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かっこいい店や面白い人が自然と集まる栃木県の町「黒磯」の魅力をまとめた本の制作をクラウドファンディングで実現!
かっこいい店や面白い人が自然と集まる栃木県の町「黒磯」の魅力をまとめた本をつくるプロジェクトです。多様な価値観が混じり合い、未来が生まれる現場にぜひ足を運んでほしい。そんな思いを込めた、出会いのきっかけを生む一冊です。
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Huuuu(フー)は全国47都道府県を編集する会社です。ライター・編集者を中心に、全国のクリエイター、生産者、職人、地方行政と関係を築いています。企業理念は「人生のわからない、を増やす」。わかりやすい言葉や価値観に依存せず「わからない=好奇心」を大切に、コンテンツ制作から場づくりまで、総合的な編集力を武器に全国47都道府県を行脚中です。
かっこいい店や面白い人が自然と集まる栃木県の町「黒磯」の魅力をまとめた本をつくるプロジェクトです。多様な価値観が混じり合い、未来が生まれる現場にぜひ足を運んでほしい。そんな思いを込めた、出会いのきっかけを生む一冊です。
私たちは全国47都道府県を編集する会社『 Huuuu』といいます。
それぞれの土地には、足を運んではじめてわかる現地の空気や面白さがあります。Huuuuでは日本中をまわりながら、そうした土地の魅力を、WEBや雑誌、書籍にフリーペーパーなど、それぞれに合った形で発信してきました。
そんな私たちが、「この町が一冊の本になれば、面白いんじゃないか?」と思える土地と出会いました。それは、 栃木県にある『黒磯』という町。
那須の山々の麓に位置するけして大きくはない町に、個性的な個人店が集まっています。しかも、その多くが町なかの数百メートルほどの通りに集中しているんです。
そんな黒磯の町には、 美意識のある店づくりを通してさまざまな未来をつくる、個人店主たちの物語がありました。
Huuuuが「黒磯の本をつくりたい」と思った理由、そして、その思いが実現するまでの経緯について、本の制作に深く関わる2人の会話を通じて紹介します。
【人物紹介】
徳谷柿次郎(写真中央):株式会社Huuuuの代表取締役。長野市を拠点に全国を行脚し、おもしろい人・場所・ものと出会うのがライフワーク。最近は金色の土偶を首から下げている
乾隼人(写真右):今回の本のメインライター。1年かけて東京と黒磯を行き来し、13人の店主と、20人以上の黒磯に住む方々へ取材を行う
乾:それでは、今回の本(※以下、「黒磯本」)のクラウドファンディングに載せるインタビューをさせていただきます。よろしくお願いします。
柿次郎:堅いな! めちゃくちゃ緊張してるやん!(笑)
乾:なんか、改まって柿次郎さんに聞くの緊張しますね……。今更すぎるんですけど(笑)。 では早速なんですが、この本を作り始めたきっかけを、振り返っていただきたく。
柿次郎:そもそもは、黒磯で「Chus」ってお店をやってる宮本吾一さんとの出会いがきっかけなんよね。吾一さんと知り合って、黒磯って土地の存在を知って。
【黒磯ってこんな町】
・東京から電車で約1時間20分
・東北新幹線「那須塩原」駅の隣が「黒磯」駅
・町のすぐそばに、那須の豊かな自然が
・温泉も近い! 「板室温泉」までは車で約30分
・個性的な店主が営む店がたくさん
柿次郎:それで黒磯へ何度か行って、知れば知るほど面白いのに、その魅力を一冊にまとめた本がないと気づいたんです。それにHuuuuとして、町というくくりで本をつくる挑戦もしたかった。
乾:土地を編集する視点というか。
柿次郎:そうだね。本という単位で町を捉えて、かつ「黒磯って、こんなに面白いですよ!」って外の視点から言うほうがリアリティがあるし、日本全国に伝えていけるんじゃないかと思ったんです。
乾:柿次郎さんが黒磯に初めて訪れたのは、いつなんですか?
柿次郎:2019年のChus周年パーティが最初かな。吾一さんとは別のイベントで知り合って、おもしろい人だと思ったから本人のいる土地にも行ってみようと。
乾:では、黒磯について何も知らない状態で訪れたんですね。
柿次郎: そうそう。人がきっかけで土地へ訪れるって、編集者にとって一番いい状態だと思う。それで黒磯でChus以外の店も回ってみて、「こんな場所に、こんなカッコいい店や面白い人が集まってるの?!」と驚いて。そこから何度も訪れるようになったんですよね。その途中で、お店のカルチャーが好きな乾くんに声をかけて、本づくりにも巻き込んで。
乾:いろんな素敵な地方を見てきても、やっぱり黒磯は面白い人が集まってますよね。
柿次郎:いや、 黒磯はカッコいい店が集まりすぎだと思う!
