知ってしまったからには...
vol. 7 2017-07-03 0
本日は山切さんのブログから、今回のアルバム&MV制作プロジェクトに至った想いを、ご紹介します。このブログは6/19に掲載されました。
ぜひ山切さんの熱い想い、KAO=Sの熱い想いのつまったクラウド・ファンディングを成功させたく、ぜひコメントや「イイネ」、シェア、RTでの応援、またご支援のほどよろしくお願いします。スタッフ
---山切さんのブログより------------------------
6月も、気づけばもう19日です。いつも以上に一日を早く感じるのは、充実している証であり、
常に目が冴えてるのは、急激に吸収力と対応力を上げねばならないからです。
それはレコーディングが原因です。
6月2日にKAO=Sは、世界で活躍するプロデューサー/エンジニアのKenji Nakaiさんと、遂にレコーディングを行いました。氏は、LAを拠点に、これまでレッド・ホット・チリペッパーズ、セリーヌ・ディオン、トム・ペティ、チープ・トリック、X JAPAN等、一流のアーティストの作品を手掛けられた方です。
氏との出会いは、昨年10月。日本橋で開催された大規模な着物ファッションショーでKAO=Sが演奏した際に、PAを担当されたのがケンジさんでした。
KAO=Sの音楽を瞬時に理解して評価してくださったケンジさんによる出音は素晴らしく、その後に親交を深める中で、KAO=Sを録って頂きたいという想いは強くなりました。その申し出を快諾して頂き、今月頭に来日されたケンジさんと、シングルリリースを念頭に、2曲をレコーディングをしたという流れです。
そのレコーディングは、僕たちにとって大きな衝撃でした。
別にケンジさんに説教された訳ではありません。当日に至るまでの経緯、現場でのディレクション、拘り、ムードや決断等のひとつひとつに、大きな意味を感じました。それらを、言葉でここに記す事は難しいのですが、完成した音楽が、その次元の違いをすべて語ってくれると思います。
これが世界基準、、
とにかく、それまでの音楽活動の中では見たものと一線を画す一流のプロフェショナリズムと、音が立体的に捉えられる様を、知ってしまったのです。
高次元の音楽制作現場を経験して、
単純にアーティストとして、、、
作品を世に残す事に最大の生き甲斐を感じる身として、、
「もっとやりたい。」「生み出した曲達を最高なプロデュースでもっと録りたい。」
と思ってしまいました。
「知ってしまったからには、やるなら今しかない。」
そこから想いは膨らみ、真摯に気持ちをお伝えしました。更に、これまでの活動の中でKAO=Sの音楽やライヴを評価をしてくださった、敬愛する素晴らしい二人のアーティスト・クリエイターの方々にも連絡を取りました。大きく予定を調整・再編して、アーティストとしての存在意義をかけ、プロジェクトをやります。
リスクはすごく高いです。でもそこを超えて、僕たちは意味を持って存在したアーティストとして、長い音楽の歴史の中に、輝く星屑を残したい。自分達が愛して打ち込んできた音楽が、本当に輝く術を知ってしまったからには、後戻りはできません。