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茅葺き古民家の屋根修復をクラウドファンディングで実現!
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1958年山梨県生まれ。しし座。A型。 30年余り東京都あきる野市で暮らしていたが、あきる野で開催された国体馬術競技で、人馬一体の妙技にお年寄りも子供も障害のある方もみんなが目を輝かせている姿を目の当たりにし、馬の力ってすごい!と感銘を受け、3年前馬産地遠野に移住。農林業や地域の文化・生活技術などフィールドから学びつつ、共に学び・交流の場としての「テラ古家湧湧(わくわく)」実践中。馬搬、早池峰神楽に習い、農林業、早池峰山監視員、駅前「Мichels cafe」でバイト、民泊、馬の活用をしながら暮らしている。
70年前遠野大水害で流され村人総出で再構築された茅葺家。東北大震災以来空き家になっていました。雨漏りし屋根の一部が落ち劣化が進んでいます。葺き替えのプロセスをシェアしながら、人と自然と生き物を繋ぐ場として開いてゆきます。
馬のもつパワーに可能性を感じ馬の文化が継承されている遠野に東京から移住。空き家はあってもなかなか貸していただける家は見つからない中、縁あったのは東日本大震災以来空き家になっていた茅葺き古民家。かつて遠野では、馬は「馬搬」「馬耕」など農林業や暮らしを支える大切なパートナーとして働き、南部曲がり家と呼ばれる形の茅葺き家に家族同然に暮らしていました。機械の普及により馬は激減、ライフスタイルや家族の形態の変化とともに茅葺き家も消えていきました。かなり老朽化しているものの、手を入れて磨いてゆけばきっと光る数少ない茅葺き古民家との出会いでした。 附馬牛町(つきもうしまち)にあるこの家を借り、馬を飼い、5年間空き家だったこの家に住み始めてみると、寒さ厳しい自然の大変さと同時に茅葺き家のもつ豊かさや知恵や合理性がほの見えてきて、東京での便利な暮らしの中で行き詰っていたことがこの3年間で少しずつ解けてきたのを感じています。
子供たちの独立を機に単身移住してきたこの3年間の営みを、Facebookで「遠野だより」「遠野ものがたり」として発信しながら、馬のこと、山のこと、暮らしのこと、農林業のこと、フィールドに入って体感し、地域の方々から学ばせていただいてきました。こうした糧を礎に、これから様々なネットワークと繋がりながら、馬のいる茅葺き古民家ならではの活用をしてゆきたいと考えています。現在民泊や暮らしの中での馬の活用をはじめています。
茅葺き家の屋根の劣化がいま急速に進んでいます。屋根は建物の命綱です。この茅葺き家は70年ほど前、遠野の大水害で流され、村人総出で材を集め「結」のちからで現在の地に再構築されたもの。20年ほど前、朽ち果てかけていたところ、ひとりの若き女性が材を集め家の手直しをしながら、沢山の方々の善意を紡いで屋根を葺き直して今ここに残されています。沢山の方々の労と善意が結集した古民家の、今や手に入らない栗材でできた梁や柱は見事です。自然素材でできたこの古家が天寿を全う出来るよう、これからも手直ししながら受け継ぎ、地域の中で活かしてゆこうと思っています。
まずは昨年5月末雨漏りしていた屋根の一画を、山形の茅葺き職人「山六屋」さんにお願いし、刈りためてきた茅で葺き替えていただきました。程なく70年間手つかずでほとんど土と化していた北側の屋根がついに崩れ落ち始め、いろいろ思案の末、今年再び「山六屋」さんに葺き替えていただくことにしました。葺き替えにあったって茅を納屋いっぱいに集めねばなりません。春までこれまで手を入れてきたあちこちの茅場で茅を刈り倒し、雪解け後集めて束ね、屋根にします。雪の積もり始めた遠野ではありますが、時に茅刈り助っ人の手を借りながら、お天気の良い日にはひたすら茅刈り作業を進めています。
茅葺きの葺き替え費用は保存財では何千万円の世界になってしまいますが、茅は買わずに集め、あるものは活かしながら経費を抑えます。ウルトラマンのように力強く柔軟に対応して下さる「山六屋」さんが、通常刺し手と受け手が必要な作業をおひとりで葺き替えてくださいます。この葺き替え作業にかかる費用をご支援下さい!
