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田端と尾久の間で、小さな「まちの印刷スタジオ」をクラウドファンディングで実現!
東京北部の町、田端と尾久の間に、人・アイデア・町をつなぎ、つくることを楽しむ人が集う、小さな「まちの印刷スタジオ」をつくります。この場所の顔となるリソグラフ印刷機を購入するための費用を募集します。
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ZINEをつくりたい人の、背中を押す人。2025年8月に主催した「小さな声、小さな本」展で反響をいただいたことをきっかけに、ZINEをつくり始めるところから販売まで、一気通貫で発表の場を生み出すことに興味を持ち「おしゃべり編集室」をスタート。初めてZINEをつくる人に伴走するワークショップ、個別レッスンなども行っています。夢は荒川区・尾久にリソグラフ印刷のできる工房を持つこと。
東京北部の町、田端と尾久の間に、人・アイデア・町をつなぎ、つくることを楽しむ人が集う、小さな「まちの印刷スタジオ」をつくります。この場所の顔となるリソグラフ印刷機を購入するための費用を募集します。
私は東京の田端・尾久エリアに住みながら、「本」や「ZINE」にかかわる活動をしてきた、KAZENONE BOOKの櫻井朝子と申します。このプロジェクトの発起人です。
私が暮らす、東京北部の町「田端・尾久(おぐ)」近辺で、自分好みの本屋をつくりたい!という想いからはじまったKAZENONE BOOKは、これまで近所のお店やギャラリーを間借りして本屋の練習のようなことをしてみたり、古本市を開催したり、WebやSNSで本を販売したりしてきました。
尾久にあった器屋さんを借りて、2か月間だけ本屋さんをさせていただきました。
近所の雑貨屋さんを1日だけ間借りして、ブックマーケット「尾久、はじまりの本市」を開催したことも。
本とともに、少しずつ「ZINE」に興味関心が移り、自分でもZINEをイチからつくってみたり、公募したZINEを展示販売するイベントを開いたり、ZINEづくりにつまずく人に伴走する講座を開いたり……と、活動の幅を広げてきました。谷中の最小文化複合施設「HAGISO」で開催したZINEの展示販売会「小さな声、小さな本展」の様子。全国から180冊を超える申し込みをいただき、「つくったものを見てほしい」という思う人の多さ、熱量を感じました。
《そもそもZINEとは?》
ZINE(ジン)とは、個人や少人数で自由に作る手作りの小冊子のこと。テーマや形式に縛られず、個人の興味や主張を表現するメディアとして発展してきました。本を読む人が少なくなっている、と言われる時代に、確実に裾野を広げている分野で、最近注目を集めています。
「ブログ」や「SNS」を活用して、自分の考えや想い、好きなことを発信している人はたくさんいます。
でもそれを「本」や「ZINE」にして、誰かに手渡せるカタチにしようとおもうと、とたんにハードルが上がります。
どんな流れでまとめたら読みやすいのか、どう刷ればいいのか、印刷用のデータはどうつくればいいのか。そもそも自分の考えなんて読んでお金を払いたいと思う人がいるのか……。想いはあるのに、その一歩手前で立ち止まってしまう人を、これまで何人も見てきました。
私にとって印刷は、思いをカタチにして、誰かに手渡すための道具です。
ZINEだけではありません。お店を紹介するフリーペーパーやチラシ、カレンダー、大切な人に贈るカード、部屋に飾るお気に入りのポスターだってそう。どれも、誰かの想いが紙になったものです。
人の話を聞き、まだカタチになっていないものを見つけ、誰かと誰かをつなぎ、手渡せる状態にする。
これを「編集」と呼べるなら、私はこれまで培ってきた編集力を活かし、その力を今度は、「刷る」、誰かに「届ける」お手伝いをする場をつくります。