乾:店主のみなさん一人ひとりが、海外や違う土地を経由して、それぞれのカッコいい要素を黒磯に持ち帰ってますよね。すごく多様性のある土地だな、とも思います。
柿次郎:その多様さがあるからこそ、 訪れる側の感性の解像度が試される場所でもあると思ってて。誰もが楽しめる間口の広さもありつつ、奥行きの深さが両立してるというか。
乾:そういうお店が狭い範囲に集まってるのもおもしろいですよね。店が点々と散らばっていて、車がないと次の店へ行けない、みたいなスケール感の土地が地方には多いですけど。
柿次郎:黒磯だと「次の店、斜め向かいにあるよ! 歩いてすぐ!」って感じですね。ある意味、東京っぽいかもしれない。 たとえるなら、「代々木上原」の町を巨人が持ち上げ、地方へ向けてぼんと投げたというか。(笑)
乾:ダイダラボッチがつくったみたいな(笑)。
柿次郎:そういうサイズ感だから、これまで見落とされていたのかもしれない。すごく狭い範囲に、カルチャー的に奥行きのある店が密集していて、土地の文脈が深い。だからこそ、本にまとめるハードルの高さもあるな〜とも思ってました。
撮影:小林 直博
柿次郎:俺からも質問したいんだけど、乾くんは取材を進めていく中で、面白かったことって何?
乾:そうですね…、一番面白いのはやっぱり、各店主さんへのインタビューでした。お店へ何度も足を運んだり、店の方とちょっとした雑談を重ねたりして関係性を築くことは意識しました。その上で初めて、そのお店の歴史や、その方の半生のお話を聞けると思ってて。
柿次郎:うんうん。 面白い人って複雑性があると思う。濃い人にエネルギーをぶつけて、ぶつけられて。それを文章に変換するってことは大変だけど、同時に魅力的な作業だよね。
乾:きっと自分だけじゃなくて、取材に応じてくださった方々にとっても、時間と気持ちとエネルギーを使うことだったはずで。そのぶん、いいお話をたくさん聞かせていただきました。
柿次郎:いきなり取材をはじめるんじゃなく、まず通うところからスタートしたもんね。効率の面でいうと、けしてよくはない(笑)。
乾:せっかくこういうインディーズ的な座組みで本をつくるからには、面白い本をつくろう、が合言葉でしたね。
乾:柿次郎さんが、この本で伝えたいことってなんでしょう?
柿次郎:「ナナメの関係」が最近、生まれづらくなってると思ってて。コロナが流行って移動の機会が減り、「この人の生き方かっこいい」「話しかけてみたい」みたいな偶然性のある出会いがない。
※ナナメの関係……親や会社の上司など「タテの関係」に対し、直接利害関係のない第3者との関係のこと。いわゆる近所のおっちゃん・お姉さんや地元の先輩、飲み屋で知り合った人など
乾:もう二年近く「人と出会う」機会から遠ざかってる人もいますよね。
柿次郎:この体験の喪失は、どんな形かはわからないけど、数年後にツケとしてやってくると思っていて。だからこそこの本を通じて、いろんな未来や違う価値観と出会うきっかけを生みたいと思ってます。
乾:本を読んで、「この人に会ってみたいな」と思って、黒磯へ旅行する人がいっぱい生まれてほしいですね。
柿次郎:黒磯自体、「こういう町です」と一言では言えないと思う。だから、今回の本も、あくまで僕たちHuuuuの視点でしかなくて、訪れた人それぞれ、違う捉え方があるはず。黒磯を自分の言葉にできたら、他の町の見方もきっとわかるんじゃないかなと。
乾:黒磯を知ることを通して、若い人や小さな町が、 「なんかできそうかも!」って勇気を持ってくれたら嬉しいですね。
柿次郎:あとはこの本が貸し借りされたりして、10年後にくしゃくしゃになってるのも楽しみです!
乾:さて、最後に今回のクラウドファンディングについて。目的としては、追加で発生した本の製作費を集めることが大きいですよね。黒磯に通ううちに取材したい人が次から次に現れて、気づけば想定より40ページ以上もボリュームが増えてしまって。
柿次郎:気づいたら増えてたね(笑)。あとは表紙を箔押しにした分の追加費用もあります。何年も読んでもらう本にするために、見た目もかっこよくしよう!とデザイナーの杉本さんや、藤原印刷さんもアイデアを出してくれて。
乾:写真を撮影してくれた八木咲さんやイラストレーターのコマツタスクさん含め、制作チームは皆、黒磯へ実際に来たうえで本作りに取り掛かってますね。
柿次郎:そうしたいろんなこだわりの分、製作費も当初の見積もりから増えてしまってて。つくづく、本づくりってお金がかかるなと痛感してる。
乾:本当ですね。なので、このクラウドファンディングでお金が集まれば、こだわったいい本がちゃんと多くの人のものになるということですが…!