ご支援は茅葺き古民家の建物だけでなく、数少ない職人技術の継承を支えていただくことにもなります。そして日本のふるさと遠野でも今や数少くなった「暮らしている茅葺き古民家」の葺き替えのステップ、茅を刈ったり、束ねたり、葺き替え作業に関わり、本物の職人技を体感してみてください。身体を使い、五感を研ぎ澄ますことで、教科書では学べないことがきっとみえてくることでしょう。茅葺き家からサスティナブルな住まいの在り方や人々の暮らし、文化や歴史などイマジネーションを広げ、これからの暮らしに活かしていただけたら嬉しいです。
以前茅葺きのお手伝いをしていた時、職人さんがつぶやいていました。
「茅葺きは生きているからやり方にこたえなんてないんだよ。だから面白い」
住み始めてからずっと劣化してゆく屋根を観ながら、どうすることがよいのか思案してきた屋根の修復。このクラウドファンディングを通して、興味や共感を感じてくださる方々と繋がり、共に茅葺き古民家の修復と活用のプロセスを創っていただこうと決め一歩踏み出しました。朽ち果てかけていたこの古家からどんな出会いや繋がりが生まれ、どんなものがたりが紡がれてゆくのかワクワクしています。
資金の使い道としては、目標金額の多少に関わらず集まった資金はすべて屋根修復のための作業工賃及び経費となります。
・茅葺職人への工賃
・縄などの修復材料費
・屋根の吹き替えをするための足場費用
・茅葺職人の山形から遠野への往復交通費
・屋根修復の障害となる樹木の伐採作業経費
目標金額に達しない場合でも、集まった金額は茅葺屋根の修復の費用に充当します。ご支援いただいた皆様への特典は履行します。
目標金額以上に達した場合には、さらに修復範囲を広げて茅葺屋根の葺き替えをする費用に充当します。
ご支援いただいた皆様には、茅葺き古民家が育まれてきた「日本のふるさと遠野」を感じ、楽しみ、味わっていただけるようなお礼を、感謝の気持ちを込めて送らせていただきます。
◆ポストカードと感謝のメッセージ
茅葺き古民家の特製ショットのポストカードに、ご支援への感謝の心をこめてメッセージをそえて送らせて頂きます。
◆「Мichels cafe」特製ドリップ珈琲
遠野駅前の観光案内所内にある「Michels Café」はシアトルから遠野に移住したご夫妻が運営するカフェです。新たな遠野文化を創り発信し、遠野と世界をつなげ、次世代が希望を持てるようエールを送る遠野の新名所!!ここで自家焙煎している特製ドリップ珈琲です。
◆馬搬材馬ッチ
遠野で今も受け継がれる馬搬という技術を受け継ぐ「馬力舎」の馬搬材(馬で引いた木材)で作られた「馬力舎」特製馬ッチ。写真の仔馬を一頭お届けします。
◆CD「間伐ブルース」by デクノボーブラザース
このプロモーション動画のBGMで流れている曲は地元のバンドグループ、デクノボーブラザーズによるものです。BGMになっている「間伐ブルース」を含め全5曲収録されているCDをお届けします。
デクノボーブラザーズのメインボーカルの千葉 和さんは、NPO「遠野エコネット」主宰、遠野郷情報誌「パハヤチニカ」編集長、1200年の歴史をもつ大出早池峰神社に奉納の早池峰神楽代表、ラジオパーソナリティーなどマルチに活躍されています。附馬牛の最奥の地にある手作りログハウスにて愛妻と在住。
◆遠野のふるさとギフト
リターンの季節やご支援下さった方のご希望なども反映しながら地元ならではの物産品をまごころこめて選び送らせて頂きます。
◆茅葺き古民家体験
*素泊まりプラン*
・素泊りで一泊二日滞在(1名様ご招待、同伴者様がいる場合には、別途料金がかかります)
・自炊可
茅葺き古民家に素泊まりでお泊まりいただきます。薪割りしてかまどで自炊など古民家ならではの体験や当地ならではの体験をしてもよし、のんびりと釣り糸をたれたり、アクティブを体験するもよし、なにもしないでのんびりもよし。プランニングはお好みで!