一人で乗り越えるには難しいことも、隣で一緒に悩んで、手を動かして、刷り上がった想いのカタチを前に「できたね」と喜び合える場所があれば、きっと越えられる。
そのための場所が、私が目指す「まちの印刷スタジオ」です。
今回、この場所の中心に置きたいのが「リソグラフ」という印刷機です。
リソグラフは、ZINEやポスター、チラシなどを印刷できるデジタル孔版印刷機のこと。
横浜・妙蓮寺にあるリソグラフ印刷機のある「本屋・生活綴方」にて。
1色ごとに製版し、版画のように色を重ねて印刷を行うため、ズレたり、色にムラが出たりするぶん、味わいのある風合いに仕上がるのが特徴です。
リソグラフは、その「自分の手でカタチにする」感覚をいちばん味わえる印刷機だと思っています。
色も紙も自分で選んで、一枚ずつ刷っていく。
刷り上がった紙を裁断し、自分でホチキスを留めて、本の形にしていく。
ボタンを押せば完成する便利なプリンターとはちがい、いろいろとデータづくりに手間はかかります。印刷・製本まで業者さんにお願いすれば完成する印刷とちがい、自分の手を動かし、汗水たらさないと完成しません。
でも、それがいい。
手間がかかる分、できあがった作品への想いはひとしお。文字通り「自分がつくったんだ!」と胸をはって言える経験は何にも代えがたいものです。
また「ちゃんとしたものをつくらなきゃ」と構えなくても、とりあえず刷ってみる。失敗したらまた刷りなおせばいい。そんな気軽さも魅力の機械です。
いつもここで、自分のZINEを刷ってきました。
私がこの場でやりたいことは、頭の中にいくつもあり、この場がどんなふうな場所になっていくのか、未来の情景がいくつも見えています。
一言でいうと、「何かをやってみたい人」と「アイデア(企画)」、そして「町」が三位一体となって、何かが生まれ続ける場所をこの町につくりたい。
2つ以上の円が重なるところで、何か面白いことを発信しつづけられる場所にしたいのです。
もう少し具体例を考えてみました。
私の頭のなかを、少しだけ覗いていってみてください。
「刷る」ことにかかわらず、場をもつことでできることはもっと広がる。
私たちの暮らしは、もっと楽しくなるはずです。
自分の暮らしをより面白くするために、ほしいものは自分たちでつくる。
そんな豊かな暮らしを生み出すための一歩前にある「編集」。それをKAZENONE BOOKが担えたらと考えています。
私が暮らし、活動してきた田端・尾久には、なんとも言えない面白さがあります。
田端と尾久は、それぞれ東京都北区・荒川区と異なる区でありながら、その境はあいまいです。
けっして全国的に認知度のある町ではありませんが、最近では若い世代の方がおしゃれな飲食店を開いて多様な世代の人が集う場になっていたり、何かを発信したい人たちが集ってフリーペーパーが生まれたり、地元の有志の人たちが、町を盛り上げるイベントを企画したりと、「住んでいる人たちが、自分たちなりに町を面白がる」土壌がある町だなあと、自分も一人の住人として感じています。
自分もこの町で何かができたら面白そうだけど、何ができるだろう?
そろそろ本格的に自分の拠点となる場所を探そうと思ったとき、出会ったのが「田端アパート」でした。
静かな住宅街の一角に、田端アパートはあります。
「田端アパート」は、JR山手線の田端駅から徒歩15分ほど。1971年竣工の木造アパートです。1階部分は長らく空いてシャッターが閉まっていましたが、かねてから私の顔見知りだった夫妻が借り受け、運用することになり、紹介されて出会いました。
私にスペースを貸してくれた、管理人のスルキさん(写真右)と、夫の内海さん(写真中央)。
さらに二人は、ご自身の家とその隣の空き物件をまとめて借りて人に貸す。いわゆる「住み開き」と呼ばれるような活動をされるとのこと。
わたしはこの場所の角部屋、102号室の小上がりを借りて、手前のシェアスペースと連携しながら、本やZINEを売ったり、面白いことを企てる編集会議をしたり、その場で生まれたアイデアを形にするイベントなどを開催する予定です。
