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烏丸ストロークロック友の会をクラウドファンディングで実現!
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1976年京都生まれ。劇作家・演出家。1999年に「烏丸ストロークロック」を旗揚げ、代表。社会の抱える不全とそれが及ぼす人々への影響を描く。一つの題材に数年をかけ、綿密な取材とフィールドワークを経て短編を連作しながら、質、内容共に昇華させていく創作スタイルが評価され、京都のみならず関西・東海地域と活動の幅を広げる。近年は各地で演劇ワークショップや市民参加型の創作も多く手がけている。2015年、京都芸術センター主催の演劇計画Ⅱにて『新・内山』を発表。同作品は第60回岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートされ、大きな注目を集めた。平成28年度京都市芸術新人賞受賞。
京都の劇団烏丸ストロークロックは、地域の垣根を越えて、各地から集った俳優とスタッフが異なる文化や価値観・感覚を共有し合う、より豊かな創造環境を基盤に活動しています。この輪を広げ、地域での舞台芸術創作を応援していきます!
閉塞感からの逸脱。他地域の人々と関わる中で生まれる豊かさを作品にしていく。
地方の芸術創造環境、特に舞台芸術の分野においては、アーティスト・観客ともに関わる人の絶対数が少なく、小さなコミュニティでの価値観によってどうしても閉塞感が生まれてきてしまいます。そうした環境の中、烏丸ストロークロックは2010年以降、京都の外へも目を向け、他地域との関わりを公演のツアー地の一つとして捉えるのではなく、各地域の俳優やスタッフの協働のもと作品を作ることに取り組み始めました。その大きな理由は、演劇の創作において異なる文化や価値観や感覚を共有し交ざり合うことで、より豊かな作品を生み出す大きな可能性を見出しているからです。
烏丸ストロークロックの活動に賛同する支援者を《烏丸ストロークロック友の会》として募集
このプロジェクトでは、そうした烏丸ストロークロックの活動に賛同・支援してくださる方とつながるために《烏丸ストロークロック友の会》を2018年度より立ち上げ、その会員を募集します。《烏丸ストロークロック友の会》では、公演の振り返り座談会へのご参加や、新作の種となるシークレット試演会へのご招待など、これまで以上に烏丸ストロークロックと観客の方、各地域で同じように活動をされている方との垣根を取り払うことを目指す活動をしていきたいと思います。
1999年、柳沼昭徳(劇作・演出)を中心として近畿大学文芸学部芸術学科演劇・芸能専攻に在籍中のメンバーで設立しました。以降、京都を中心に演劇作品の創作・上演活動を行っています。
2010年頃からは三重、岡山、広島、愛知、東京などで上演を行い、地域の垣根を越えた活動にも積極的に取り組むようになります。中でも三重県では2011年の民間劇場の「津あけぼの座スクエア」(現・四天王寺スクエア)におけるこけら落とし公演を元に交流を盛んにし、2013年には現地スタッフと協働して滞在制作を行い、ツアー公演を敢行するなど、地域間交流においてこれまでにない試みを行うことになりました。
それ以降、京都や関西だけにとどまらず、団体や地域の垣根を越えた交流と活動の中で、地方都市での持続可能な演劇の形を模索しています。
烏丸ストロークロックの作品が支持されてきたこと
烏丸ストロークロックの作品の中には、山間の過疎地域に暮らす人、災害で故郷を失った人、競争社会から外れ小さな共同体に身を寄せる人…いわゆるマイノリティーの人々が多く登場します。それは決して社会への告発ではなく、多くを求めなくても、それぞれの理想や豊かさ、美しさがあることを細やかに描き、共感を得てきました。
また、消費社会に促されるように、新作を発表し続け疲弊していく小劇場演劇界に異を唱え、烏丸ストロークロックは一つのテーマに対し数年といった時間をかけじっくりと向き合い、アプローチを変えながら短編を連作し、最終的にはそれを一つの作品にまとめるという、地道な創作を基本としています。この活動は京都市でも評価され、平成28年度には代表の柳沼昭徳が京都市芸術新人賞をいただきました。
《烏丸ストロークロック プロフィール》
