残すところ40日と少し。丹後にも冬の足音が聞こえてきました。
vol. 2 2020-11-11 0
イワシ雲が空を優雅に泳いでいる丹後ですが、
ここ数日みぞれ交じりの雨や霰が降り、寒さと共に冬の足音が近づいています。
今年は夏からのラニーニャ現象が強まり、西日本日本海側で大雪となる可能性があるそうですが、霰が雪に変わるのも近いかなと感じる程、ここ数日の気温差はなかなかのものです。
丹後では松葉ガニが解禁となり、
先日6日には初セリが行われました。
本場・間人漁港では、今年のご祝儀相場が5杯(5匹)で38万円と、昨年よりも高値が付きましたが、サイズは例年並みとのこと。セコガニ(松葉ガニの雌)は年内いっぱいで禁漁になるので、早めに季節の味を楽しみたいですね。
何はともあれ!コロナにも負けず、今年も美味しい蟹が日本を、丹後を元気にしてくれそうです。
そういえば、GoToキャンペーンで例年にも増してホテルや旅館などはにぎわっている丹後ですが、蟹や温泉だけでなく、酒蔵や絶景、太古の遺跡、そして忘れてはならない”美しい海”があります。細川ガラシャ(明智光秀の娘・玉)が細川忠興に幽閉されたのも、ここ丹後・弥栄の地ですね。ぜひ、ドライブやトレッキング、ポタリングなどで、太古より変わらない丹後の風を感じてみてください。
空にはイワシ、海にはカニ(とお魚)、山には鹿と猪と山菜、野には丹精込めて育てられた美味しい野菜たち。丹後は”美味しい”もので満ちています。
自然の恵みに感謝。
生かされていることに感謝。
先日、美術館と離れの前庭の剪定をしていただきました。
生命力あふれる大きな樹木達も、少しばかり外見をすっきりとして、若い新芽を迎える準備をしています。こころの森美術館も、少しずつですが、新しい年を迎える準備をしています。
クラウドファンディングも残すところ48日となりました。
返礼品と新しい年の創作に専念す日々ですが、
ひとつでもたくさんの無尽灯が、皆様のもとに届きますように。
皆さまの応援を、心よりお待ちしています。
幻一 合掌