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京極朋彦メキシコ初のコンテンポラリーダンスフェスティバル参加をクラウドファンディングで実現!

京極朋彦ダンス作品“カイロー”をメキシコ初のコンテンポラリーダンスフェスで上演したい!

ダンサー・振付家として活動する京極朋彦が2010年の初演から3か国9都市で再演を繰り返してきたソロダンス作品“カイロー”が今年、メキシコ初のコンテンポラリーダンスフェスティバルに招聘。メキシコへの渡航費の支援を申請します

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額150,000円を達成し、2016年7月5日23:59に終了しました。

コレクター
46
現在までに集まった金額
208,250
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額150,000円を達成し、2016年7月5日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
京極 朋彦

京極朋彦(ダンサー・振付家) 07年 京都造形芸術大学、映像・舞台芸術学科、舞台芸術コース卒業。卒業制作のソロダンスが学科最優秀賞、および学長賞を受賞。卒業後、ダンサー・振付家として国内外問わず活動する傍ら、ワークショップ講師としても活動。2012年、「京極朋彦ダンス企画」を設立と同時に京都の若手作家の作品発表と交流の場として「KYOTO DANCE CREATION」を立ち上げる。ソロダンス『カイロー』は今まで京都、東京、横浜、福岡、北京、滋賀、愛知、ウィーンにて上演。平成27年度文化庁新進芸術家海外派遣事業、研修員としてウィーンにて研修。

このプロジェクトについて

ダンサー・振付家として活動する京極朋彦が2010年の初演から3か国9都市で再演を繰り返してきたソロダンス作品“カイロー”が今年、メキシコ初のコンテンポラリーダンスフェスティバルに招聘。メキシコへの渡航費の支援を申請します

無音、照明変化なし、舞台美術なし、体一つで踊られるダンス!

45分間、無音、照明変化なし、舞台美術なし。体一つの可能性を追求した京極朋彦によるソロダンス“カイロー”は2010年、東京での初演から横浜、京都、名古屋、福岡、滋賀、金沢、北京、ウィーンで再演を繰り返してきました。

2011年のTPAM in Yokohama での上演用に製作されたCMがこちらから見られます↓

回廊、回路、再生、転生など様々なテーマを横断しつつも、京極独自の「デタラメ語」とユーモアを交えながら踊られる本作は、老若男女問わず、国を超えて受け入れられ、様々な土地、場所、劇場の機構に応じてラストシーンを変化させ、今もなお、初演当時の新鮮さを保ち続ける、京極朋彦の代表作といえる作品です。今年、このソロダンス作品"カイロー”が...

メキシコ初のコンテンポラリーダンスフェスティバル Mexico City First International Contemporary Dance Festival 2016に招聘されました!!!

Mexico City First International Contemporary Dance Festival 2016とは、2016年8月5日から14日の会期中、世界各国から選ばれたダンス作品が大小6つの劇場で上演されるメキシコシティー初のコンテンポラリーダンスフェスティバルです。

今回応募総数300組の中から選出された世界各国の振付家のリストの中に日本からは唯一、右下に京極朋彦の名前がクレジットされています。

フェスティバル詳細情報はこちらからご覧いただけます。

なぜメキシコでソロダンス“カイロー”を上演したいのか?

このプロジェクトの目的は今まで京極が訪れたことのない言語圏、文化圏であるメキシコで、京極独自の「デタラメ語」を用いたソロダンス作品“カイロー”が観客にどのように受け入れられるか?をリサーチすることが第一。

第二に京極独自の振付方法である「デタラメ語」をメキシコのダンサーやフェスティバルに集まった様々な国籍のダンサーと共にリサーチをすることです。

“カイロー”海外上演の様子と「デタラメ語」について

昨年オーストリアのウィーンで行われたダンスフェスティバルfiffo programで京極はレジデンスアーティストとして招聘され、一か月ウィーンに滞在(文化庁新進芸術家海外派遣制度、短期研修員としての滞在と合わせると約二か月滞在)しソロダンス“カイロー”の上演と現地ダンサーを起用したグループ作品“talking about it Vienna edition”を発表しました。その様子がフェスティバルトレーラーから"カイロー"と合わせご覧になれます↓

「デタラメ語」とは?

ソロダンス“カイロー”にも“talking about it Vienna edition”にも共通して使用されているのが「デタラメ語」です。これは京極朋彦が言葉とダンスを融合させた振付方法として開発してきたもので、今までに様々な国籍のダンサーと共に実験を重ね、研究してきた振付方法です。

決められた文章を普通に話すように頭に思い浮かべながら、喋る言葉をデタラメにするこの方法は、はじめのうちは頭と体を混乱させストレスを生みますが、訓練すれば自分の「本当に伝えたい事」や「普段言いにくいこと」を自由に話すことが出来、さらにそれを元に振付を作ることによって、体の表現力が拡張し、言葉を使うより逆に「伝わる」言語として機能することがあります。

「伝わらない」ストレスが逆に「伝えたい」心と体を呼び起こし、コミュニケーションの本質を浮かび上がらせます。

研究の結果、喋るダンサーの国籍、母語、文化によって「デタラメ語」は変化し、ダンサーが「デタラメ語」を喋りながら踊ることで、ダンス自体にも大きな影響が出ることがわかりました。

この方法を初めて取り入れて作られたのが京極朋彦ソロダンス“カイロー”であり、この作品が、京極が海外に視野を広げる発端となりました。

海外でのリサーチの様子 

ウィーンのfiffo programでのグループ作品に参加してくれたダンサーはオーストリア人、ドイツ人、ポーランド人で英語、ドイツ語を話す人達でした。メキシコの公用語はスペイン語ですし、今回の振付家のリストの中には様々な国籍が見られるので「デタラメ語のワーク」をさまざまな国籍の人々に試してもらい、この振付方法をさらに研究し、帰国後の作品作りに生かしていこうと考えています。