1階のシェアスペースでは、オープン間もないですが、全国各地の特産品を購入できるポップアップが開催され、地域の人たちに喜んでいただいています。
私が借りるのはシェアスペースの奥の小上がり部分。6畳ほどのスペースです。
既にこの場所を借りて開きつつ、書きたい人に伴走する講座を開いたり、この場がどんなふうになったらいいかを、地元の人たちと話しています。
ちなみに私がこの田端に越してきたのは、8年ほど前。生まれも育ちも職場も田端。ほぼ一度も田端から拠点を移したことがない、夫との出会いがきっかけでした。
長らく東京に住んでいる方にとっても、おそらく田端や尾久の駅を降りたことがある人は、そう多くないかもしれません。
目立った観光地があるわけではない、穏やかで静かな住宅が広がる街ですが、その分、人との距離が近かったり、商店街が元気だったりと、下町らしい温かな雰囲気があり、私はとても気に入っています。大きな公園があって自然を感じられるスポットも多く、子育てもしやすい街です。
商店街では定期的に屋台がでて、子供たちが大喜び。
歩いてすぐの場所には、隅田川が流れています。当時まだ小さかった娘と。
夕方、田端駅を降りてすぐに見える夕焼けが大好き。「東京にも、こんな広い空があったんだ」とホッとします。
夫が運営する立ち飲み屋「タバタバー」では、近隣に住む幅広い世代の住人さんたちが交流する場になっています。私もこれまで、子育ての合間に定期的にお店に立って、街の人たちとの接点をもつようになりました。
実は「田端アパート」には、かつて印刷所が入っていたそうです。
その場所に、もう一度印刷機の音が戻ってくる。ZINEのつくり手が刷りに来られる場所であると同時に、ゆくゆくは町のお店のチラシやイベントのポスターも一緒に企画して刷る――町の声をかたちにして届ける、小さな「まちの印刷スタジオ」を目指します。
今回のプロジェクトは、達成・未達成にかかわらず、リソグラフ印刷機の購入はいたします。
クラウドファンディング終了までの間に、より多くの方にこの場に知っていただくべく、オープンデーを設けて、場の将来像やリソグラフ印刷機で刷られた作品などを知ってもらう機会にいたします。
9月 田端アパートのレンタル開始。オープンデーを設ける。
10月 クラウドファンディングスタート
11月 機械の導入
2027年1月 本格オープン
支援いただいたすべての皆様に、お礼のメッセージ(メール)と活動報告(随時Webにて)をさせていただきます。
・気軽に応援プラン! 5,000円
お礼のメッセージと活動報告(Web)をさせていただきます。営業日にぜひ遊びに来てください!
・リソグラフで刷った、「開業までの日記ZINE」がもらえるプラン 10,000円
開業までの歩みをまとめた日記1冊をお送りします。もちろん、リソグラフで印刷します!
・ZINE・本づくりの悩み相談にのるプラン 15,000円
テーマ決め、印刷方法、レイアウトなどの相談にのります。
櫻井が1時間、あなたのお話をじっくりお伺いし、悩んでいることに対するアドバイスをさせていただきます。
・KAZENONE BOOK オープニングパーティにご招待プラン 20,000円(20名限定)
印刷機購入後、「田端アパート」で開催される、オープニングイベントにご招待します!
KAZENONE BOOKの活動に興味をもってくださった方とともに、横のつながりが生まれたら嬉しいです。
・田端アパートに、記名入り木札を掲示できるプラン 20,000円
印刷スタジオ内に、あなたのお名前が印字された木札を取り付けます。
実際に取り付けた際には、メールでご連絡をさせていただきます。
・1年間、リソグラフ印刷機が使えるようになるプラン 30,000円(15名限定)
リソグラフでつくった「開業までの日記ZINE」1冊と、リソグラフが1年間使える権利(別途講習会を受けていただく必要があります)がセットになったプランです。
この機会にぜひ、リソグラフ会員になって印刷を楽しんでください!
