プロダクションノート#5 最終回
vol. 8 2018-07-02 0
おかげさまで、本プロジェクトは、目標金額に達しました。
ありがとうございます。感謝です。
ですが、実は、まだまだ足りておりません。引き続きよろしくお願いいたします。
ということで、瀬々監督によるプロダクションノート第5回(最終回)です。
【ポストプロダクション】
編集は断続的に行っていく。完成資金がまだ足りていない。別の仕事にも行かなければならない。進行は遅かった。音楽は長年の盟友、安川午朗。相澤の南国志向からジェンベを楽器を主軸にすることは既に脚本にあった。YouTubeで見つけた「百姓ジャンベ」、日本的土着のリズムと南国が合わさった奈良大介の演奏に惚れ込み、出演してもらい演奏も頼んだ。添田唖然坊の歌も彼が歌った。一方で韓国のサムルノリを使用したいという思いから在日コリアのアンデミノルムセの参加。安川によるディレクションでスタジオ収録。それらが完成後、安川作曲による大正琴とオカリナによる劇伴が追加された。ナレーションは当初、瀬々本人の声により当てられていたが、ダビング初日プリミックスで全ての音が出揃った時、自身の声が負けていることに愕然。即刻、河瀬直美組で奈良で撮影中の永瀬正敏にオファー、急な願いも快く引き受けてくれる。ダビング6日目、帰京したばかりの永瀬氏のナレーションを収録。
2017年12月25日『菊とギロチン』初号試写。準備から完成まで足かけ2年がかかっていた。
取り組シーンのアフレコ
アンデミ ノルムセによるサムルノリ演奏の収録
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