リーダーハウス★現場ニュース!③
vol. 14 2021-07-04 0
「音楽室」を解体しました!
本日は羽根木プレーパークの現場から、7月3、4日の2日間で行った「音楽室解体作業」のレポートをお届けします!
クラファン2週間目。昨日3日、ストレッチゴールの300万円達成の知らせを受けて、メンバー一同歓喜の声をあげつつも、この日は「音楽室」の解体作業日でもあったため、予定通り朝から集まった若者たちと解体作業を始めました。
羽根木プレーパークのリーダハウスには「音楽室」があります。でも、それはもともとあったものではありません。
2014年、当時羽根木に遊びにきていた「プレーパークで気兼ねなくもっと音楽を楽しみたい!」という若者たちによって作られたものでした(この「音楽室」のお話しは改めてお届けします)。
「自分たちが作ったものだから、自分たちの手で解体しよう」と、当時音楽室増設に関わっていた若者たちが集まってくれました。
1日目。降水確率90%予報だったにも関わらず、この日はなぜか梅雨の晴れ間が訪れていました。このタイミングを逃すまいと、一気に解体作業に取り掛かりました。
まずは壁面のコンパネを取り外します。ビスが劣化しているのでなかなか大変。
音楽室にあった機材棚を解体する子どもたち。みるみる工具の使い方が上手くなる!
解体作業をしていると「何やってるの〜?」と子どもたちが集まってきました。「リーダーハウスの前に、音楽室を壊してるんだよ」というと、「ぼくもやる!!」とおのおの工具を片手に解体作業に参戦してきます。
「タッカーの針は危ないから、みんなで抜いちゃおう!」「防音シートは捨てやすいようにビリビリに破ろう!」「見てみて!柱にシロアリの巣があるよ〜!」などなど(^◇^;)。倉庫から出てきた楽器を弾いたり、シロアリの巣をじっくり観察したり(巣はしっかり熱湯処理しました)、たくさん寄り道もしながらわいわいと作業は進みます。
コンパネについているタッカーの針を抜いたり叩いたり。子どもにとっては「解体」も遊びになります。
若者4人で始めた解体作業でしたが、どんどんお手伝いの人手が集まり、若者・子ども・大人みんなで「壊す」を楽しみました。おかげで1日目の終わりには、柱を残し90%の解体作業が完了。
音楽室にあったドラムセットは世田谷プレーパークにお引越し。
2日目は雨。子どもたちはウォータースライダーでびしょ濡れブルブル。解体した音楽倉庫の柱があっという間に薪に早変わり!「薪はかまどから出ちゃだめなんだよ!」と、しっかり者の小学生が若者に苦言を呈す一面も(^◇^;)パチパチと音を立てるかまどの火に、冷えた体が温められました。
子どもも大人もびしょ濡れ!雨の日の遊びはダイナミックです。
雨の中でしたが、音楽室の解体作業は怪我人もなく無事完了!
リーダーハウス本体の解体は業者さんに入ってもらいますが、若者たちが一生懸命作ってくれた思い出いっぱいの音楽室を、みんなの手で解体できて本当に嬉しかったです。7年ぶりに現れた建設当初の柱やデッキも、8月までは、また子どもたちの新しい「遊び場」になるはずです。
壊すって寂しいことばかりじゃない。
壊したらまた新しい何かが作れる!
そんな気持ちになれた2日間でした。
解体作業を一緒に手伝ってくれた皆さま、本当にありがとうございました!!
【羽根木プレーパーク・みんなの新リーダーハウスProject!】
https://motion-gallery.net/projects/leaderhouse199...