星々140字小説コンテストについて
vol. 27 2025-01-28 0
クラファン終了まであと4日!
達成率は107%となりました。
今日は、本プロジェクトのベースとなっている文芸創作コミュニティ星々による140字小説コンテストについてお話ししたいと思います。
文芸創作コミュニティ「星々」は、2020年のコロナ禍中に誕生しました。
それまで、わたしの大学の教え子たちの創作サークル「ほしのたね」、カルチャースクールの140字小説講座の受講生によるサークル「lotto140」、短編小説講座の受講生によるサークル「爆弾低気圧」という3つのサークルとわたし自身のサークルの計4サークルが文学フリマで隣接サークルとして出店していました。
しかし、2020年春文フリがコロナ禍により中止となり、そのさきも当分こうしたイベントの開催は難しいだろう、という状況になりました。
自分たちの作った雑誌の発表・販売の場であると同時に、他の出店者や来場者との交流の場でもある文学フリマがない状態で、どのように創作を続けたらいいのか。
さまざまに考えた結果、4団体によるオンラインコミュニティを作ることになりました。
それが「星々」のはじまりです。
そして、自分たちだけなく、ほかの人たちとも「文学」「言葉」を通して繋がりたい、という思いから、140字コンテストを開催することにしました。
月ごとに課題の文字を設け、その文字を使った140字小説を募集する。
応募に制限数は設けずにスタートしたところ、初回の7月には223編の応募がありました。
その後2021年の8月まで、毎月の応募を繰り返しました。
2ヶ月のお休みを経て、2021年11月から第2期をスタート。
応募数が増えてきたこともあり、応募数に上限を設けるようになりました。
以降、お休みを挟みながら、第3期、2023年4月からは、年度制で2023年度、2024年度と開催を続けてきました。
コンテストの応募作や結果は、星々のサイトとnote、および星々が刊行する雑誌「星々」で発表しています。
星々のサイト https://www.hoshiboshi2020.com/
星々のnote https://note.com/hoshi_boshi
お休みをはさんだり、応募上限数が変わったり、また、2023年度からは年に4回、季節ごとの開催に変更になったため、応募数を単純に比較できないのですが、推移は以下のようになっています。
2020年 967編
2021年 2841編
2022年 3841編
2023年 3337編(4月から年4回の開催に)
2024年 2426編
つまり、2024年秋のコンテストまでに実に\13412編/のご応募をいただいたことになります!
今回本になる3人の書き手のうち、
へいたさんは第2期(応募総数\2746編/)の大賞受賞者
のび。さんは第3期(応募総数\2869編/)の大賞受賞者
です!
そして、もうひとりの四葩ナヲコさんは、わたしの140字小説創作講座の初期からの受講生で、ご自分で「はまぐりの夢」という140字小説アンソロジーを刊行、星々の140字小説コンテストの初めから運営に携わってきてくれた生え抜きの書き手です。
3人とも優れた書き手であることがお分かりいただけるかと思います。
今回の3作品は、星々の140字小説コンテストの積み重ねによって誕生するものです。
Xという場と無縁の人たちにとっても、心に響く内容になっていると思います。
多くの方に読んでいただきたいと心から願っています!
そしていま、星々では2024年度最後のコンテスト「冬の星々」を開催中です!
1月31日までの開催です。
応募要項は以下にありますので、ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
https://www.hoshiboshi2020.com/140%E5%AD%97%E5%B0%...