子どもたちとホームページ
vol. 1 2014-12-02 0
みなさん、ご支援ありがとうございます!
ファンドレイジングは1月15日まで続けますが、ホームページの完成は3月末日を目指しています。資金が集まるのか不安を感じながら… 時間はないので、こつこつと打ち合わせを進めています。
今日は朝から打ち合わせを行いました。Tシャツをデザインしてくれたメンバーやウェブデザイナーさんたち、そして学生と一緒に、サイトマップについて煮詰めていきました。
サイトマップやホームページの基調となるワイヤーフレームについては、今まで田北研究室の学生が中心になり考えてきましたが、それをさらにブラッシュアップしている最中です。
当初は、Tシャツのデザイナーとしてのみ関わる予定だった皆さんが、引き続きアドバイス等の協力をしてくださることになり、その皆さんのつながりで、ウェブデザイナー/エンジニアさんを紹介して頂き、議論を進めているところです。
その中で、今日特に印象に残ったのは「子どもたちとの関わりをホームページだけで完結させない」という意見でした。
今回のホームページにおいては「よくある相談(FAQのような)」というコンテンツをつくり、わざわざ電話で相談しなくても、ページ上で悩みが解決できることが増える仕組みを目指していました。
というのも、児童相談所(えがお館)に寄せられる相談件数はとても多いので、簡単に解決できないような切実な悩みを持った子どもたちの相談が、優先的に電話相談につながれば…と考えていたからです。
しかし子どもたちは、自身の悩みの切実さに無自覚であるケースもあります。
ページに掲載されている情報を自分だけで解釈して終わり、ではなく、ページの情報をきっかけに他者とつながり、言葉を交わしてはじめて、その子自身が抱える困難が明らかになることがあります。
そういう点を踏まえると、デザインを通じて「子どもたちとの関わりをページ上のみで完結させずに、いかに次につなげていくか」という視点を手放しちゃダメだなと、改めて自覚させてもらった次第です。
さて、今日の打ち合わせを踏まえて、さらにサイトマップをブラッシュアップし、えがお館との打ち合わせに臨みます。その際は、またこちらでご報告させていただきます。
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