1999年設立。京都を拠点に国内各地で活動を行う。現代人の生を克明に描くことで、背景にある社会の不全を浮きぼりにしてゆく。近年では各地での取材やフィールドワークを元に短編作品を積み重ね、数年をかけて長編作品へと昇華させていく創作スタイルが評価されている。代表の柳沼は第60回岸田國士戯曲賞・OMS戯曲賞ノミネート多数、平成28年度京都市芸術新人賞を受賞するなど関西で注目を集める一人である。
◯烏丸ストロークロックHP http://www.karasuma69.org/
こうした烏丸ストロークロック活動に賛同、試演してくださる方と直につながり、より良い創造環境を生み出していくことを目的に、2018年度より「烏丸ストロークロック友の会」を新たに立ち上げます。《烏丸ストロークロック友の会》では、公演の振り返り座談会へのご参加や、新作の種となるシークレット試演会へのご招待など、これまで以上に烏丸ストロークロックと観客の方、各地域で同じように活動をされている方との垣根を取り払うことを目指す活動をしていきたいと思います。
会費は、他地域での滞在制作、他地域からのアーティストの招聘、会員向けシークレット試演会の公演などの費用に使わせて頂きます。毎年の会費の使用用途は会員のみなさまへご報告いたします。
2018年2月・3月に京都・東京で新作公演「まほろばの景」を上演
烏丸ストロークロックは、2017年に地域の垣根を越えて連作したシリーズ「まほろばの景」を長編化、2018年2月にはロームシアター京都、そして3月には東京芸術劇場で上演します。1年目の友の会で集まった会費は、主にこの公演のために京都府外から参加する俳優やスタッフの宿泊・交通費、東京公演でにともなう宿泊・交通費、東京公演でかかる劇場費に使わせていただきます。
ーなぜ東京公演を行うのか?
演劇の魅力、地方でも良質な演劇作品が多く生まれていることをもっと知ってほしい
演劇は、テレビや映画、本・漫画などのメディアと違い、その日そこに来てくれた人にしか伝えることの出来ない、少し不自由で非効率ともいえる芸術です。でも逆に言えば、その日そこに来てくれた人だけが味わうことのできる貴重な芸術とも言えます。作品を作る側にとっても同じで、その日、そこで公演をするからこそ、そこに観に来てくれた人と直につながることのできる稀有な表現であると言えるのです。
しかしながら、大都市に比べ地方都市では、舞台芸術作品への関心が一般的に浸透しているとは言えず、観客の絶対数は未だ少なく、いかに優れた作品が上演されようとも、経済的な事情から活動を続けていくことが困難であり、志がありながらも活動を諦める団体や、閉鎖せざるを得ない劇場が絶えないのが現状です。それは、文化庁の移転が決まり、文化芸術への関心が高まる京都であっても舞台芸術を取り巻く環境は決して良い状況とは言えません。
烏丸ストロークロックはそうした状況の中でも、大都市でなくとも、そこに集ってくださった100人に満たないお客さんの心に残る作品を届けることを志に、京都を中心に、三重、愛知、広島、松山、仙台といった同じ志を持ち舞台芸術を応援する地域で、活動を続けてきました。
こうした地域間のつながりは、アーティスト同士の創作の刺激になるばかりでなく、関わる人々や観客に幅広い視野をあたえ、地域演劇を盛り上げる新しい取り組みのきっかけになります。このプロジェクトを成功させることで、烏丸ストロークロックだけでなく、この活動を支援してくださる地域演劇を支える方や団体の活動の後押しをしたいと考えています。
「まほろばの景」という作品について
この「まほろばの景」という作品は、2017年7月に仙台の滞在制作の中で生まれた、ほんの30分の小さな作品でした。東日本大震災で被災した沿岸部や、地域の神楽保存会を訪れ、取材させていただいたことを元に、仙台で活動する劇団 短距離男道ミサイルの小濱昭博さんと共に議論と試行錯誤を重ねながら創りました。
自身も仙台で震災を経験し、震災後、仙台を元気にしたい!という思いから始まった劇団 短距離男道ミサイルで活動する小濱さんとの創作は、その土地での声に耳を傾け演劇作品を作り、その土地で上演する価値を再認識させてくれました。
その後、この作品を元に京都のチェロの演奏家・中川裕貴さんとのコラボレーション朗読劇「音楽と物語」、広島にて短編「まほろばの密」が作られ、この3つの作品の集大成として長編作品「まほろばの景」を2018年2月・3月に京都と東京で上演します。
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烏丸ストロークロック『まほろばの景』
