走し叱咤激励してくれる大人の存在です。しかし、彼らの心の内の葛藤や苦しみが表面化されにくいため、本当に必要な時にサポートの手とつながりにくいという難しさがあります。
彼らの心の叫びに私が、あなたが気付き、その気付きが広がり、社会的養護に対しての社会全体の理解が深まり、あらゆる立場、年齢の人々にとっての「自分の居場所」が守られる社会の構築を切に願っています。
この場によってつながることができた皆様とのご縁を力に、私たちはこれからも彼らと共に在りたいと思います。CROP.-MINORI
中山すみ子
僕と同じように、今回はじめて施設退所後の子たちの現実を知った方も多いのではないかと思います。まずは知るところから始めたいと思いました。知れば次の行動が生まれる。僕の場合、漠然と考えていた、【リターンをシェアするというアイデア】と、この【認識】が合致したのです。
これからは、シェアの時代だと感じています。
シェアって、「分ける」んじゃなくて「共有」です。だから、減らないんです。減るどころか想いを共有する人たちが「増える」んです。最強です。
まずは僕個人に想定されるリスクとチャレンジからお話ししますと、このプロジェクトは「実行確約型」です。目標金額に達しなかった場合も、続行いたします。その場合、私、林勇輔が何年かかってでも支払うことになっております。これが最初で最後のMADALA-BAとなるのか、はたまた、スタートとなるのか!?とても大きなチャレンジです!!
次に、プロジェクト自体に想定されるリスクとチャレンジのお話しをします。
これから先、新型コロナウイルスがどういう動きを見せるのか、全く分かりません。ましてや、それが演劇界に与える影響など…。無観客で撮影するとはいえ、関係者の中から陽性者が出れば、キャスト変更やプロジェクト自体を中断せざるを得なくなる可能性だってあります。
だから、可能な限りの対策をとり、万全の体制で臨みます!
このコロナ時代に、演劇人たちがもがき苦しみ、それでも前進する様を撮ることが、このプロジェクトの挑戦であり、意味なのです。どうか、
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