5日間
vol. 8 2019-04-26 0
早池峰の残雪の輝き、雪解けのせせらぎと小鳥たちの囀りのハーモニー、
まばゆい光とともに花ばなが一気に咲き開き始めました!
遠野もすっかり春です。
待ちかねていたように耕す姿が田畑に戻り、熊も出没しはじめ、里が動き始めました。
「カッコウが鳴いたら種を撒け」といわれる遠野は、ゴールデンウィーク開けるくらいまでは霜の下りるような寒さのこともあり撒きものはもうしばらく待ちます。
12月から取り組んできた茅刈りも先日終わりました。
10箇所あまりの茅場を終え、最後の「遠野馬の里」は茅の宝庫で、早朝の馬房掃除を終えたあと日没まで茅刈り。
納屋いっぱいには及びませんが、何と屋根の葺き替えはできそうです。
あとは茅抑えの長い枝や張りの杉木集めです。
先日、「山六屋」さんから「5月末仲間と3人で入り1週間で葺き替えます」とご連絡いただきました!心強し!!
葺き替え体験ご希望のコレクターもおられ、貴重な機会を提供して頂くことが出来ます。
技術を継承する職人さんの心意気と身軽で柔軟な技からはきっと多くの学びがあることでしょう。
5月10日,北海道からなんと朝ドラ「なつかぜ」で馬車指導で飼い馬共々活躍されている蛭川徹氏が道産子(2歳,♂)を搬送して来て下さいます。ご多忙の中有難い,千載一遇のご縁に感謝です。
やっと準備整い,茅葺き家での馬つき民泊をはじめます。お馬さんと子供たちお年寄り豊かな交流のはじまりとなりますように..
かつて附馬牛は牛馬で田畑を耕し、共に働き、南部曲り家と呼ばれる茅葺き家で馬と人が共に暮らし、みんなが結の力で屋根を葺き替え、人と動物と自然が調和して暮らしてきたといいます。
遠野附馬牛。馬と共に学び、育ち、美しい愉しいまちづくりの場を育ててゆこうとおもいます。
クラウドファウンディングあと5日となりました。目標にはまだまだです。
あきらめることなくとりくんでゆきます。
どうぞこのプロジェクトへのご賛同、ご支援、平成の終わるまで,共に宜しくお願いいたします。