【レポート】リーダーハウス解体4日目
vol. 29 2021-08-10 0
重機を使った解体作業の風景。材を廃棄するもの、確保するものに分別しながら解体をしていきます
おはようございます。
昨日、リーダーハウス解体4日目のレポートをお送りします。
4日目はいよいよ重機が入っての本体の解体に入りました。台風の影響で、朝から強烈な雨が降るなかで解体作業が始まりました。
豪雨の中でも着々と作業は進み、晴れ間が見えたお昼頃にはすでに半分の解体が完了∑(゚Д゚)屋根の手壊しに2日半かかったのが嘘のようなスピード!職人さんの熟練のアーム捌きで、次々とログが解体されていきます。以下の動画は解体の最終盤の様子ですが、職人さんの繊細な技と連携プレーをご覧ください。
今回、リーダーハウス解体を請け負ってくださった「株式会社IWDベスト」の社長である青山さんと、解体作業を見守りながらいろんなお話を伺いました。
最近の住宅の木材は貼り合わせの材が多く、解体しても再利用が難しい。サラの材はミンチ(チップ)にして、肥料などにも使えるが、化学物質が入っているとゴミにしかならない、とのこと。
「昔は解体した材を銭湯に持ち込んで、それを燃料にして風呂を沸かして、お礼にお酒もらったりしてね。そういう循環があったんだよ。ここはたき火ができるんでしょ?子どもたちは喜ぶだろうねえ」と青山さん。
丁寧に解体していただいたログは、今後、返礼品の作成や遊具の素材として再利用させていただきたいと思います。
IWDベストの青山さん。職人さんたちの丁寧な解体作業に心からお礼申し上げます!
確保された解体ログ。これが時計や遊具に生まれ変わります
台風対策で今日も防塵シートを外して作業終了
ほぼ解体が完了したリーダーハウスの近くで、子どもが今朝の強風で折れた木を使って、何かを作っていました。
蝉の穴(地中から出てきた蝉の幼虫があけた穴)がたくさんあったから、そこに枝をさして基地を作っているとのこと。
「壊すこと」と「作ること」。
何かの終わりは何かの始まり。
そんなことを感じて、なんだか清々しい気持ちになりました。
今日はいよいよ解体最終日。解体の材も足場も全て撤去され、次の「始まり」に向けて33年前と同じように、更地に戻ります。
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