私がこの場所でやりたいこと・その①『文集・田端と尾久』をつくりたい!
vol. 4 2026-11-02 0
★この町で、この印刷スタジオで叶えたい夢と野望を、今日からひとつずつ綴っていこうとおもいます★
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小さな「町の印刷スタジオ」ができたら、ずっとやりたいと思っていたこと。
それは、町の人たちといっしょに「文集」をつくることです。
この町で暮らす人たちと田端アパートに集まって、「この町で暮らすこと、生活すること」について話す。
そこで生まれたエピソードにみんなで耳を澄ませ、後日それぞれ1篇のエッセイにしてもらって、一冊の文集にまとめたいと思っています。
教えてもらいたいのは、本当になんでもない、普通の毎日のこと。
ふだんどこで買い物をしているかとか、よく立ち寄る公園はどこかとか、
そこでどんなふうに過ごしているかとか……。
それが何篇か集まれば、自然と「この町らしさ」が浮かび上がってくると思うから。
私たちがいま思う「当たり前」は、10年後にはもう当たり前じゃないかもしれません。
見慣れた景色が取り壊されて別の建物になっているかもしれないし、
なじみのお店はもう残っていないかもしれない。
「この町らしさ」だって、時代とともに変わっていくはずです。
だからこそ、いまそこにあるのが当然だと思っていることを書き残しておくことには、
きっと意味があるのだと思います。
商店街の出店も、いつまでも続いてほしい風景。
私がまだ田端に来て間もないころ、今「おぐセンター」がある場所で書初め大会がありました。
田端に「帰って来たな~」と感じる、改札を出てすぐの夕焼け。いつまでも空が広くありつづけてほしいなあ。
いつの間にかなくなってしまった、熊の前商店街のフラッグ。レトロで好きだったんだよなあ。
都道府県や会社、学校といった大きな単位の歴史は、きっと誰かが残していくでしょう。
でも、田端アパートのまわりという小さなエリアの暮らしを残そうとする人は、もしかしたらいないかもしれない。
せっかく町に印刷スタジオができるなら、私がやってみたいと思いました。
何十年か先、誰かがこの本を開いて「こんな町だったんだね」「こんな景色があったんだね」と、親子で、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんと話すきっかけになったら。
なんだかちょっと、面白くないですか。
あなたが残しておきたい「今」は、なんですか?
インターネットの海に流していくこともできるけれど、手に取れる「本」というかたちだからこそ、時間を越えて届くものがある気がしています。
そんな一冊を、この町のみなさんと一緒につくりたい。
それが、私がこの場所でやりたいことのひとつです。
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