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複合施設・汽ノ舎を、和歌山県の下里エリアにオープン。「新しいふるさと」の拠点立ち上げをクラウドファンディングで実現!
2024年4月、本州最南端にほど近い、和歌山県那智勝浦町・下里エリアに新しい複合施設が誕生します。人、もの、ことが混ざりあう、新しいふるさとの拠点〈汽ノ舎〉をつくるプロジェクトに参加しませんか?
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「セカイは セイカイより オモシロイ」 驚きと発見をともに喜び、大切に育んでいく「新しいふるさと」の拠点です。 誰もがワクワクを素直に表現し、チャレンジできる場所へと育てていきます。 1階にはカフェとセレクトショップが常設し、随時WSやイベントを開催予定。
2024年4月、本州最南端にほど近い、和歌山県那智勝浦町・下里エリアに新しい複合施設が誕生します。人、もの、ことが混ざりあう、新しいふるさとの拠点〈汽ノ舎〉をつくるプロジェクトに参加しませんか?
はじめまして、汽ノ舎プロジェクトチームです。私たちは地元下里や関西地方、そして遠く離れた関東地方に住む、職業も年齢もばらばらな5人のコアメンバーで構成されています。共通しているのはそれぞれが、なにかしらのつくり手であり表現者であること。音楽家、グラフィックデザイナー、カメラマン、建築家など、多彩なメンバーが集まっています(詳しいメンバー紹介は、この記事の一番下にある「コアメンバー」からのご挨拶をご覧ください!)。
キックオフから約1年強。5人のコアメンバーを中心にそれぞれの仕事の合間を縫って、ミーティングや現地調査、そしてDIYとガチ工事を行い、少しずつ汽ノ舎の準備を進めてきました。2023年12月現在、外装・内装の大きな工事は終わり、ついにこれからオープンに向けた準備がスタートします。
汽ノ舎コアメンバー。左から冨田、長尾、池田、水迫、岩倉。地元在住のカメラマン兼メンバーの
丸山がアー写風に撮影してくれました。
地域内外のメンバーで集まって構想を練りながらBBQ! 汽ノ舎の倉庫で集合写真。
関西都市圏から、最短でも3時間。豊かな歴史と文化があるけれど、僻地といっても差し支えない地域。そんな和歌山県南部、那智勝浦町にある海辺の小さな町「下里」に立つ、ちょっと古くて小さな元農協ビルをこの地域に住むメンバーの一人が引き継いだことから、このプロジェクトははじまりました。 このビルでどんなことができるだろう。どんな場所にしたら良いだろう。皆でこの土地を訪れ、歩き回り、地域の人々の話を聞きながらこのビルの未来のかたちを考えていくうちに、思考は建物を出て地域や社会へ、そしてその中で生きる私たちのあり方にまで、ぐるぐるとめぐりました。
改装前の一階。重い扉は、かつて金庫があったスペースです。
2階の窓からは下里の海が見えます。白浪が立つ日も多く、地元出身のメンバー長尾によれば、絶好のサーフィンスポット。
ぐるぐると考え話し合った結果、私たちがたどり着いたのが「新しいふるさと」というかたちです。
安心できる、いつでも戻れる場所としての「ふるさと」。でも閉じこもるわけではなく、外に開かれ、いろんなものと出会う「新しさ」。その2つをあわせ持つ場所のことを、わたしたちは「新しいふるさと」と呼んでいます。
安心できる環境の中で、人、もの、ことが混じり合い、予測不可能な新しいものが生み出される。このビルがそんな「新しいふるさと」の拠点になったらおもしろいんじゃないか。そして、豊かな文化と歴史を持ち、人口減少や産業の衰退の最前線でもあるこの土地が「新しいふるさと」になったら、なおおもしろいんじゃないか。
どんな場所にする? 地域内外のメンバーでぐるぐる考える。
そんなわけで、汽ノ舎は「新しいふるさと」のかたちを追い求める拠点として、2024年4月にオープンします。カフェや物販に加え、イベントやワークショップを通じて、地域内外の人をつなぎ新しいふるさとを分かち合えるよう、現在チーム一同、鋭意準備を進めています!
