ヨーロッパでのカレンダー販売についてのお願いです。
vol. 10 2016-08-26 0
皆さん、こんにちは。
先週の土曜日、ベルギーに戻って来ました。
熊本への帰省中は、仮設住宅へのカレンダー配布や炊き出し、学習塾での指導や支援物資の配布等、同級生と共に様々な活動を行って参りました。(詳しくは、こちらのFBページでご覧いただけます^^https://www.facebook.com/ganbarokumamoto.brussels/)
今、ヨーロッパ版のカレンダーが、ポーランドからベルギーへ向けて配送されているので、その到着を待っているところです。日本のものと若干異なっているので、現物を見るのを楽しみにしています。
皆さんに1つお願いしたいこと(変更したい点)があります。
当初、カレンダーの売上金の全額を熊本地震災害義援金とさせて頂く予定でしたが、その半分をイタリアへ寄付させて頂くことにしました。
海外のメディアは、日本のそれよりもっとリアルな、時には非常に衝撃的な映像を、子供達が目にしてしまうテレビ(ニュース)でも放映します。昨日、イタリア地震関連のニュースを見ていて、いても立ってもおられず、「事後報告になってしまい申し訳ない」と思いながらも、イタリアへの募金を決断致しました。
瓦礫の下敷きになっていて姿が見えない人に、「頑張れ。もうすぐ助けが来るからな」と、静かに声をかけている映像が流れていました。恐らく、ネットでもその映像が流れていることだと思います。
地震から4カ月経った熊本も復興へは程遠く、瓦礫の山がそのままになっている地域、また、倒壊したままの家が横たわっている地域が沢山あります。
しかしそれ以上の被害が出ており、また、被害がさらに拡大しているイタリアの皆さんの命も同じように尊いものです。
イタリア人の知人によると、「地震の発生した地域へ入ることが出来ず、救出作業もかなり難航している」とのことです。
「微力ながら、私達に出来ることがあれば協力したい」と強く願うと共に、映像で見た瓦礫に埋もれてしまった方、及び未だ救出されていない方々、食糧が手に渡っていない方々に、一日も早く救出の手が届きますよう、心よりお祈り申し上げます。