"kq"は瞑想なのか?と、東京公演おすすめポインツッ
vol. 10 2024-07-27 0
すーじんです。
クラウドファウンディングもいよいよ佳境!
残5日(7/31〆切)となりました〜
さて、今日は"kq"という作品について書いてみたいと思います。
呼吸を素材にした音楽作品と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、呼吸に意識を集中させる、耳を澄ます、どちらも古典的な瞑想法、数息観(すそくかん)や1960年代〜21世紀にかけて活動した音楽家ポーリン・オリヴェロスのソニック・メディテーションなど、先行の参照項があります。
数息観(円覚寺Webサイト)
ポーリン・オリヴェロス(wiki)
詳しく書き(書け)ませんが、上記のような参照項、特に数息観は仏教の禅宗の代表的な瞑想法として日本では広く知られており、また上座部仏教(スリランカ、ミャンマー、タイなどで信仰される仏教の一派)では以下のような記述が経典から見つかるようです。
長く息を吸っているときには「私は長く息を吸っている」とはっきり知り、長く息を吐いているときには「私は長く息を吐いている」とはっきり知る。短く息を吸っているときには「私は短く息を吸っている」とはっきり知り、短く息を吐いているときには「私は短く息を吐いている」とはっきり知る。
(中略)
これが呼吸による気づきであり、このように熱心に行い、自身を訓練することは大きな果報となり、大きな利益となる。
この感覚はまさに"kq"だ!と思ったりもするのですが、では"kq"は瞑想法なのか?あるいは、瞑想状態を音を介して伝播させる上演なのか?という疑問が浮かびます。
結論から言うと、よくわからないんです(笑)
なぜなら自分は"kq"やる側で、お客さんとして聴いたことがないから、です。
そこで"kq"東京公演では、あくまで佐々木がパフォーマンスするのですが、お客さんに少しでも距離を縮め、リラックスして観て頂けるよう、という工夫があります!
- 定員を少人数に限定する
前売4,000円という値段にすることで、会場のキャパ80%を定員としています。
定員が少ないからこそ立ち昇る空間や雰囲気もあるし、お客さんがリラックスしやすくなる、観る距離も近くなると考えています。 - 呼吸のワーク
イベント当日は"kq"上演前にお客さんが参加可能な簡単なワークを予定しています。
具体的には、スマホなどの録音機能を使って、そこにご自身の呼吸音を吹き込んでその場で聴いてみる、というワークです。また"kq"上演後にもリマインドしますので、鑑賞後にも呼吸音を録音して、上演前の呼吸音との聴き比べも可能です。
自分が普段無意識に行なっている呼吸の音を客観的に聴くだけでも面白いと思いますし、"kq"の上演を身近に感じていただきたいと考えています。 - 浅草橋汁研究会さんのコーヒー
浅草橋汁研究会は普段、都内某所のコーヒー屋さんで美味しいコーヒーを淹れている方の別名義なのですが、先日ミーティングにお店に伺ったところ、何杯かご馳走になりました。
佐々木は普段ストレート(ブレンドじゃない方)だと深煎りのコーヒーを注文するのですが、「浅煎りの方が本当は美味しいんですよ」と出されたコーヒーは、本当に爽やかでフルーティーな香りがして美味でした。
イベントでは浅草橋汁研究会さんが淹れてくださるコーヒーの香りと味も是非楽しんでいただけたらと思っています!
えーと、"kq"の説明はまた明日です!笑
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします〜
すーじん