柿次郎: 「だから支援お願いします!」と言えば簡単なんだけど、「『お願い』しちゃっていいのかな?」って気持ちもあるんです。まず、支援していただくのはめちゃめちゃ嬉しいです。支援してもらう側が、こんなことを言うのは違うかもしれないけれど……まずは『共感』があるといいなと思ってます。共感して、支援してもらうっていうのが理想だと思います。
乾:「助けてください!」ってプロジェクトではなくて。「この本で、きっといいことが起きるから、この運動に参加してみませんか?」っていう呼びかけに近いのかもしれませんね。本のタイトルも『栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町』ですが、本のなかではさまざまな「未来」が紹介されてますし。
柿次郎:そうそう。黒磯で生まれてる未来の話を、日本中に知ってほしい。だからこのプロジェクトは「お願い」じゃなくて「お誘い」ですね。
この1年間で足繁く黒磯に通い、会話し、時に頭を悩ませ、話し合い、つくっていったこの一冊。それだけの時間と気持ちを、自分たちはもちろん、黒磯の人々にも注いでもらったからこそ、つくることができた紙面があります。その一部をいち早くお見せします!
着々と本の制作が進んでいます。完成まで、あと少し!
1.【応援プラン】書籍1冊+お礼のメール 3,500円
書籍『栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町』を送付させていただきます。また、編集スタッフが感謝の気持ちをしたため、お礼メールをお送りします。
2.書籍1冊+クラウドファンディング限定特典『黒磯本をさらに楽しめるPodcast』 5,000円
発売前の書籍送付と、聴けば本をもっと楽しめるHuuuuメンバーのトーク音源が付録になっています。
※特典の音源は、視聴用QRコードを書籍とともに発送します
3.【書店様向け】 書籍10冊納品 23,808円
黒磯本を販売したい!というお店向けに卸価格(7割8分掛け)で書籍10冊をお届けします。まずは10冊、試しに店頭に並べてみませんか?
4.【書店様向け】 書籍20冊納品 46116円
黒磯本を販売したい!というお店向けに卸価格(7割8分掛け)で書籍20冊をお届けします。きっと書店にもいい効果を生むと思うので、思い切って20冊いかがでしょう。
タイトル:『栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町』
刊行時期:2021年11月1日
予価:本体2600円(税別)
ページ数:224
版型:A5変型判
発行部数:3000部
発行:風旅出版(Huuuu.inc)
ブックデザイン:杉本陽次郎
写真:八木咲
取材・執筆・編集:Huuuu
※仕様はすべて予定です。変更になる場合があります
支援いただいたお金は、本を印刷する追加費用として使わせていただきます。当初の見積もりよりも予算が増えたのは、以下の2点が理由です。
①表紙の箔押し加工
インタビューさせていただいた店主の方々をイラスト化し、箔押しで表紙に載せています。長く読み継がれる本にするため、デザイナーさんとも相談の上、箔押しのデザインを採用しました。
②ページ増
取材すればするほど新たな面白い人たちとの出会いが生まれ、取材先が増えていきました。その分、当初の想定よりもページ数が増え、全224ページに。
本の仕様や内容にこだわり抜いた結果、本づくりにかかる予算も増えてしまいました。せっかくなので、モノとしても魅力的な、長く残る本をお届けしたい。そのために、支援いただいたお金を使わせていただきたいと考えています。
長い文章になってしまいましたが、この本の背景と込めた思いについて説明させていただきました。
このプロジェクトは「本の先行予約」を兼ねています。今回の本は自主流通のため、本の価値観に共感してくれるお店への委託と、イベント出店を中心に販売していく予定です。あなたの町から近い本屋さんに並ぶまで、少し時間がかかるかもしれません。ひと足早く本を手に取りたいという方は、ぜひ本プロジェクトページから「応援」していただけると嬉しいです。
※発送は2022年1月になっておりますが、ご支援いただいた日にちに応じて、2021年11月1日以降、随時発送させていただきます。
Huuuuにとっても、ひとつの町の本をインディーズ出版として制作するのは新しく、大きなチャレンジとなります。この本が出版されたあとのことは、まだ誰にもわかりません。それはもしかしたら、黒磯を観光する人が急増したりといった目に見える変化かもしれない。もしくは、この本に影響されて、静かに行動を起こす人もいるのかもしれない。
何が起こるかは、まだ私たちも未知数です。けれど、この本が日本全国に広がることで、何か素敵なことが一つ以上は起こるはず。そう確信しています。そんな未来をみなさんと共有していけるようなクラウドファンディングになればいいと考えています。
☆Huuuu.inc 公式サイト https://huuuu.jp
3500 円
5000 円
SOLDOUT
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23808 円
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