「ふれる・あじわう・つくる」セカイとまじわる複合施設《汽ノ舎》
紀南・下里エリアに「新しいふるさと」の拠点をつくりたい！

丸山 由起

那智勝浦町に生まれ学生時代を含めて一度はこの地を離れてそして帰ってきました。今はサラリーマンをしながら写真でいろんな人と関わるようなことをしています。

帰ることを考えはじめた頃などは懐かしみを持った「ふるさと」を感じていましたが、実際にまたここで生きてみると思い出の中で止まったままの世界ではもちろんなくて、子供だった頃にはまるで知らない世界だらけ。

よく知っている優しいおじさんは実はとても偉い人でびっくりしたり、そうした人と関わりを深め人間味を感じるとふるさとは急に様変わりしたように感じました。小さな町だからこそ少しの変化がとても重大な出来事に感じたりもします。物事の大きさではなくて僕達の感度の問題なんですよね。

汽ノ舎はそんなふるさとと外の地域や文化と混じり合う場所になろうとしています。僕にとってそれはそれは衝撃的な話題です。あとはこのあたらしいふるさととどう関わるかが大事なのかなと感じています。