ちなみにウィーンで作品を踊ってくれたダンサー以外のリサーチ映像がこちらから見られます。

今までリサーチに参加してくれたダンサーはヨーロッパ、アジアのダンサー達でした。今回はメキシコという文化も言語も異なる土地で新たなダンサーと出会えることを楽しみにしています。

募集するお金の使い道

今回、ビデオ、書類審査で招聘が決まったMexico City First International Contemporary Dance Festival 2016からは現地での食費、滞在費は出るものの、日本ーメキシコ間の往復の渡航費が出ません。皆さんにご支援していただいたお金は9割が渡航費、海外保険料となります。残り一割は支援特典グッズの製作などに使用させていただきます。

今回のメキシコでの公演とリサーチの結果を踏まえて京極は帰国後、ワークショップを行ったり、9月にはソロダンス“カイロー”を女性ダンサーに振付けるという実験公演を東京、又は横浜で開催予定です。そこではメキシコで得たインスピレーションが大いに生かされると思います。ご支援いただいた方には支援内容によって特典としてオリジナルグッズや実験公演へのご招待をさせていただこうと考えております。

主な特典

1「京極朋彦ダンス企画」よりコレクター限定UPDATE
「京極朋彦ダンス企画」から定期的に最新情報をお届けします。ワークショップや公演の割引情報も配信いたします。

2 オリジナルポストカード贈呈
2016年9月、女性版“カイロー”を踊る予定のダンサー・イラストレーターの北川結(モモンガ・コンプレックス)さんによるデザインのオリジナルポストカードを制作し郵送いたします。

(画像はサンプルです)

3「京極朋彦ダンス企画」9月実験公演 女性版“カイロー”へのご招待
2016年9月、東京または横浜で上演予定の実験公演、女性版“カイロー”へのご招待をさせていただきます。
公演詳細が決まり次第ご連絡させていただきます。その際、ご希望の観劇日時を予約いただき、当日会場にてお席をご用意させていただきます。

4 日本未発表作品“talking about it Vienna edition”DVD贈呈
2015年に京極朋彦が文化庁新進芸術家海外派遣事業、研修員としてウィーンで製作、発表した日本未発表作品“talking about it Vienna edition”のDVDを贈呈いたします。(非売品)

想定されるリスクとチャレンジ

今回、作品自体はフェスティバルから招聘を受けていますが、渡航費が出ないという状況です。支援資金が目標額に達しなかった場合、メキシコ渡航自体をあきらめなければなりません。フェスティバルは来年以降も開催が予定されているので来年新たにエントリーし、再び挑戦します。

最後にこのプロジェクトに関して ~京極朋彦より~

ソロダンス“カイロー”は大学からダンスを始めた私が、初めて公に発表した処女作です。

この作品に使用される「デタラメ語のワーク」は“言いたいことが言えない苦しみ”や“言葉では伝わらない感情”をどうにかして人に伝えたいというところから生まれました。今ではこの「デタラメ語のワーク」を通して作品を作り、ワークショップをし、様々な人と出会う中で、私自身が逆に、この作品に“育てられて”いるような感覚になることがあります。

引っ込み思案で目立つことが怖かった私を世界に参加させてくれたのがこのソロダンスです。私はこの作品に、今まで様々な場所に連れて行ってもらいました。だから私は世界のいたるところで、この作品を上演し、“言いたいことが言えない苦しみ”や“言葉では伝わらない感情”を抱えたかつての私のような人にこの作品を届けたいと思います。そしてこの作品とこれから私が作る作品を通して“コミュニケーションとは何か?”“人と人はいかに分かり合えるか?”という命題に言語や文化を超えて挑戦していきたいと考えています。

長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様のご支援をお待ちしております。

                           京極朋彦ダンス企画主宰 京極朋彦

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  • 残り90枚

    1000

    オリジナルポストカード贈呈!

    • 「京極朋彦ダンス企画」コレクターズUPDATE
    • 北川結(モモンガ・コンプレックス)デザイン!オリジナルポストカード贈呈
    • 2016年09月 にお届け予定です。
    • 10人が応援しています。
  • 残り35枚

    3000

    オリジナルポストカード&日本未公開DVD贈呈!!

    • 「京極朋彦ダンス企画」コレクターズUPDATE
    • 北川結(モモンガ・コンプレックス)デザイン!オリジナルポストカード贈呈
    • 日本未公開作品“talking about it Vienna edition”DVD贈呈
    • 2016年09月 にお届け予定です。
    • 14人が応援しています。
  • 残り15枚

    5000

    ポストカード&公演ご招待!!!

    • 「京極朋彦ダンス企画」コレクターズUPDATE
    • 北川結(モモンガ・コンプレックス)デザイン!オリジナルポストカード贈呈
    • 「京極朋彦ダンス企画」次回実験公演 女性版“カイロー” ご招待
    • 2016年09月 にお届け予定です。
    • 15人が応援しています。
  • 残り13枚

    10000

    ポストカード&公演ご招待&DVD贈呈!!!!

    • 「京極朋彦ダンス企画」コレクターズUPDATE
    • 北川結(モモンガ・コンプレックス)デザイン!オリジナルポストカード贈呈
    • 「京極朋彦ダンス企画」次回実験公演 女性版“カイロー” ご招待
    • 日本未公開作品“talking about it Vienna edition”DVD贈呈
    • 2016年09月 にお届け予定です。
    • 7人が応援しています。