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清里現代美術館の貴重な資料をまとめた、アーカイブブックの制作をクラウドファンディングで実現!
1990年に山梨県清里に開館し、2014年に閉館となってしまった個人美術館、清里現代美術館。
本プロジェクトは1度もまとめられることがなかった、清里現代美術館の資料をまとめ、アーカイブブックを出版するプロジェクトです。
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telescope @art美術古書店 店主・元清里現代美術館 スタッフ。 清里現代美術館の膨大に残された資料を館長伊藤修吾氏から預かり受けて整理し、webショップ「telescope @art美術古書店」で販売を行なっています。
1990年に山梨県清里に開館し、2014年に閉館となってしまった個人美術館、清里現代美術館。
本プロジェクトは1度もまとめられることがなかった、清里現代美術館の資料をまとめ、アーカイブブックを出版するプロジェクトです。
telescope@art美術古書店 店主の廣瀬友子と申します。
本プロジェクトは清里現代美術館の膨大な美術書籍・資料、エフェメラ等のアーカイブをまとめ、出版するプロジェクトになります。
全3巻で刊行し、1巻目は「Ephemera(エフェメラ)」のみに焦点を当てた内容となります。2巻目を「Fluxus(フルクサス)」、3巻目を「Joseph Beuys(ヨーゼフ・ボイス)」で、今後刊行予定です。
みなさまにご支援いただきたいのは、1巻目「Ephemera(エフェメラ)」を刊行するに当たっての費用になります。
清里現代美術館は1990年に伊藤四兄弟が私財を投じて設立した個人美術館です。
次男修吾氏が館長として清里に常駐し、三男の信吾氏は東京都の中学校で美術教諭を続けながらコレクション収集、展示のディレクションを担当。長男修身氏、四男勝朗氏は人的・資金的協力を行い、運営援助の立場で美術館を支えました。
ヨーゼフ・ボイス、アーノルフ・ライナー、フルクサスを柱に現代美術を常設展示する、当時は大変ユニークな美術館でした。開館15年間で約10万人の来館者を数え、兄弟の健康上の理由から2014年に惜しくも閉館しました。
閉館後、兄弟は静岡に居を移し穏やかに暮らしておりましたが、この美術館のコンセプトを成した信吾氏が2017年に急逝。美術館の閉館時と信吾氏の急逝を機に、作品類は整理されましたが、信吾氏の住まいには彼が収集した美術書籍・資料、エフェメラなど膨大に残されていました。
私は信吾氏の教え子でもあり、美術館の立ち上げスタッフでした。退職後も信吾氏の選書による美術洋書の古書店を自社サイトで運営、諸事情で中断するも閉館に伴い再び信吾氏の勧めで再開しました。信吾氏の急逝後、館長修吾氏からそれら資料を管理・整理のため預かり受けて今に至ります。
私は遺族の助けになればとネット古書店で販売もしてはいますが、私設とはいえ本来は美術館のコレクションだったもの。
どなたかの研究他などに役に立てていただく機会があればと思っておりました。信吾氏が遺した何台ものPCには、膨大な資料をデジタルでアーカイブ化しようと格闘した痕跡が残されています。志すも果たせなかった夢を、そのコレクションの重要性に気がつき、本にまとめる必要があると強く確信した若いみなさまの力によって時を経て今、アーカイブされます。
(故伊藤信吾氏 1986年頃 初台の自室を改装、収集した資料を展示公開するBeuys Roomにて)
信吾氏が東京都の中学校の美術教諭であったことは先に述べましたが、店主の私はその教え子になります。ちょうど美術館が開館する年に大学を卒業するタイミングで、美術館の立ち上げスタッフとして関わりました。退職後も信吾氏の勧めで氏の選書による美術洋書の古書店を自社サイトで運営、諸事情により一時中断するも、美術館の閉館に伴い再び信吾氏の勧めで再開しました。これからという時期に信吾氏が急逝し、膨大に残された資料を館長修吾氏から預かり受けて整理し、今に至っています。(2023年1月現在、修吾氏は入院中のため、主に勝朗氏と密に連絡を取り合い運営しています)
第1巻目となる「Ephemera(エフェメラ)」は一時的な筆記物および印刷物という意味。長期的に使われたり保存されることを意図していないものを指す小さな紙もの資料なので、美術書などに比べて廃棄され残りにくいという特徴があります。しかしながら個人宛に郵送される招待状はサイズこそ小さくても、展覧会の特徴が凝縮されたデザイン、またアーティスト自身が深く関わって作成されることも多い、大変に興味深い資料です。
清里現代美術館を体感できるような、清里現代美術館らしいセレクトで、1960〜1980年代を中心とした貴重なエフェメラの数々を500ページにわたって収録予定です。どうぞご期待ください。
掲載予定アーティスト
瀧口修造、松澤宥、Claes Oldenburg、Cy Twombly、Daniel Buren、Donald Judd、Ellsworth Kelly、Hanne Darboven、John Cage、Marcel Duchamp、Robert Rauschenberg、Stanley Brouwn、Tony Cragg、Wolfgang Laib など
¥9,350 (tax incl.)
