応援本当にありがとうございました!
vol. 17 2019-12-03 0
応援本当にありがとうございました!!!そして連日の投稿大変お騒がせいたしました。
クラウドファンディングで1,393,000円にものぼる支援をいただけました。目標額には達成しませんでしたが、本当にありがたく思っています。
(実は、それとは別に直接いただいたご寄付があったり、企業さんとの共同プロジェクトを始めさせていただくことになったりと、最終的な集計額はもう少々お待ちください。)
あっという間の2か月だったような気がします。初めてクラウドファンディングに挑戦させていただきました。福祉施設ですし、人口の少ない地域でしたので、どこまでの応援を集められるだろうか、不安しかありませんでした。
今回の目標額350万円はトータルでかかる工事費となってます。足りない金額は、スタッフみなががんばってきた成果である法人の(わずかな…)おカネと地元の金融機関を通じて調達する予定です。
ですので、2月頃には「くまの就労支援センターヨリドコ」は完成します。どうぞご期待くださいませ。
(↑いまお借りしている施設。手狭になってきました。)
クラウドファンディングのリターンは、スタッフと利用者さんみんなで手分けして準備をします。今後、彼ら/彼女らの就労に向けた訓練がより本格化していきます。このリターン準備が彼らのよい訓練になるように、スタッフみなで進めさせていただきます。
(↑これまでもいろんなお手伝いをさせていただきます。)
数年前には、自分がこの福祉業界にいることを想像できませんでした。そもそも本屋やカフェ店主をしているとも思っていませんでした。
20代の間は、ほんとうにふらふらとして、いろんな人を頼り、迷惑をかけっぱなしだったように思います。そして、それはいまもそうかもしれません。
福祉を初めて気づいたことは、障害が重くなればなるほど、人生の選択を迫られるタイミングが早くなるということでした。そして地方での選択肢もあまりにも少ないのが現状です。
支援学校を卒業する多くの方は、18歳時点で、「就労する」か「施設に入るか」の2択を迫られています。また、不登校の生徒さんや、ひきこもってしまった方にとっても、もう1回がんばろうと思ったときに、安心して過ごせる場所だったり、技術や資格を身に着ける場所も、少ない現状なのです。
(↑社会人の方も、中高生も、みな一緒の場所で学びます。)
私は、若いうちはふらふらしててもよいように思っています。自分がまさにそうでした。きっと彼らは私と同じように、いろんな人に迷惑をかけるのかもしれません。
しかしながら、そういったことができる時間と場所を彼らに用意してあげることが、大人の、そして地域社会の務めのような気がしています。
熊野という土地に暮らし始めて8年ちょっと経ちました。大学(院)を卒業してからのほとんどの時間をこの地で過ごしました。結果的に人とは少し違った人生を歩み始めました。私には、たまたまふらふらした人生を肯定してくれる多くの大人たちと仲間たちに恵まれていただけのような気がします。
(↑カードゲームが流行中です。)
私は障害の専門家では決してありませんし、経営者としてもよちよち歩きで歩み始めたところです。
ただできることは、彼らが傷ついているのであれば、それが癒えるまで安心できる場所を用意し、学びたくなればその環境を整え、羽ばたきたくなればそれを後押しすることくらいです。
ご縁のできた熊野という土地でできるだけのことをやってみようと思っています。また、そんな場所が全国各地に増えることを願っています。
最後まで応援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
(↑これからリノベーションが本格化します。随時情報アップデートしますのでこうご期待!)
これから実際のリノベーションが始まり、オープニングイベントに向けて走り出します。またその情報はこちらでお知らせさせていただきます。
支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。