汽ノ舎はどんな空間になるのか。そこでどんなことをする予定なのか。それをお話しする前に、ここで少しだけ、汽ノ舎がある土地についてご紹介させてください。
世界遺産〈熊野古道〉をはじめとする、古くからつづく信仰文化。日本一の落差をもつ〈那智の滝〉や、海面に巨大な岩が並び立つ〈橋杭岩〉など、多くの人を惹きつける雄大な自然。汽ノ舎は、そんな古来より多くの人を惹きつけてやまない紀伊半島最南端の地「南紀熊野」の一角、那智勝浦町の下里にあります。
汽ノ舎:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町下里2727-7 右図参照元:Google map
那智勝浦町は、熊野古道や那智の滝をはじめ、生まぐろの水揚げ日本一を記録した勝浦漁港や勝浦温泉で知られる、南紀熊野屈指の観光地です。また、隣町である「太地」は古くから捕鯨の町として栄え、現在も豊かな鯨肉文化が息づいています。
さらに、神倉神社を始めとする世界遺産と豊かな町文化を有する新宮市や、本州最南端の地潮岬のほかロケットの発射基地を有する串本町など、自然と文化が深く絡み合った近隣地域はどれも「濃い」場所ばかりです。
メンバーの萌夏によるまぐろの解体ショー(!) 魚捌きは紀南エリアで過ごすうちに鍛えられたそうな。やるな〜
下里は那智勝浦町の最西端にあたる地域で、人口は約2100人。人口減少が続いていますが、かつては12㎢の小さな下里のエリアの中に幾つもの寺子屋があり、他地域からも通う人もいるほど教育に力を入れた町でした。
また、多くの文化人が愛した町でもあり、詩人・佐藤春夫の故郷としても知られています。佐藤春夫の私塾「懸泉堂」は今もなお現存。そのほかにも西村伊作設計の「紀南教会」があったり(なんと汽ノ舎のすぐ隣!)、粘菌の調査で南方熊楠が滞在したことでも知られ、現在でも無形文化財にも登録されている獅子舞が奉納されるお祭りも開催されるなど、豊かな文化が根付く、そんな土地です。
近年海外にも広く認知されつつある南紀熊野地域ですが、目の前には多くの課題もあります。例えば、少子化や高齢化が進み、基幹産業が衰退しつつあること。その結果、進学や就職で他地域に出たまま戻ってくる人が少ないことなど。文化が根付き、巡礼や産業を通じてかつて多くの人が行き交ったこの地ですが、かつてのような賑わいが衰えつつあることも確かです。
私たちはこの土地、そして南紀・熊野を貫く歴史と文化、精神を受けつぐことで「新しいふるさと」がもっと面白く、具体性のあるものになると考えています。信仰を通して様々な人を受け入れ、豊かな自然と人が混ざり合い、そして日本の新しいかたちをつくった人たちの生まれたこの土地の記憶を受け継ぎ、未来へつないでいく。汽ノ舎はそんな過去と未来との出会いの場所でもあります。
汽ノ舎は、聖地那智山の水が流れ込む太田川の河口に佇んでいます。河口では太田川の淡水と、豊かな熊野灘の塩水が混ざり合い、独特で多様な生態系を持つ汽水域が形成されています。
私たちはこの「汽水」に着想を得て、人と人、あるいは物や文化などが 「混ざる」という汽ノ舎のコンセプトを導き出しました。
太田川の河口越しに見る
私たちはいま、とても便利な時代に生きています。例えば、欲しいものは明日にでも玄関で受け取れるし、AIの登場によって仕事の効率はずいぶんと上がりつつあります。
ですが、それはここから先どんな変化が起きるかわからない、ということでもあります。世界が変化するスピードは着実にあがっている。そんな中で、急速に変わる「常識」に必死で追いつき、そこでの「正解」を探し求めることに、私たちはとらわれてしまいます。ですが、2、3年後の近い未来では、そもそもその常識も正解も変わっているかもしれません。
