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新刊書店『本屋ルヌガンガ』をクラウドファンディングで実現!
年々減り続ける、街の小さな本屋。その灯火を守るため、商いのやり方を少しアップデートさせた新しい新刊書店を、せとうちの街・高松にオープンさせるプロジェクトです。
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1982年生まれ。香川県育ち。書店員等を経て、本屋の開業に挑戦しています。
年々減り続ける、街の小さな本屋。その灯火を守るため、商いのやり方を少しアップデートさせた新しい新刊書店を、せとうちの街・高松にオープンさせるプロジェクトです。
こんにちは!数あるプロジェクトの中から、ご興味を持っていただきありがとうございます。夫婦で新刊書店を開業準備中の中村と申します。
いま街の本屋は、年々減り続けています。皆さんにも、ご近所の家族で営むような小さな本屋がいつの間にか閉店してしまった、という経験があるのではないでしょうか?
私たち夫婦も、それぞれ街の本屋で書店員として働いてきましたが、「街の本屋」の置かれた状況の厳しさを間近で感じてきました。けれど同時に、「街の本屋」がいかに人に愛され、街に必要とされているかを実感してきました。
そこで私たちは、街にとって掛け替えのないインフラである「街の本屋」の灯火を守るため、商いのやり方をきちんとアップデートさせた、地方で成立する「これからの街の本屋」に挑戦することとしました。
改めまして、この度、夫婦でこのプロジェクトを進めています中村勇亮・涼子と申します。
私たちは、それぞれ香川と愛知で育ち、名古屋の読書会で知り合いました。別の業種も経験しつつも、それぞれ街の本屋で書店員として働いてきました。
妻の勤務する本屋が倒産するなどで直近は本屋から離れていましたが、「もう一度、書店員としての経験を生かし、街の本屋の持つポテンシャルを最大限生かせるような本屋に挑戦しよう」と考え、本の世界に戻ってくることとしました。
「馴染みの店」という言い方があります。
毎日のようにふらりと立ち寄れて、いつもの店主と軽く立ち話をしたり、友人の部屋のように不思議と落ち着く店。地域のお客さんにあった品揃えをしていて、今日入荷したオススメの商品についてそっと耳打ちしてくれるような店。
そんなお店が街にたくさんあったら、街に生きるのが楽しく感じ、「自分は街の一員だ」と感じることができるのではないでしょうか?
私たちはそうした、誰かにとっての「馴染みの本屋」でありたいと思っています。しかしそれは、私たちが慣れ親しんできた従来の「街の本屋」とは少し違う姿をしているはずです。
私たちが作ろうとしている本屋の形は、次の通りです。
新しい本との「未知との遭遇」
私たちの作ろうとしている本屋は、専門書店ではありません。「街の本屋」と言った時に皆さんがイメージされるような、雑誌、単行本、文庫、絵本などを幅広く扱います。
しかし「ベストセラーや定番本が当たり前に並んでいる」本屋ではありません。さっと棚全体を見渡しやすいサイズ感を活かし、幅広いジャンルの窓口となるような本を一冊一冊選書し、これまで触れることのなかった本との「未知との遭遇」の機会をお届けします。
例えば当店では、建築家が仕事に使うような専門書は置いていません。その代わり、普通の人が読んでも面白く、読んだ後には街中の建物を見る目がすっかり変わってしまう建築本、そんな本を選んでいきます。
「嵐からの隠れ家」のような居心地の良さ
本屋ルヌガンガでは、コーヒーやビールを飲みながら本を選ぶことができます。また店内には、できるだけ多くの座り心地の良い椅子を置いて、慌ただしい店の外とは違う時間の流れを感じられる「嵐からの隠れ家」のような空間で、ゆっくりじっくりと本を選んでいただけます。
また私たちは、ただ本を買う場ではなく、本を介して人が集まる、人と繋がる場所にしたいと考えています。そこに行くと、読み終わったばかりの本について語れる知り合いがいる店、店主が自分にあった今日入荷のオススメ商品をそっと耳打ちしてくれる店、そんなお客さんにとっての「馴染みの本屋」の本屋になることを目指しています。
本を介して人と繋がる本屋
読書会やトークイベントなどを通じて、より深く本を楽しめるような機会も提供して行きます。
私たち夫婦は、読書会を通じて出会いました。ですので読書会やワークショップなど、本や文化を介して人と繋がれる機会の素晴らしさを、とてもとても強く実感しています。
常に何か新しいものがある、新しいことをやっている。そんな街の本屋にしていきます。
店名の由来
「ルヌガンガ」という少し変わった響きを持つ店名は、スリランカの建築家、ジェフリー・バワが50年の年月をかけて作り上げた庭園邸宅の名前から、恐れ多くも拝借しています。
そこには二つの想いを込めています。一つは私たちが、「私的で親密な空間」であると同時に「世界に開かれた空間」である「庭」という場所のような店でありたい、という想い。
もう一つは、ルヌガンガがバワにとって年月をかけ作り上げた理想郷であったように、私たちもこの店を時間をかけ理想郷と言えるような場に育てていきたい、という想いです。
いま私達は、インターネット書店、地方都市にも充実してきた大型書店、コンビニなどで、簡単に本にアクセスすることができますし、質量ともに充実し、心地よい空間を提供してくれる図書館も増えています。
本と出会う場所を巡っては、そうしたとても「便利な」状況にあります。
けれども同時に、例えば近所の夫婦で営んでいるような「街の本屋」というビジネスモデルは、存続が難しくなってきています。