*ご宿泊プラン*
夕・朝食付き一泊二日滞在(1名様ご招待、同伴者様がいる場合には、別途料金がかかります)
茅葺き古民家にお泊まりいただき、夕食と朝食はご用意いたします。自炊をご希望の場合は、自炊していただくことも可能です。滞在中は一緒に作業を楽しんで頂くもよし、お任せもよし、遠出の拠点にしてもよし。さまざまなアクティビティを御希望ならば、体験プランより選んで取り組んで頂くことも可能です。
*滞在プラン*
夕・朝食付き三泊四日滞在(1名様ご招待、同伴者様がいる場合には、別途料金がかかります)
三泊四日滞在してじっくり古民家の暮らしを体験して頂けます。夕食と朝食はご用意いたします。自炊をご希望の場合は、自炊していただくことも可能です。内陸にある遠野を拠点に岩手の海や山への拠点としてお泊まりいただくこともできます。連泊のほか1日目は茅葺き古民家に泊まり、2・3日目は他所をめぐり、4・5日目は再び茅葺き古民家に泊まるというような分泊もできます。分泊の場合は、5泊以内の範囲でのみ分けて宿泊が可能です。
滞在中はご希望の体験を自由にコーディネートして過ごしいただくことができます。
*フリープラン*
一年間何回でも宿泊、滞在が可能(1名様ご招待、同伴者様がいる場合には、別途料金がかかります)
遠野の四季を体感して頂けるVIPプランです。日程調整の上、事前予約していただき、一年間いつでも何回でも、宿泊・滞在して頂けます。夕食と朝食はご用意いたします。自炊をご希望の場合は、自炊していただくことも可能です。
滞在中はご希望の体験を自由にコーディネートして過ごしていただくことができます。また、下記の体験プラン以外にも季節に応じた遠野ならではのプランをお楽しみいただくことも可能です。内容については支援者様のご要望に応じて検討、提案させていただきます。
< 体験オプション >
茅葺き古民家に泊まりながら体験できるアクティビティをご自由にコーディネート頂けます。もちろん必要に応じてご相談、ご支援いたします。
たとえば・・・
暮らし体験 薪割り、竃で炊事、鉄砲風呂、薪ストーブ、土壁塗りなど
茅葺体験 茅刈(3月末頃まで)、茅束集め(雪どけ後の4月中)、茅葺き(5月末頃)
馬っこ体験 馬のお世話、馬と散歩、引馬、乗馬(経験者のみ)など
早池峰体験 早池峰神社参拝、早池峰神楽、山歩き(体力にあったフィールドウォーク)など
茅が納屋いっぱい集まらねば葺き替える予定の屋根の修復範囲を削減しなければなりません。本当は屋根全体手を入れたい状況ですが、今年可能な範囲で設定しています。遠野はすでに雪が降り始め、寒さや天候次第の作業になります。3月末まで茅を刈り雪解け後束ねて材を集める予定です。現場の状況によっては刈り集め束ねる作業まで続けて行います。
集まった資金の多少によらず、集まった茅と資金で可能な限りの屋根の修復をします。そして、またとないこの機を活かし、葺き替え作業を体感しながら、今後できる限り自前で屋根のメンテナンスをしてゆけるよう学びとってゆこうと思います。
数少ない茅葺き職人さんはお仕事の依頼のフィールド広く、気象条件に左右され、予定通りにいかない可能性があります。5月末を予定していますが実施時期や施工日程も変更があるかもしれません。
自然やいきもの相手の暮らしは自分の都合や予定どおりにはいかないことが多々あります。そこがまた学びどころであり、面白さでもあります。諦めず、楽しく、知恵を絞ってプロジェクトに取り組んでゆきます。
空き家になって久しく床に獣の糞も堆積したこの古家に初めて訪れた時、この家をひとりで管理できるだろうか・・・と戸惑いながらも、子どもたちが一面の板の間を雑巾がけしている活気ある景色が浮かびました。立派な梁をみて「古くて荒れていても磨けば光る!」と覚悟を決めました。手をかけるほどに愛着が湧き、今はこの家ならではの至福のときを感じています。みなさまにもシェアしたい!
「茅葺き家の屋根の葺き替えは個人でできることではないよ」と言われながらも、「今できることをできる形でやろう」と家の手直しを続けています。今を受け継ぎ、この古家が活かされていったなら、この小さなわたしを超えた未来につながるかもしれないと想像の羽根を広げながら。
屋根の葺き替えは急務です。どうぞ何もないけれど豊かな自然と純朴な人々とさまざまな生き物たちが息づくこの地で、2度の大災害を生き抜いてきたこの古家、茅葺き屋根の修復のためみなさまのご支援をお願いいたします。そしてまたとないこの機に、修復までのプロセスに関わり、共に楽しみ、体感体験の幅を広げてみませんか。
人生は出会い。このプロジェクトに出会い、知って下さりありがとうございます。これからこのご縁の糸がどのように紡がれ、この古屋からどのようないのちのものがたりがうまれてゆくのかとても楽しみです。縄文からの息吹息づく東北へ、遠野へ、附馬牛へきてみてがんせ。
渡部 さ織
1958年山梨県生まれ。しし座。A型
2014年あきる野市で開催された国体馬術競技で人馬一体の妙技に、お年寄りも子供も障害のある方もみんなが目を輝かせている姿を目の当たりにし、「馬の力ってすごい!」と感銘を受ける。子供たちが自立したのを機に、残りの人生は馬の力を借りて生きてみようと思い、30年ほど住んでいた東京都あきる野市から、馬搬文化の残る岩手県遠野市へ2016年2月に移住。遠野では南部曲がり家と呼ばれる茅葺家があり、かつて馬と人が共に生きる暮らし方があったことを知る。
現在、農林業、早池峰神楽などの地域文化、馬搬をはじめとした生活技術をフィールドから学びながら、「テラ古家湧湧(わくわく)」として共に学び・交流できる場づくりをすすめている。馬による草地づくりやオープンスペースなど、馬を活用した暮らし方を試行錯誤しながら実践中。
1000 円
3000 円
5000 円
10000 円
10000 円
30000 円
100000 円
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