だからこそ、一歩外に出た先にある「世界」と出会いそれをおもしろがる態度にこそ、これからの時代をより主体的に生き、切り開いていくていく人間の可能性があるのだと、私たちは信じています。曖昧さの中で出会い、予想外に変化し続けていくことをおもしろがる。そうすることが私たちの生活を豊かにし、人を育み、やがてはその土地の文化や産業にまで還っていくと思うのです。「セカイはセイカイよりおもしろい」。それが私たちの直感であり、信念です。
コンセプトとして掲げた「混ざる」とは、正解がわからない世界で、私たちが世界と出会う方法の一つです。なにかの目標に向かって一直線に進むのではなく、外に開かれ、いろんなものとの出会を通して、じんわりと予想外に変化していく。まるで水彩絵の具のように、どちらかの色に染め尽くすのではなく、互いの色が滲み出て広がっていった先でふと混ざり合って、新しい色が生まれる、そんなあり方。そんな可能性が秘められた場所こそが、私たちが考える「新しいふるさと」なのです。
汽ノ舎では、この「混ざる」というコンセプトを軸として、建築・グラフィック・コンテンツの各部門を担当するメンバーが、空間や活動のデザインを行っています。
汽ノ舎の建物は、 かつて地域住人が通い、集まる場所として機能していた「農協ビル」でした。時代の経過とともに役割を終えたものの、人々が集まる場所として頑丈に作られたコンクリート造の建物はまだまだ現役。この建物を新たに「混ざる」をコンセプトとした場所へ生まれ変わらせるため、建築やデザインを専門とするメンバーを中心に、いろんな側面から空間を設計、作り直しました。
正面から見た改修前の汽ノ舎。二階建てに見えますが実は広い地下空間もあります。
図面をみながらみんなで計画を練る。
第一に取り組んだのが、「内と外との境界を曖昧にする」ということです。元々地域のお金の保管場所だったこともあるのか、このビルは外に対して少し閉じられた箱のような建物になっていました。 今回の改装では、この「閉じられた箱」を解放するために、入り口やエントランス、そして庇などを改装しています。
1Fのカフェスペース。エントランスには6枚の大きなガラス引き戸を採用。
内から外を眺めるとこんな感じ。
建物の正面には劇場型広場をRCで形作った。
階段に腰掛けておしゃべりに花が咲いたり、天気のいい日には日向ぼっこをしたりと使い方は自由。
組み替え可能な什器。これも人やモノが「混ざる」仕掛けのひとつ。
地元の野中工務店さんの施工の元工事が進んでいきます。野中工務店の皆様を筆頭に、その他ご協力頂いた方々のお陰で構想がカタチとなっていきます。
人・もの・ことが「混ざる」、居心地の良い、内と外の境界線を曖昧にする空間。そんな「新しいふるさと」のあり方を追求する汽ノ舎では、4つの事業を軸に、今後活動を展開していきます。
①食【あじわう・まざる】
汽ノ舎では特に食に重きを置いています。 食はそれ自体が文化を体現するもの。食材は風土に大きく影響され、またそれによって人々の暮らしも大きく変わっていきます。 食を通して自然と人が混ざり、血肉になっていく。そしてその体があってこその、日々の営み。
また、食卓があるから人が集まり、会話が生まれます。人同士の化学反応は、同じ釜の飯を食うところで、最も発揮されるのではないでしょうか。 つまり食とは、物質的にも、コミュニケーション的にも、人・ものを混ぜ合わせる、最も根源的な活動なのです。
そんな食を、汽ノ舎ではカフェスペースで提供していきます。様々な料理人たちとコラボレーションし、地域の食材を活かした、「混ざる」メニューの開発を予定です!(イベントやワークショップにも広がるかも…?)
