大田美和さんの応援コメント
vol. 1 2024-08-23 0
金子文子の短歌草稿(韓国・聞慶の朴烈義士記念館で複写)
大田美和さん(歌人・詩人・英文学者)が、X(旧ツイッター)でポスト(旧ツイート)してくれました。
①クラウドファンディングに触れて、
『こほろぎ嬢』『百合子、ダスヴィダーニャ』『百合祭』『雪子さんの足音』などで有名な、浜野佐知監督の新作映画は、金子文子の短歌と手紙から最後の日々を構想という。出演者も浜野組に加えて実力者揃いの豪華な布陣。期待しかありません。全力で応援します。
②金子文子の短歌草稿に、浜野監督がその短歌の完成形を紹介した。
「色赤き 脚絆の紐を引き締めて われおくれまじ 同志の歩に」
「散らす風 散る櫻花ともどもに いさぎよく吹け いさぎよく散れ」
これに対して、大田さんのコメント。
浜野監督はきっと金子文子の色に反応して映像化してくれると思っていました。『何が私をこうさせたか』に描かれた、朝鮮で祖母やおばに虐待され、自死しようとした時に履き替えた新しい下履きの色。子どもをここまで追い詰めた、植民地で贅沢三昧の大人たちの醜さ。忘れません。
③クラウドファンディングの開始に際して、
阿木津英の短歌「産むならば世界を産めよものの芽の湧き立つ森のさみどりの中」や、浜野佐知監督の『百合祭』の高齢女性たちの様々な姿に励まされた若者がたくさんいたし、今もいる。20日0時から浜野佐知監督の最新映画『金子文子 何が私をこうさせたか』のクラウドファンディング開始!応援します!
- 前の記事へ
- 次の記事へ