《京都公演》2018年2月9日(金)〜11日(日・祝)@ロームシアター京都ノースホール
《東京公演》2018年3月1日(木)〜4日(日)@東京芸術劇場シアターイースト
詳細はこちら→http://www.karasuma69.org/pages/736580/next
烏丸ストロークロックは今回、東京芸術劇場という劇場の枠組みの中で、公演を上演させて頂く機会をいただきましたが、東京のこのような大きな劇場で公演を行うには俳優・スタッフの交通・宿泊費だけでなく、運搬費や劇場費などとてもお金がかかります。私たちのような地方の小さな劇団がこうした公演を行うことは、非常にリスクをともなうことなのです。
ですが、同時に東京の舞台芸術文化発信の地である、この劇場で公演をすることは、地方で活動を続ける私たちの作品や地域演劇の支援者の方の活動を広く知って頂く、またとないチャンスです。地域演劇を盛り上げていく一つのきっかけとなることを願い、この公演の上演を決断しました。
※支援額に届かなかった場合でも公演は行います。
2018年度会費の主な使い道
・京都府外から参加する俳優・スタッフのための交通費・宿泊費 300,000円
・東京公演のための交通費・宿泊費 500,000円
・東京公演 劇場使用料 500,000円
・クラウドファンディング手数料、返礼品製作費 200,000円
会員には「一般」「プレミアム」「ゴールド」「プラチナ」の4種類がございます。
それぞれ、会費に応じた特典をそれぞれご用意しております。
◯ 会員の種類と年会費・特典
◯ リターンの詳細
プロジェクトとしてのリターンには、《烏丸ストロークロック友の会》へのご入会のほか、お気軽に応援できるリターンもございます。
5,000円 気軽に烏丸ストロークロックを応援
・メンバー全員の手書きお礼メッセージ
・プロジェクト支援者として、公演当日パンフレット、公演ホームページへのお名前掲載
※このコースは《烏丸ストロークロック友の会》へはご入会いただけません。
10,000円 《烏丸ストロークロック友の会》一般会員
・メンバー全員の手書きお礼メッセージ
・プロジェクト支援者として、公演当日パンフレット、公演ホームページへのお名前掲載
・【会員特典①〜③】※①は映像と本のどちらかをお選びいただきます。
30,000円 《烏丸ストロークロック友の会》プレミアム会員
・メンバー全員の手書きのお礼のメッセージ
・プロジェクト支援者として、公演当日パンフレット、公演ホームページへのお名前掲載
・【会員特典①〜③】※①は映像と本の両方です。
50,000円 《烏丸ストロークロック友の会》ゴールド会員
・メンバー全員の手書きお礼メッセージ
・プロジェクト支援者として、公演当日パンフレット、公演ホームページへのお名前掲載
・【会員特典①〜③】※①は映像と本の両方です。
・【ゴールド特典】烏丸ストロークロックの現存する過去の戯曲全てを進呈
※著作権、上演権は烏丸ストロークロックにあります。
100,000円 《烏丸ストロークロック友の会》プラチナ会員
・メンバー全員の手書きお礼メッセージ
・プロジェクト支援者として、公演当日パンフレット、公演ホームページへのお名前掲載
・【会員特典①〜③】【ゴールド特典】※①は映像と本の両方です。
・【ゴールド特典】烏丸ストロークロックの現存する過去の戯曲全てを進呈
・【プラチナ特典】柳沼昭徳があなたの人生を30分の戯曲にします
※戯曲を創作するにあたり、何回かお話させていただいた後、1〜2ヶ月程度お時間をいただきます。
※著作権、上演権は烏丸ストロークロックにあります。
柳沼昭徳(烏丸ストロークロック代表 劇作家・演出家)
1976年京都市生まれ。劇作家・演出家。烏丸ストロークロック代表。近畿大学在学中の1999年に「烏丸ストロークロック」を旗揚げ。社会の抱える不全とそれが及ぼす人々への影響を描く。近年は各地で演劇ワークショップや市民参加型の創作も多く手がけている。
2013年よりNPO法人京都舞台芸術協会の理事をつとめ、京都の舞台芸術環境の向上に力を注ぐ。また、府外での活動としても2016年より広島の現地プロデューサーと協働し地元演劇人育成を目的に、アクターズラボを開講、地域演劇の価値向上に尽力している。
第60回岸田國士戯曲賞ノミネート/OMS戯曲賞ノミネート多数
平成28年度京都市芸術新人賞受賞
阪本麻紀(烏丸ストロークロック俳優)