【現在コラボ予定の方々】
嶋本 有希さん 和歌山県那智勝浦町出身
関西のパティスリーで修行後、渡仏。パリの『abri』、『Le Cette』にて経験を積み、地元にUターン。新宮にて「Patisserie RaRe」を開業、台湾のレストラン『L'Atelier par Yao』でのPOPUPイベントやパリのミシュラン一つ星店「abri」のデザートレシピを手掛ける。
中地 祐也さん 和歌山県那智勝浦町出身
ナポリピッツァの職人として料理の道に入る。都内の有名店Da ISAやイタリアンレストランにて修行後、渡伊。トスカーナ、シチリア、アルトアディジェで修行。ガストロノミーやスローフード運動に出会う。帰国後は都内のミシュラン三ツ星「L'effervescence」に勤務。現在、紀州・熊野地方の新しい郷土料理の提案や食文化の向上を行うべく活動する。自身の拠点のオープンが2023年12月8日に控えている。
砂山利治さん ロンドン生まれ・埼玉県育ち
東京都内の調理師専門学校卒業後、 都内ホテルにて調理経験を積み渡欧。2010年に渡仏、2015年より北フランスの二つ星レストラン「La Grenouillére」にて スーシェフとして働く。
2017年、料理コンペティション RED U-35/BRONZE EGG 受賞。その後ジュネーブの三つ星レストラン「Flocons de sel」に勤務後、2018年に帰国。
2019 年より「Le Tonnelles」を立ち上げミシュランガイド北陸 2021 にて最年少最速で二つ星、グリーンスターを獲得。近年は奈良天川村でのオーベルジュ開業準備中。
松尾遼さん 京都府生まれ・東京都在住
高校卒業後、料理の世界へ。複数のレストランや店舗の運営を経て、今までにない料理の表現方法を探ろうと料理以外のジャンルとのコラボ特化型ブランド「half and」を立ち上げる。ケータリングやメニュー開発などを行う傍ら、音楽や映像、サウナやアパレルなどとのコラボイベントを行なっている。
②物販【ふれる・まざる】
京都に拠点をかまえるデザインユニット「SIBO」監修によるセレクトショップ。実は、汽ノ舎プロジェクトの立ち上げメンバーである水迫・冨田はSIBOのメンバーでもあります。
物販では、汽ノ舎の区間を利用し古道具からオリジナルプロダクトまで、SIBO独自の目線で選び抜かれた全国各地の逸品を販売します。 また、下里をはじめ紀南地方の郷土玩具の収集や民話、暮らしの変遷にまつわる品々など、ハードからソフトに至るまで民俗学的な収集活動も行っていきます。
さまざまなものが集まり、出会い、混ざり合う。物販は、汽ノ舎のコンセプトをストレートに体現する活動の一つです。
③イベント・ワークショップ【つくる・まざる】
汽ノ舎が「新しいふるさと」になるための要は、地域に住む人と地域外を拠点とする人たちが出会い、まざり合うことで起きる化学反応にあります。 それを体現するべく、汽ノ舎ではイベントやワークショップを随時開催していきます。さまざまな分野で活躍するクリエイターたちに講師となってもらい、遊び、学べる場をつくります。
たとえば、染色の専門家と一緒に草木を集めるところから染色を体験してみる。ダンサーと体を動かすことや表現することについて考えてみる。朗読家さんと発声練習をしてみる。編集者と雑誌作りに挑戦してみる……。
「こんな面白い世界があるんだ!」「もっと自分でやってみたい!」「正解なんてないんだ!」 そんな自由でワクワクするセカイを感じさせてくれるクリエイターやプロジェクトを通して地元の子どもたちがセカイと出会い、感性を刺激する機会をつくります。
もちろん子どもだけでなく、大人にもぜひ同じ目線で体験していただきたいと思っています。普段とは異なる文化や世界に触れる機会があれば、きっと日々の暮らしや仕事のヒントにもなるはず。
汽ノ舎は、小さな子どもから学生、社会人、年配の方までが過ごせる、みんなのふるさとです。イベントやワークショップを通じて一緒に遊び、学ぶことで、「セカイは セイカイより オモシロイ」をより体感していただけることを願っています。
④メディア【みる・まざる】
収集し、混ぜ合わせ、世に問うていく。汽ノ舎の取り組み自体が、すでに広義の意味で「混ざる」ことだと私たちは感じています。
そんな汽ノ舎の取り組みの中で見えてきた学びを、多くの人と分かち合いたい。そして、いろんな方に、中に入って「混ざる」一部に加わってほしい。そんな思いから、汽ノ舎のWebやSNSなどのメディアを通じて、私たちの活動の様子や思い、そして新たな出会いの種を遠く離れたふるさとメンバーにもお届けします。
汽ノ舎のイベント報告はもちろん、地域の企業や行事の取材や、他地域で志を同じくする方々にお話を伺っていきます。 また年に1回タブロイドを発行し、ふるさとメンバーに配布するほか、各地のお店や企業さまにも置かせていただく予定です。
みなさまからいただいた資金は、建物改修にかかる費用として大切に使用させていただきます。ビル及び駐車場スペースはすでに購入済みですが、ビルの改修作業は現在進行中です。 具体的には、以下の汽ノ舎をオープンするまでに残り必要な項目に資金を使わせて頂きます。
①リターンに発生する費用・クラウドファンディング手数料 (¥1,000,000-)
②館内サインの制作・施工費 (¥200,000-)
③飲食スペースの厨房機器・什器制作費 (¥1,600,000-)←お金がもっとあればもう少し機器を揃えたいです(ボソッ)
④トイレ修繕費(¥200,000-)
本気で目指してます。ネクストゴール!
