涙をチカラに！
ネパールの人身売買被害者やHIV/AIDS女性と子供のシェルター完成まで、あと一歩。

ルンタプロジェクト代表：中原一博

　ネパールへ戻る前に、成田空港での待ち時間にこの記事を書いています。今回の一時帰国は、クラウドのサンクスイベントの開催、浜田省吾氏が立ち上げたJ.S.Foundationへの活動報告、ルンタプロジェクトの総会と、日本滞在の２週間はあっという間にすぎました。

　東京と大阪で開催したクラウドファンディングのサンクスイベントには大勢の方にご来場いただき、多くの支援者に会うことができました。クラウドには実に237人もの方が寄付していただきました。総額よりもこのように多くの人たちが対象であるHIVの女性や子どもたちに心を寄せてくださったことに心動かされると同時に責任の重さを感じています。

　そしてメインスポンサーであるJ.S.Foundation様への活動報告。人身売買被害者レスキューと職業訓練プログラムのための2018年度予算も承認していただき、もう１年間は活動を続けることができます。最後にNPO法人化したルンタプロジェクトの総会も終えることができました。ひとまず安心してカトマンズへ帰ることができます。

　建設中のシェルターのホームや作業棟はほぼ完成し、トイレやキッチンの設置や内装のタイル貼の段階です。完成後には花や野菜などを植えることから始めようと思っています。

「ルンタナーサリー」完成の頃には、改めてみなさまにご報告します。今後とも、ルンタプロジェクトの活動を見守ってくださるようお願いします。

ps　帰国便はなんと３時間も遅れているのです…、ネパールでは珍しくありませんが。香港での乗り換え時間が間に合うのか、心配です。