hardcover
500 pages
257 x 185 x 39 mm
color
edition of 1500 copies
2023
ISBN 978-4-9912986-0-8
printed by kato bunmeisha
published by telescope
distribution twelvebooks
印刷費 130万円
デザイン費 20万円
撮影費 20万円
リターン制作費 10万円
送料 10万円
雑費 10万円(移動費など)
募集する資金は印刷費を中心に、様々な制作費用です(印刷費のみで実際は400万円を超えます)。
制作に当たって、自己資金も用意がありますが、正直なところ不足分があり、どうかみなさまからご支援、ご協力いただきたく思います。
・一般未公開 清里現代美術館コレクション概要 小冊子
信吾氏が編集した清里現代美術館のコレクション概要 小冊子です。
美術館閉館が決まった2013年頃、美術館や所属作品・資料の引受先を探す為にまとめられたものです。清里現代美術館の具体的な所属作品、資料数について書かれています。
信吾氏の溢れる感情なども書かれ、読み応えがある内容となっています。
(当時、一部の関係者に実際に配布された資料と同内容です。今回改めてリデザインを行いました。16ページ程度の小さな冊子となる予定です)
・オリジナル トートバッグ
当時、実際に使用していたロゴデザインを採用したトートバッグです。
生成りのオーガニックコットン生地で、生地は薄手ですが「清里現代美術館アーカイブブック」を入れることが可能なサイズ、破れることはない耐久性で制作予定です。
・マルチプル
FluxusやJoseph Beuysの作品から着想を得たマルチプルです。
平留め箱で中央下段部に窓を施し、内容物についてのラベルを貼った仕様で制作予定です。
箱の中には「コレクション概要 小冊子」を収めることが出来ます。
マルチプルには、当時の清里現代美術館の様子を収めた写真10枚セット(モノクロ、カラーをランダムで)を。
そして、Joseph Beuysから着想を得て、1992年頃に清里現代美術館のオリジナルグッズとして限定1000個販売していたグッズを復刻しました。こちらもマルチプルに同梱されます。
当時の制作エピソードとして、Joseph Beuysの言う「芸術概念の拡大」という意味が、一般的に全く通用しない時代だったこともあり、「拡大させる」意味を身体的に体験できるアイテムとして風船を採用しました。
買った人が自分で膨らまさないと膨らまない。芸術概念も自身の思う概念を膨らませないと拡大しないという意味も含んでいます。
Joseph Beuysへのリスペクトを込めて、植物の種を入れた、種入りの袋も制作します。
Joseph Beuysが当時から環境・自然保護の立場だったこと、そして現在、最重要課題の温室効果ガス対策やSDGs的にも、植物を植えるのは必要という意味が込められています。
マルチプルには「コレクション概要 小冊子」「清里現代美術館の様子を収めた写真10枚セット」「清里現代美術館のオリジナルグッズ復刻(Joseph Beuys、風船)」「植物の種(Joseph Beuys)」を全て収めることができます。
清里現代美術館を、小さな世界に凝縮しました。
※仕様は全て予定となっております。変更の可能性があることをご理解、ご了承ください。
制作は2022年9月からスタートしています。完成までまだやるべきことが残されていますが、制作は順調に進んでいます。4月中旬頃に完成予定、その後、一般書店にも並びます。リターン品の発送についても書籍完成と同様4月中旬頃に本誌とともにお届けいたします。
もちろん、今回ご支援いただいたみなさまには書店に並ぶよりも、いち早くお手元にお届けいたします。
また、2023年2月よりクラウドファンディング期間中に開催される企画展も予定しています。企画展にもぜひ足をお運びください。
※制作、発売に遅れが生じた際はこちらのプロジェクトサイト、もしくはtelescope@art美術古書店、tata bookshop / galleryのwebサイト、SNSでお知らせさせていただきます。
※本プロジェクトは実行確約型のため、目標金額未達成の場合でもアーカイブブックを出版し、リターンをお届けいたします。
主なメンバーは下記の3名と、私廣瀬の計4名で制作を進めています。
・ディレクター
石崎孝多 Kota Ishizaki
1983年生まれ。tata bookshop / gallery 店主。現在までにOnly Free Paper、Only News Paper、nomazonなどで代表やメンバーとして関わる。
website : https://tata-books.com
・デザイナー
Tanuki
グラフィックデザインスタジオ。国内外問わず文化施設やアーティスト、写真家、建築設計事務所、出版社、その他企業やブランドなど様々なコラボレーターと協働する。デザインの過程における対話に重点を置きながら印刷物、V.I.、Web、空間など様々な領域で活動する。
website : http://tanuki.ooo
・フォトグラファー
尾原深水 Shinsui Ohara
広告制作会社を経てフリーランスとして活動を行なっている。
website : https://ohara-shinsui.com
この3巻の刊行プロジェクトは、清里現代美術館を知らない世代の若者達が信吾氏から受け取ったバトンです。
ディレクターのtata bookshop / galleryの石崎孝多さん、デザインスタジオTanuki、フォトグラファーの尾原深水さんをはじめ、様々な方々からのご協力をいただき、プロジェクトがスタートしました。私1人の力で形にする事は、到底不可能でした。
伊藤家のコレクションは膨大すぎて全て本に収まるものではありません。
今は実存しない美術館ですが、この本を手にしていただく方にもきっと清里現代美術館のコレクションの意義、豊かさ深さを共有していただける内容になると存じます。
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。
(なお現在、清里現代美術館の土地・建屋は人手に渡っておりますので、十分にご留意くださいますようお願いいたします)
廣瀬友子(telescope @art美術古書店 店主・元清里現代美術館 スタッフ)
展示タイトル : 「清里現代美術館アーカイブブック エフェメラ展」
会場 : tata bookshop / gallery
会期 : 2023年2月2日(木) - 2月26日(日)
住所 : 〒166-0002
東京都杉並区高円寺北2丁目38-15
営業時間 : 13:00-21:00
休廊日 : 月・火・水曜日
入場無料
お問合せ : info@tata-books.com
website : https://tata-books.com/
今回の第1巻「Ephemera(エフェメラ)」に収録されることがなかった、1960〜1980年代を中心とした貴重なエフェメラを展示いたします。
空間・什器デザイン 安川流加 LUKA YASUKAWA DESIGN
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