クラウドファンディング開始からそれ言っちゃうの? と思われるかもしれませんが、汽ノ舎の理想像からするとまだまだ資金が足りていないのが実状です。今回300万円を集められたとして、オープンに向けて必要な工事や機器を揃えるのでギリギリ。本来であればもう少し工事が必要だったり、今後行うイベントへのゲスト誘致にも資金を回したいところです。
その他にも、たとえば汽ノ舎の裏に直結している収容人数約100人の立派な倉庫。すぐにでも活用したいのですが、資金がなくて手付かずの状態です。空調がなく、屋根に穴アリ、海から入ってくる隙間風、閉まらないシャッター、どこからともなく侵入してくる無数の蟹……。せっかく場所として所有しているのに、今のままでは宝の持ち腐れ状態です。
マルシェやトークイベント、上映会など、地域内外の多くの方を一堂に会す機会をたくさん作っていきたい汽ノ舎としては、なんとしてもこのスペースを活用したいのです……!
思い描く未来像は、単なる夢想ではなく、叶えるための道標。ハードルとしては少々高くなりますが、描いた夢は少しずつでも叶えていくつもりです。 「汽ノ舎の目指す未来をもっと一緒に見てみたい!」という方は、ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします!
2nd goal:500万円(追加施工費、外観工事、ゲスト誘致)
3rd goal:800万円(倉庫改修)
グランドオープンは2024年の4月! このクラウドファンディング期間中も工事や内装、什器設営などの準備を着々と進めています。こうした過程もアップデート記事やSNSを通してみなさんにお伝えしていきますので、暖かく見守っていただければ幸いです!
2023年12月:大枠の工事完了
2024年1月:什器設営、内装詳細施工、各部門オープン準備
2024年3月:プレオープン
2024年4月:グランドオープン!
【全員】
◯汽ノ舎オリジナルステッカー
汽ノ舎の活動を楽しだり、活動に参加したり、一緒に企んだりする方々に発行させて頂きます。記念品のようなものでもあり、会員証のようなものでもあります。
【通える方向け】
◯汽ノ舎オリジナル自家焙煎コーヒー&ドリンクチケット(11枚綴)
汽ノ舎のカフェでは自家焙煎した新鮮で美味しいコーヒーをお出しします。また、地元のシェフたちとつくるオリジナルドリンクも豊富にご用意。季節ごとに変わるドリンクをお楽しみください。
【イベントに興味がある方向け】
◯建築と地域・デザインと地域のトークイベント招待券(オンライン参加可能)
汽ノ舎メンバーによるトークイベントにご招待。汽ノ舎のコンセプトづくりや改修工事など、ソフトからハードに至るまでの裏側を大公開!建築と地域、そしてデザインと地域について汽ノ舎の目線でお話しします。
◯関係者&CF支援者限定のオープニングパーティーへご招待1名(フードorドリンク交換チケット1枚付き)
4月のオープン前に汽ノ舎のオープニングパーティーを行います。カフェメニューのリリースや建築改装について、そして汽ノ舎の進捗についてもご報告させていただく機会となりますので、せっかくならスタートのタイミングで現地を見てみたい方はぜひ◎
【全力応援:上乗せ支援歓迎!】
◯とにかくめっちゃ応援
とにかくめっちゃ応援したい!とお考えの方はぜひこちらからお願いします◎上乗せもできるシステムなので、ご希望の金額をご指定ください。
【遠方の方でも】
◯SIBO×汽ノ舎オリジナルデザインポスター
デザインを担当するクリエイティブ集団SIBOが、下里地域のリサーチからインスピレーションを受けて製作した実験的ポスター作品。洋室から和室まで幅広く合わせられるデザインポスターです。(B2〜A1サイズ程度を予定)
*画像はSIBOが製作した別のポスター作品です。実際の返礼品とは異なりますのでご注意ください。
*制作の進捗はニュース記事で追ってご報告します◎
【遠方の方でも】
◯天川ジェラートによる汽ノ舎オリジナルアイス
奈良県天川村の「TENKARA GELATO(テンカラジェラート)」とコラボさせていただいた汽ノ舎オリジナルアイスを3カップお届けします。天川村や紀南エリアの食材を使ったフレーバーを考案中。アップデート記事でもご紹介しますので、グルメな方はお見逃しなく!
