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額田をクラウドファンディングで実現!

愛知初、国産紅茶の小規模加工所で、人と自然がいつまでも共生できる額田へ!

「紅茶加工所」を整備し、額田に新たな産業を確立地域に自然と活力を取り戻します

FUNDED

このプロジェクトは、2014年3月15日00:00に終了しました。

コレクター
9
現在までに集まった金額
27,499
残り日数
0

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このプロジェクトは、2014年3月15日00:00に終了しました。

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あいちコミュニティ財団は、愛知県初の市民コミュニティ財団です。県内の地域課題を「見える化」し、その解決に挑む市民公益活動団体(NPO)へ“志金”を融通することで、安心できる地域の未来づくりに取り組んでいます。

このプロジェクトについて

「紅茶加工所」を整備し、額田に新たな産業を確立地域に自然と活力を取り戻します

額田の地場産業である「お茶」を再び盛り上げ、額田で暮らしたい人が、この地で生計を立てながら、安心して暮らしていけるまちを実現したいと考えています。そのためには、額田の小規模農家が安定的に収入を得ていくことが必要であり、農業を6次産業化し、農産物の付加価値を高めて販売することが有効策と考えます。

歴史的に額田でお茶の生産が盛んであったことは、この地域が茶の栽培に適しているということであるといえます。また、いかにインターネットが発達したとはいえ、消費者との距離が近ければ適正な取引が実現しやすいと考えます。その点で額田は、都心の岡崎市中心部や名古屋市へのアクセスがよいため、他のお茶どころより流通に有利な土地です。

額田を岡崎市全体の共有財産として遺していくためにも、額田で人びとが安心して暮らし続けられるための環境と仕事が不可欠です。それら2つの問題を解決するために、地域に根ざしたお茶産業に取り組みます。この地に産業が確立されれば、定住者が増えるだけでなく、捨て去られた農地が再び活性し、景観や生態系の回復にもつながります。

以下の3つを実践することで、里山の循環への一歩を踏み出し、人と自然が共存できる額田を取り戻します。

(1)小規模農家向けの茶葉生産の加工場を整備し、小さい農家でも採算が取れるようにします。(大型加工機械では加工したくてもできず、捨てられていた茶葉を利用できるようになります。)

(2)新規就農者へ荒れた農地を紹介して、栽培・収穫のノウハウを提供します。額田にて180年、お茶の生産販売を営む老舗「宮ザキ園」の6代目である当団体の代表が、煎茶をはじめ紅茶加工販売の実績、6次産業化の実績で培ったノウハウを新規就農者向けに教えていきます。

(3)「紅茶のさと・額田」のブランド化に向けたストーリーづくりやパッケージデザインを行います。また、販路拡大を行っていきます。

代表者の志:このプロジェクトに挑む理由

梅村篤志さん
〜この地域をさびしい場所にしたくないから〜
愛知県内の高校を卒業後、静岡県の茶業試験場に就職しました。働き始めて数年後、父が倒れ、家業を継ぐために額田に戻ってきました。戻ってきたのは長男としての使命感だったかもしれませんが、戻ってきて、今の額田が置かれている危機に気づき、ほっとけなくなってしまいました。この額田には病院がなく診療所しかないため、父を病院に連れていくためには片道1時間かけて運転する必要があります。病院だけでなく、公共交通機関やスーパーも徐々になくなっています。その現状を見た時に、自分の頭に「限界集落」の言葉がよぎりました。

昔、額田は茶業や林業を兼業することで稼ぐことができましたが、今は両者とも衰退しています。額田での仕事が少ないため、同級生はほとんど額田に残っていません。親世代がいなくなることで、子どもたちはどんどん減り、3校を統合された小学校ですら全校生徒が現在30数名しかいません。消防団も自分より若手がほとんどおらず、これからの額田を誰が守っていくのか、不安を覚えることがあります。そんな状況をどうにかしたいと、紅葉のライトアップや野外フェスを行いましたが、もっと継続的に、もっとこの地域にある資源を活かしたいと考えるようになりました。

額田には水や自然などの地域資源が豊富にあります。この地域にもっと仕事があれば、出稼ぎのために額田から離れてしまった同級生や若者が戻ってくるかもしれません。そうなれば、今の額田を維持するだけでなく、さらに発展できるかもしれません。だからといって、都市部のような開発ではなく、自然を守りながら暮らしやすい地域になってほしいと思います。「かつては住みやすかった額田」ではなく、「今も、これからも住みやすい額田」と言えるようになるために、このプロジェクトに挑みます。

深谷紗与子さん
〜ご縁でつながったこの額田で、仲間たちとともに挑戦したい〜
私は額田地域から車で1時間ほど離れた、乙川水系の下流域に位置する場所に暮らしています。額田の人から見れば「部外者」の私がなぜ、自分ごととしてこの地の活性化に挑むことになったのかといえば、「ご縁があったから」としか言いようがありません。そのご縁というのも、もともとは友人が額田に住んでいたから額田に出入りするようになった、というささいなことから始まりました。たまたま彼は自分のふるさとの存続に危機感を持ち、「何とかしたい」という思いでがんばっていたので、私も「何かお手伝いしたい」と思ったことが今に至るきっかけです。彼の活動を通じて、里山が今消えようとしていること、人びとがいなくなり、生活インフラも消え、田畑や山林が放置されているために土砂災害や水害の被害を招いていること、逆説的に見れば、額田の自然が下流域の私たちにも恩恵を授けてくれていたことを知りました。

私は地域外の人間ですから、この課題に目をそむけて日々を送ることもできます。でも、そこに住んでいる人はそうはいきません。現状を知れば知るほど、私も恩恵を受けている以上、そこに住む人たちだけに責任を押しつけてはいけない。これは自分にも責任があると思うようになりました。

これまでも世の中のさまざまな問題に漠然と違和感は持っていましたが、結局「自分には関係ない」「どうせ何もできない」と決めつけて何もしていませんでした。でも、NPOの職員という仕事柄、地域の耐えがたい状況を受け入れて立ち向かい、乗り越えてきた人たちを何人も見てきて、その偉業のどれもが最初はほんの小さな一歩からだったことがわかりました。だから私も額田の状況を憂いているだけではなく、砂利の一粒であったとしても、額田の人たちと一緒に汗を流し、一石を投じたい。それが大きな課題解決に向かう小さな一歩になるはずだと思っています。「自分に今できる最大限の努力をしたい」と思い、このプロジェクトに挑みます。

資金使途

□商品開発費の一部
小規模農家や新規就農者の雇用安定のため、地場産業の6次産業化を目指し  ます。そのために「煎茶」から「紅茶」への転換を図り、新たな商品を開発します。商品のブランド化に向け、パッケージデザインやストーリーづくり、視察など、オリジナル紅茶開発費やコンサルタントへの支払い費用の一部にしたいと考えています。

□機械装置購入費や維持費の一部
額田にて180年、茶業を営む老舗「宮ザキ園」の6代目である代表のノウハウを生かし、「紅茶加工所」を整備します。そのために必要な揉念機購入設置代や燃料代、メンテナンス料、賃借料など、紅茶用小規模加工所を整備するための費用の一部にしたいと考えています。

□寄付特典
(1)Webサイトに氏名を掲載
(氏名掲載不可のご連絡をいただいた方以外、ご寄付いただいた方全員)
(2)選りすぐりの額田紅茶のリーフ(10g)をプレゼント
(3)額田オリジナルポストカードをプレゼント

選りすぐりの額田紅茶のリーフ

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