1978年和歌山生まれ。近畿大学にて演劇を専攻し、2003年より烏丸ストロークロックのメンバーとなる。以降、俳優を中心に活動し、音楽なども担当する。近年では俳優活動と共に、小中高生を対象にした表現教育の指導にも携わる。第19回関西現代演劇俳優賞受賞。
《メッセージ》
烏丸ストロークロックの俳優の阪本麻紀と申します。劇団で演劇活動を始めてから15年になります。私が入団した頃の烏丸ストロークロックの活動は京都や大阪の関西のみで自分たちの作品を上演していました。2010年に上演した作品『八月、鳩は還るか』という作品は、約5年かけて出演者の方々と作品のイメージとなる場所に取材に行ったり対話をしながら時間をかけて取り組みました。次から次へと新作を創るのではなく、この「時間をかけて」という作品創りに多くの方が興味を持ってくださり、ご縁が繋がって、様々な地域で作品を上演したり、地域在住の方々と一緒に作品を創る機会を頂くこととなりました。
いろんな地域に行くと、海か山のどちらに近いかによって生活習慣が違ったり、隣近所がどれくらい離れているかによって人と人との距離感や関係性が違ったり、その町に映画館があるかないかでデートに行く手段が違ったりなど、人の生活は結構周りに影響を受けているんだなあと気づかされます。その地域に住んでいる方々と創作すると、人間には様々な価値観があり生活があり人生があるというのを再認識できて、より豊かに深く「人を描くこと」ができるのがとても面白いです。
今後もいろんな地域の方々と出会って作品を創作していきたいと思っています。ご支援いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
澤雅展(烏丸ストロークロック俳優)
1989年滋賀県生まれ。柳沼昭徳が講師を務めたNPO法人劇研「劇研アクターズラボ」に2011年より参加。また、2014年より同じく柳沼が立ち上げた演劇コミュニティ「えんげきの庭」に参加、2016年にはそこから生まれた劇団「庭ヶ月」での1年をとおした創作活動を経て、2017年4月より烏丸ストロークロックのメンバーとなる。
《メッセージ》
今回の公演には三重、仙台、京都の俳優、ダンサー、演奏家が携わわっています。スタッフも各地域から集まっています。今、稽古場ではそのメンバー、一人一人の視点と考え方で刺激的で豊かなクリエイションが行われています。演劇はその場にいないと作れない、見れないという、不自由な芸術ですが。「その場にいる」ということが一番の魅力です。多くの地域の人間が顔を突き合わせて作品を作り、上演しお客さんとも顔を突き合わせて共有する、そうした生身のやり取りをもっともっと繋げて、広げて行ければそれはとても素晴らしいことなんじゃないかと思います。とても価値のあることなんじゃないかと思います。それを多くの人に知ってもらいたいです。
そのために今プロジェクトのみならず、烏丸ストロークロックを応援していただけたらと思います。よろしくお願いします!
富田明日香(烏丸ストロークロック制作)
1984年東京生まれ。大学卒業後、システムエンジニアとして6年間勤務の後、転職。演劇制作を目指す。烏丸ストロークロックの公演には、2014年初の東京公演である「神ノ谷第二隧道」より携わる。
《メッセージ》
私は昨年2017年、烏丸ストロークロックの活動に参加するために、東京から京都へ移住しました。それだけ烏丸ストロークロックに魅せられてしまったのは、今を思うとその地道さと、実を求める姿勢にだったと思います。今世の中を生き抜くためには、物事を合理的に考え、効率的に渡っていかなければいけないと、どうしても考えてしまいます。しかし、烏丸ストロークロックは一つの作品を作るのに何年もの時間をかけ、あらゆる認識を常に疑い、効率とは程遠いところで作品を作っていました。その一つ一つはとても小さなことですが、舞台上に立ち上がってくる作品に確実な厚みを与えていることに、私は希望を抱きました。今回の「まほろばの景」という作品には各地域で、それぞれ質の高い演劇を作りたい、それをその土地のお客さんに楽しんでもらいたいと活動するアーティストが京都に集い創作しています。そうして出会った俳優と演出家が顔を突き合わせて話しては試し作品を作り、それを観にくるお客さんがいて、お客さんとアーティストが対話する、それはとても贅沢で豊かな時間で、地域で演劇を作り続けていく一つの道筋に感じています。
ぜひ、烏丸ストロークロックと地域での演劇活動を応援よろしくお願いいたします!
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