【遠方の方でも】
◯ラールの焼き菓子
紀南では言わずと知れたパティスリー「RaRe(ラール)」。フランス菓子つくりの技法をベースに、地域食材をとりいれた洋菓子は絶品!汽ノ舎にお越しの際には必ずお立ち寄りいただきたい名店でもありますが、今回はリターンとして直接お届け◎ぜひご自宅でお楽しみください〜!
【現地に来られる方向け】
◯下里エリアで記念写真撮影
汽ノ舎メンバーでもある、紀南在住のカメラマン丸山由起と福田萌夏による記念撮影を行います。下里のロケーションを活かしながら、プロフィール写真や家族写真にぜひ。下里で過ごす時間が、さらに素敵な時間になること間違いなし!
【開業祝いに植物を!】
◯汽ノ舎に緑をプレゼント(植物にネームプレート)
開業祝いにお花を贈る文化もありますが、せっかくならずっと飾りたい! そんな思いから汽ノ舎では1Fに飾る植物をみなさんからのご支援の記念にしたいと考えています。鉢にはネームプレートを用意し、お名前を掲載させていただきます(掲載をご希望されない方はお申し付けください)。
【汽ノ舎を活用してみよう!という方向け】
◯ギャラリースペース2週間使用
汽ノ舎の1F奥にはギャラリースペースを用意しており、不定期で企画展示を開催予定です。そのスペースをいち早くお使いいただけるようにリターンとしてご用意しました。絵画や写真、立体やインスタレーションなど、展示物は自由です。せっかくなら下里で滞在制作するのもおもしろいかも...!
【この活動の立ち上げ人になって頂ける方向け】
◯WEBサイトのクラファン記念ページにお名前掲載
支援者からもう一歩踏み込んで立ち上げ人の一人になりたいという心意気の方はぜひこちらへ◎汽ノ舎Webサイト内にクラウドファンディング特設ページを設置予定しており、そちらにお名前を掲載させていただきます(ハイパーリンク可)。せっかくのご縁ですので、お名前掲載だけでなく、深いコミュニケーションを継続的に取れるようでしたらなお嬉しい限りです!
【この活動を共に歩んで頂ける方向け】
◯汽ノ舎WEBサイトに立ち上げ支援メンバーとして永久バナー掲載(リンク掲載可能)
汽ノ舎Webサイトに永久バナーを掲載させていただきます(ハイパーリンク可)。アーティストやビジネスマン、学生などさまざまな背景を持つ人たちが出入りする汽ノ舎ならではの、新しいつながりに貢献します。こちらのご支援をきっかけに、長いお付き合いができれば幸いです!
このクラウドファンディングが始まった時点で、すでにこの汽ノ舎立ち上げプロジェクトは2024年4月のオープンに向けて始動しています。目標金額に満たない場合でもオープンさせます。意地で。
もちろん、皆様からいただいた応援へのリターンにつきましても、 達成/未達成に関わらず、クラウドファンディングの終了後にお送りいたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
「セカイは セイカイより オモシロイ」 と汽ノ舎のメンバーは本気で思っています(真顔)。 だってすでにみんな面白いし、一見つまらなそうなものでもちょっと角度を変えれば面白がれると知っているから。
今回のクラウドファンディングも、自分たちだけでは金銭的に無理かもしれないけれど、 面白い人ならまわりにたくさんいるし、きっと面白がりながら価値を見出してくれるんじゃないかと思ったから、 「ちょっと助けて〜!」というお願いと 「面白いからまざってみない?」というお誘いでもあります。
田舎での挑戦ってほんとに大丈夫? と思われるかもしれません。
でも、 汽ノ舎のカフェを訪れる旅行者がきっかけとなって、 もっと下里エリアを楽しめるようにと宿泊業が盛んになったり、 滞在制作中のアーティストの作品を観た子どもたちが、 感化されてものづくりに夢中になったり、 ここなら地元の人も外の人も仲良くしていそうだから、 のびのび暮らせるかもと期待を寄せる移住者が現れたり……え、めっちゃええやん笑。こうやって想像し始めると、案外無理はないし、なんだかできそうな気がしませんか?
