ミニシアター・エイド基金への作品提供のご報告&ご支援のお願い
vol. 63 2020-04-13 0
このたびの新型コロナウィルス感染拡大により生活に影響を受けられている皆様に、
心よりお見舞いを申し上げます。
電動車椅子サッカーの選手たちの中には呼吸器を使用している方もいるため
(夜間だけ使用しているという方もいらっしゃいます)
もし感染してしまうようなことがあれば重症化してしまうリスクを抱えており
このような状況の中ではサッカーがプレーできないことはもとより、
外出することさえままならず、大変なストレスを感じながら日々を過ごして
いることと思います。
そして映画「蹴る」も上映会が次々と中止・延期になるなど
例外なく影響を受けております。
多くの方に映画を観ていただく機会も減り、
正直なところ資金回収という部分でも厳しい状況です。
しかしそれ以上に新型コロナウィルスの余波を受け大打撃をうけているのが
映画を上映してくださったミニシアターの方々です。
思えばちょうど1年ほど前、本作は東京・東中野のミニシアター「ポレポレ東中野」
からロードショー公開をスタートさせました。
その後も全国各地のミニシアターで上映していただき、たくさんの方に
作品を観ていただくことができました。
その大切な場所である「ミニシアター」の多くが、政府からの外出自粛要請が
続く中、閉館の危機にさらされています。
そんな危機的状況を救うべく、多くの映画監督らが賛同し
多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援する
クラウドファンディング「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」
プロジェクトがモーションギャラリーで始まりました。
そして中村和彦監督もこのプロジェクトに賛同し、その協力として
支援者へのリターンとして行われる 特別ストリーミング配信サイト
「サンクス・シアター」に「蹴る」を提供させていただくことにいたしました。
(配信は今年の7月頃から1年間の予定で、4本の作品を観ることが可能です)
サポーターの方々はもうすでに「蹴る」をご覧になった方も多いと思うのですが、
もう一度観たいという方はもちろん、単純にミニシアターを応援したいという方も
ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。
同時にミニシアターへの緊急支援を政府へ求める要望書提出の為の
プロジェクト#SaveTheCinema 「ミニシアターを救え!」プロジェクト
のご署名にもご協力いただけると幸いです。