日本で写真修行をしたジョン・サイパルが、
故郷・ネブラスカの魅力を再発見した写真集

今回はアートディレクター・山田洋一さんにBook planについて解説いただきましたので、ご紹介いたします！

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ジョンさんとこの写真集を作る前に日暮里のレトロな喫茶店でプリントやいろいろな写真集を見ながら打ち合わせをしました。色々話す中で出てきたキーワードがアルバムでした。

最初に写真群を家族、車、子供、道などにグループ分けをし、一度プリントアウトして床に並べていき、そこから立ち上がってくるイメージをストーリーに落とし込む作業を何回か繰り返し完成させました。

レイアウトはページの手前（下）に余白を取り、少し時間の隔たりが感じられるようなイメージで組んであります。紙はB7ナチュラルで少しノスタルジックな雰囲気に。

タイトルのフォントはクラシックなFRANKLIN

GOTHICのフォルム（S、Rなど）を少し入れながらセリフを足したりして、オリジナルで描き起こしてあります。カバーの銀の箔押しが細かい部分まで再現されていてとても気に入っています。

見返しの色上質に写真を入れたのも効果的でうまくいったと思います。