出自や肩書き、年齢や性別に関わらず、誰もが安心して伸びのびと過ごせる居場所。 異なる背景を尊重し、時にまざり合うことで生まれるワクワク。 セカイはセイカイよりオモシロイ。 そんなことを日々肌で感じ、共有し、生み出すはじまりの場所をみなさんと築いていきたいと思い描いています。
そして今回ご支援くださる皆さんは、このクラウドファンディングをもって「新しいふるさと」のメンバーです。 「自分のふるさとがこんなだったらいいな」を、ぜひ汽ノ舎でシェアしてみてください。一人の妄想も、人に話せば意外と実現できることも多いはず。
それでは、汽ノ舎でお会いしましょう。
岩倉 昂史|株式会社ヒトノハ /プロデューサー・クリエイティブディレクター
1993年大阪府大阪狭山市生まれ・和歌山県古座川町在住
紀南、古座川町に移住して8年。隣町の那智勝浦にも仕事でもプライベートでも多く関わらせてもらっています。
移住してヒトノハというデザイン会社を経営しています。この活動はヒトノハがあるからこそ、できることであって、ヒトノハだけでは実現できないこと。枠を超えた形のプロデュースがこの汽ノ舎だと考えています。
移住してきてこの地域で家族と暮らす僕だからこそ、いろんな人たちと一緒に、内や外を分けずに混ざる場をつくりたい。それは、誰もがもっとセカイに触れ、豊かに生きるきっかけをつくることでもあります。歴史の中で色んな人を受け入れてきたこの土地だからこそ、それができるんじゃないかと思っています。
自然、歴史、人々の営みや暮らし。そんなこの土地だからこそを大切にしながら、人間のポテンシャルを信じ、みんなで混ざることを楽しみ、新しい色が滲み出てくる活動にしていきたいです。
ふるさとのような、家族の娘2人にとっては正真正銘のふるさとであるこの土地が、みんなで楽しみ新しいふるさととして常に発見がある場所、いつでも戻ってこれる場所になればいいなと願っています。
長尾 淳司|株式会社ヒトノハ /エンジニア
1986年和歌山県那智勝浦町下里生まれ・在住
ふるさとといえば、祭りへの思い入れが非常に強い。どれくらいって、そりゃ自分の結婚式の入場曲に、地元の獅子舞の笛太鼓囃子生演奏を取り入れるほどの、自他共に認めるお祭り男である。(ちなみに新婚旅行は、飛騨高山獅子会館だった。)
この地域の祭りは、子どもからおいちゃんおばちゃんまで、個性も立場も垣根なく、多彩な人々が集う面白い場。尚且つ、構成されるメンバーは、田舎だからめっちゃ人数が多いわけではなく、お互いの人となりを分かち合えるちょうど良い距離感。なので自ずとメンバー同士が、少しだけ特別な関係性になる。そのちょうど良さ加減もローカルならではなのかもしれない。
子どもの頃を振り返ると、どこにいてもなんだか世界と馴染めていない感覚を持っていた自分にとって、家でも学校でもない居場所として、祭りの場が機能していた側面もあったんじゃないかと、今になって思う。
いわゆる第三の場所で、多様な人々から影響を受けながら、表現することや生き様・ライフスタイル、人との関わり方や絆、地域の歴史・食文化、伝統の継承などなど、ひっくるめて、地域のアイデンティティに触れ続けてきたことが、間違いなく今の自分らしさを形作っている。そう考えるとこれはもう感謝しかありませんよ、ほんとに。
先日、祭りメンバーで、90歳になろうかというおいちゃんが、「(汽ノ舎は)いつできるんなぁ? コーヒー飲めるんかぁ?」と絶賛工事中の汽ノ舎前を通った際に声をかけてくれた。楽しみにしてくれてるんかな、なんか嬉しいよなこういうの。
きっと、このプロジェクトは祭りと同じく、地域のワクワクする気持ちの総量を増やせているってことだ。そして、そのワクワクは地域を超えて、セカイと混ざり合うのだ。
富田 晨|SIBO/建築家
