附馬牛(つきもうし)
vol. 4 2019-03-02 0
その昔、槻の木のもとに牛馬がたくさん遊んでいたことから附馬牛の地名となったそうな。
早池峰山に抱かれ田んぼの広がる里山風景。かつては,牛馬が田を耕し、伐った木を山から引く光景は暮らしの一部でした。しかし,機械化が進み里の風景から牛馬は消え,いまや牛馬は飽食の時代の肉の生産物となってしまいました。
かつてこの地では,南部曲がり家とよばれる茅葺き家に,人と馬が共にくらし,共に働き,村のみんなが力を合わせて,茅を集め,屋根を葺き替え,助け合ってくらしていたそうです。牛馬が共に暮らし,のどかに草を食む光景は平和そのもの。山川草木とともにある茅葺き家は,地域の歴史と文化を物語っています。
茅葺きを修復し,馬と暮らし,地域の「結」の力と共に,美しい愉しい村創りをしてゆきたい。クラウドファウンディングを通して,皆様に,ご支援,体験,参画いただけたならきっと,私だけより,村だけより,きっと豊かなものになってゆく。どうぞご支援ご参加下さい。