初めてのフローリング張りに挑戦してみました
vol. 5 2020-06-18 0
「大工さんの協力を得ながら、できるところは自分でやる!」と意気込んでいた改装作業ですが、なんだかんだゴツい仕事は大工さんに任せっきりで、僕の作業といえば掃除や塗装ばかりでした。
しかし先日、とうとう床張りという大工仕事っぽいことに挑戦することになりました。
その舞台がこちらのお部屋。写真は、もともとあった畳を撤去して、むき出しになった木材の上にシートを敷いた状態。ここからフローリングを張っていきます。
なんで素人の僕がこんなことをするのかというと、この部屋はきよかわで飼っている2匹の猫が暮らす空間になるので、多少雑な仕事をしても大丈夫だろうと判断したからです。
マルちゃん
タマちゃん
猫のマル&タマにはこの場を借りて謝罪します。ふたりとも僕の張った雑なフローリングでごめんね! 今度ちゅ~るたくさんあげるから許してね!
さて、まずは根太(ねだ)という、フローリング材の下に渡す横木を組みます。写真では単純な作業に見えるかもしれませんが、これだけで1日半くらいかかりました。その理由は、根太の下にところどころ置いてある黒い塊にあります。
これです。じつはこの部屋には部分的に床が沈んでいる箇所があって、その沈んでいる部分にスペーサーと呼ばれる黒いブロックを入れることで、根太をできるかぎり水平に近い状態にしています。
傾きがない建物であれば何もしなくても水平が保たれているので、スペーサーを入れずにバシバシ根太を張っていけます。でも傾きがあるとどの部分がどれくらい沈んでいるのかを測りながら張っていかなければならないので何倍もの時間がかかるのです。まあ僕が素人だからってのも大きいのですが。
この部屋は多次元的に歪んでいたので、途中からもはやどこを基準に平行を見ればいいのかわからなくなり、やがて「そもそも“まっすぐ”とは何か」みたいな哲学的思考のラビリンスに迷い込み、最後には「頑張っても無理なものは無理だからテキトーでよい」という悟りの境地に達しました。
根太を張ったらあいだに断熱材を敷き詰め、
フローリングを張っていきます。
ぜんぜんフラットになっていない根太のせいで悪戦苦闘しながらも、
最後まで張り終えました。トータルで3日半くらいかかったかなあ……。初めてのフローリング張りでなおかつ歪みの強い部屋だっということもあって大変でしたが、いい勉強になりました!
こんな感じできよかわの作業はどんどん進んでいます! 7月中にオープンできるのかちょっと怪しくなってきたような気もするのですが、頑張って目標のスケジュールで終わらせるので、引き続き応援よろしくお願いします!