もちろん、ネット書店や大型書店、郊外型書店があれば事足りる、という言い方もできるとは思います。だけど私たちはシンプルに、本そのものの多様さを反映するように、偏愛に満ちた多様な本屋という選択肢が、たくさんあったほうが好ましいと考えます。
また幸いにも香川県は読書人口が多く、店舗開業地の周辺は昨今珍しく、たくさんの個人商店が軒を連ねる「商店街」がしっかりと存在している地域です。
そうした場所を豊かに、より面白くするために、私たちにとって掛け替えのないインフラである「街の本屋」が果たせる役割があると考えています。
本屋の準備を始めるにあたって、すでに「これからの本屋」を始めている先駆者の方々から多くを学ばせていただきました。
私たちは、下北沢でB&Bという街の本屋の経営など幅広く活動されている内沼晋太郎さんの「これからの本屋講座」に参加し、これからの本屋のあり方を勉強し、講座参加後も継続的に様々なアドバイスをいただいています。
また、出版社との直取引を中心としたビジネスモデルで「誠光社」を営まれている堀部篤史さんを訪問し、図々しくも商いの仕組みや必要な姿勢を教えていただきました。
名古屋にある「ON READING」、上田の「NABO」、日本一大きな読書会を主宰されている「猫町倶楽部」さんなどを訪問し、お話を伺わせていただきながら、自分たちなりの本屋像を考えてきました。
今回ご支援いただきたいのは、本屋において最も重要な設備である「本棚」の工事費です。
私たちは、夫婦の自己資金での開店を目指してきました。しかしカフェ機能の併設、居心地の良い空間設計などに力を入れるうち、内外装費600万円の予算に対し、50万円ほど足が出てしまっている状態です。
一般的に、書店の設備において最もお金がかかるのが、大量の本を置くことができる頑丈な「本棚」だと言われています。私たちは、店舗の中心に3つの大きな本棚を設置しようと考えています。いわば私たちの店の「顔」となる本棚に対し、皆様のご支援を賜れればと思います。
ご支援に対するリターンの検討において、私たちが最も大切にした想い。それは「ご支援者の方には是非一度はお店に足を運んでいただき、私たちの本屋で本を選んでいただきたい」という点です。
そこで私たちのリターンは、店頭でのすべてのサービス ー本の購入、ドリンク、イベントの参加— に使える、支援額と同額の会員カードをメインといたしました。なお、遠方の方にもお使いいただけるよう、カードの使用期限を設けておりませんので、ご都合の良い時に旅行がてらお店にお越しいただければと思います。
とはいえ、お店ができるのは香川県です。遠方などの理由で、なかなかお店に来る見込みが立たない、という方向けに本にまつわるオリジナルグッズも用意いたしました。高松市で、とても美しい革製品と本にまつわるグッズを作られているCaren Quoyleさんのブックカバーです。
【会員カード】
店舗で利用可能な支援額と同額のギフトカードです。本の購入、ドリンク、イベントの参加など、店頭でのすべてのサービスにご利用いただけます。
【Caren Quoyle 栃木レザー文庫本カバー(マスタード)】
日本製、タンニン鞣しで、やや張りのある薄手のオイルレザーです。透き通る色合いに加えて落ち着いた光沢感があります。革が曲がると色の濃淡が変化するプルアップ仕上げです。
【Caren Quoyle社製 イタリア製レザー文庫本カバー(ネイビー)】
タンニン鞣しでしっとりとしたやや厚手のオイルレザーです。イタリアを代表する最高級レザーで、職人が一枚ずつ手作業で染色しています。自然の色ムラと天然のシボが特徴です。
【サンクスレター】
お礼のメッセージを郵送させていただきます。
【オリジナル活版しおり】
本屋ルヌガンガオリジナルの活版しおりを進呈いたします。
【店内への名前記載(1年間)】
店内売り場スペースの壁に1年間、ご支援者のお名前を額縁に入れて掲示させていただきます。(ご希望者のみ)
【コレクター限定UPDATE】
コレクター限定で、新刊書店の開業に関する諸々のこぼれ話を、ブログ形式で報告いたします。
【内覧会にご招待】
開店前の内覧会にご招待いたします。(日程等の詳細については、追ってご連絡いたします。)
私たちは今、様々な関係者にご協力いただき、全力でこのプロジェクトに取り組んでいます。
現在は、開業予定地、内外装プラン、出版社や中小取次などからの仕入ルートが確定し、開店に向けた大きな障害はクリアしています。しかし、予期せぬトラブルや資金の不足によって、スケジュールの遅れやプランの変更を余儀なくされる可能性もございます。
みなさんのご期待に添えるような本屋を作るには、皆さまのご支援は不可欠です。このチャレンジを実現させるため、応援・ご支援のほど宜しくお願いいたします!
「出版業界は下り坂」「個人の本屋はもう難しい」
私たちは、このプロジェクトを進める中で、そんな言葉を耳にタコができるほど聞いていました。街の本屋がなくなり続けていることは事実ですし、私たちの試みの実現可能性を大多数の方にご理解いただける、という状況ではありません。実際に金融機関とも交渉を行いましたが、なかなか好意的なお返事はいただけませんでした。
そこで私たちは、これからの「街の本屋」に可能性を感じていただけ、こういう本屋があってほしい、と実際に思っていただける皆さんに支援をお願いさせていただくこととしました。
みなさんと一緒に、これらかの街の本屋のタネをまき、育てていければと思っています。みなさんのご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
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