1993年大阪府羽曳野市生まれ・京都府南丹市在住
下里を初めて訪れたのは去年の夏。海も川も山も、全ての自然を享受できるこの魅力ある地域に心をぐっと掴まれました。また、ヒトノハのみなさんをはじめ、温かくてでも内側には情熱をアツく秘めている方々が多く、「都市から離れた地域で、どう世界と繋がるか」という思想に深く共感し、このプロジェクトの建築を手がけることになりました。
閉じた箱だった建物は、ゆっくりとみんなの想いをのせて、まちに、また世界に開き始めました。
ずっと心の中にある、いつか人生の中で海に近い場所に住んでみたいなあという願望は、汽ノ舎に深く関わることで、ここ下里が「海のふるさと」になり、実現しようとしています。海を感じたくなったらふと訪れられる場所。そんな場所ができて本当に嬉しいです。
水迫 涼汰|SIBO/グラフィックデザイナー
1994年滋賀県大津市生まれ・京都府京都市在住
今から思うともう2年も前に、岩倉くんに紀南を案内してもらっている最中に「あの物件を使わせてもらえたらいいな」なんて半分冗談みたいに話していたのが、この汽ノ舎の建物でした。「言うてたあの物件を引き受けたので、なんか一緒にやろうや」と連絡がきて、おいおい冗談じゃなかったのかよ! と驚きつつも、考える前に話に乗っかっていたのを覚えています。
汽ノ舎がある下里は、僕にとって「ふるさとにしたい町」です。海は見たことのない深いエメラルドブルーで、海の幸もジビエも果物も、いつも最高の「旬」が待ってくれている。僕が住む京都から行ったら4時間かかる辺境だけど、いつでも気のいい友人たちが受け入れてくれて、また近いうちに会うんだろうなという感覚で送り出してくれる。温かくて明るくて、気持ちのいいこの町が僕はたまらなく好きだし、そろそろ帰省するかって自然な気持ちで、この先また何度でも行くだろうと思う。
池田太朗|フォトグラファー/コーヒー坊や
1994年兵庫県宝塚市生まれ・埼玉県小川町在住
今、私には0歳9ヶ月の息子が一人います。生まれたての頃はフニャフニャで、乳を飲んでは寝ての繰り返しだったのに、今ではものすごい速さでずり這いをし、離乳食をあっというまに平らげ(未だ乳も欠かさず)、日に日に顔つきが変わってきました。子どもの驚異的な成長を目の当たりにすると、「自分が教えられることなんて何もないんじゃないか」と思うこともあります。
でも、自分の幼少期や学生時代のことを思い返すと、自分一人で学んだり、何かを成し遂げたりしたことなど一度もありませんでした。そこにはいつも友人や先輩、そしてかっこいい大人たちがそばにいてくれました。人との出会いから刺激を受け、学び、取り入れることで自分という存在が浮き彫りになる。そんな体験をたくさんしてきたように思います。
実際「教えられることなんて何もない」のかもしれません。ましてやよそ様に何かを教えるなんておこがましい...。でも、誰よりも周りの人にお世話になった身なので、人との出会いのありがたさと面白さをよく知っているつもりです。だからこそ、さまざまな背景を持つ人と出会える場所をつくりたかったし、正解よりも面白いものがたくさんあることを伝えたいと思い、汽ノ舎のプロジェクトに携わってきました。
そして、それはまさに私自身がこれからの人生でも求めていることでもあります。自分一人でできることなど知れていますが、ユニークな人たちと混ざり合うことで、想像もしていなかったようなことが起きるかもしれないと思うとワクワクが止まりません。そんな背中を息子にも見せたいし、まわりの人たちとも分かち合いたい。そんな有機的な循環を新しいふるさとの一員として、はぐくんでいきたいと思っています。
7000 円
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