・「田端アパート102」ポップアップ出店に伴走するプラン 30,000円
田端アパート内のシェアスペースを活用して、小さなあなただけのお店やワークショップが開けます。その際、企画や準備、販促物のデザインの相談にのり、オープンまで伴走するプランです。田端アパート管理人のスルキ・内海夫妻も協力予定。
何か得意なスキルをもっていても、自分一人では進められない方におすすめです。
・あなたの自己紹介本、リソグラフでつくりますプラン 100,000円
櫻井が取材に伺い、あなたのこと(個人、店舗など)を1時間半ほどお話を聞かせていただきます。その後ミニ冊子をリソグラフで印刷して、100部プレゼント!クラファン終了から1年以内に完成予定です。
今回のクラウドファンディングを通じて集めた資金(200万円)と、荒川区の補助金(100万円)、計300万円を主な収入源とし、リソグラフ印刷機の購入に充てさせていただきます。そのほか、レジシステムの導入や、人が集まりやすくなる心地よい場をつくるための装飾や物品の購入をいたします。
| 支出 | |
| リソグラフ印刷機 |
約260万円 |
| レジシステム導入費 | 約5万円 |
| 立ち上げ時の消耗品の購入・室内装飾など |
約30万円 |
| 計 | 約295万円 |
・今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、もし目標金額未達となった場合でも、不足する資金は自費で補填し、リソグラフ印刷機を購入して「まちの印刷スタジオ」運用を実現します。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
・まだリソグラフ印刷機の利用プランなどが明確に決まっていません。そのため価格や使える日程、時間帯が変更する可能性があります。
・店主の櫻井が、デザインソフトに詳しいわけではありません。初めからすべてのご質問にはお答えできかねますが、日々勉強しながら、スキルアップをしていく予定です。
私は、この田端・尾久という地域がとても好きです。
生まれ育った場所でもないのに、なぜか不思議と水が合いました。だからこそ、自分のナリワイもこの町でやりたい。そう思って、今に至ります。
いつも活動の軸として大切にしていることが、二つあります。
ひとつは、「ほしいもの、必要なものは自分たちでつくる」という感覚。
もうひとつは、ここが「田端・尾久という町を知るきっかけを増やす」ことです。
この場所をきっかけに足を踏み入れて、「なんだか、いい町だな」と思ってくれる人が増えたら。いつか住み替えの候補に入れてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。
べったりくっつかなくても、興味や関心の近い仲間が近所にいる。それは、思っている以上に心地よいものです。
もちろん、近くに住んでいなくても大丈夫です。
たまに電車に乗って刷りに来てくれる人、遠くから応援してくれる人、いつか訪れてみたいと思ってくれる人。そういう人たちがいることも、この場所にとって大きな力になります。
ここは、町の人だけのものではなく、「つくりたい」気持ちを持つ人みんなに開かれた場所でありたいと思っています。
ここで出会った人たちのあいだに、たくさんの化学反応が生まれて、その小さな営みが町のあちこちに広がっていったら。
田端と尾久のあいだに、「なんか、いつも面白いことが起きている」と思える場所があったなら。
つくる人がいる町は、きっと面白い。
この町に、そんな場所を一緒につくりませんか。
KAZENONE BOOKの活動を支えてくださる皆さまから応援メッセージを頂戴しました。ご紹介いたします。
編集者、合同会社千十一編集室 代表
影山裕樹さん
小規模出版、ZINEの盛り上がりは、単に出版業界のブームではないと思います。
コンテンツがストリーミングに溶け出す中で、自分が好きなもの、自分とは何者かの手がかりがなくなってきている。昔、カセットテープに手書きでプレイリストを書いたように、ZINEは自分の輪郭を確かめる作業であり、少しだけ他人に開かれた日記でもある。
そんな自分らしさを工作する場が、東京北部荒川添いに生まれることがとても楽しみです。
田端アパート管理人
スルキ・内海さん
私たちは田端に来てまだ日が浅いですが、朝子さんとは以前から面識がありました。「田端といったら朝子さん」と思っていたので、田端アパートを借りることに決まってまっさきに朝子さんに報告しました。
印刷スタジオをつくる田端アパートの102号室は、いつか来るご縁のために空けておいた、一番の顔になる場所でした。朝子さんの夢を聞いて、ぜひこの場所でやってほしい!と思いました。
田端アパートは私たちが生活する場でもあるので、心地よい暮らしを自分の手で作っていこうという価値観も共有でき、安心してこの場所を委ねられました。
オープンに向けて、毎日のように連絡を取り合い、準備を進めています。ご一緒すればするほど、朝子さんの田端・尾久エリアでの繋がりや、ZINEを通じたネットワークの豊かさに驚いています。
朝子さんと新しい場を作れることはとても心強く、本当に楽しみにしています!
5000 円
10000 円
15000 円
20000 円
残り20枚
20000 円
残り15枚
30000 円
30000 円
100000 円