羽根木プレーパーク
「ありがとう！さようなら！みんなの新リーダーハウスProject!」

6月20日に始まった当プロジェクトのクラウドファンディング、残すところあと20分を切りました。

最終日ということで、アップデート記事を連投させていただいておりますが、夜分に騒がしい感じになってしまい申し訳ありませんm_ _m

この2ヶ月間、リーダーハウスをめぐる冒険を、このアップデート記事でお伝えしてきました。1991年の竣工から30年の長きに渡り、数え切れない人々の思いを刻んだリーダーハウスを解体することは、正直に言いうと、私たちにとっては身に余る重責でした。

私自身は、いつか誰かがやらなければいけないことだけど、本当に今なのか？リーダーハウスが数十年後に自然崩壊するその日まで、この30年続いてきた「奇跡の時間」を止めてはいけないのではないか？とプロジェクトを進めながらも、ずっと迷いがありました。

しかし解体の数日前、建設当初に関わった先輩の皆さまと、リーダーハウスを眺めながらお話をする機会があり、その時に先輩のお一人からこんな言葉をかけていただきました。

「今の人が、今の時代に合わせたリーダーハウスを作る、その時期が来たんだよ。

壊すということも一大事だけれど、これこそ新しい継続の始まり。

私は、心からおめでとうと言いたい。

続けることはチカラだけれど、過去があって今があり、変わり続けて進む。

それこそが一番大切なことなんだと思うよ」

まったくの更地になったリーダーハウス跡に立って、今改めて、この言葉を反芻しています。

42年前に羽根木プレーパークを作った時も、30年前にリーダーハウスを作った時も、その時代に、いろんな偶然の出会いの中で集った人たちがいて、新しい挑戦をして、今この場所が奇跡的に実存している。

そして、おそらく私たちもこの「新しい継続の始まり」を担う市民として、今ここに集まっているのだと。

つらつら書いているうちに、カウントダウンが20分前になってしまいました(^◇^;)最後にリーダーハウスに掲げられていたこの言葉を、自分自身とこの冒険に関わってくださった皆さまに捧げます。

皆さま、最後の最後まで、本当にありがとうございました！

「こどもたちへ

ここははねぎプレーパーク。キミたちのあそび場だよ。(中略)

やってみたいことをやってみよう。

おもしろそう　　こわい　　できるかな　　やっぱや〜めた・・・

ぜんぶ自分で決めていいんだ。

うまくいけばうれしいし、

うまくいかなくても発見がある。(中略)

みんなでつくってるあそび場なんだ。

ひとりじゃないよ、声をかけてね。

れっつえんじょい！！」

みんなの新リーダーハウスProject代表　荒木直子