怪獣造形のレジェンド 村瀬継蔵が挑む最初で最後の監督作　劇場用特撮映画『神の筆』制作支援プロジェクト

映画『神の筆』の制作ですが、新型コロナウイルス禍による影響で一部で遅れは出ているものの、着実に前進しております。

◆ミニチュアセットを使ったテスト撮影を実施

11月中旬に行われたこのテスト撮影では、主にカメラの撮影スピード、各レンズの効果、ピアノ線の映り、合成の抜けなどのをテストしました。

撮影には着ぐるみの1/3サイズのヤマタノオロチが使用されています。このモデルは動きや電飾の明るさを確認するため、実際の着ぐるみに近い作りになっています。

このテスト撮影は制作予算に含まれないため、ミニチュアセットは他の作品のものを流用、1/3サイズのヤマタノオロチは、撮影監督の佐藤が廃材などを使って造形、村瀬氏が仕上げを行いました。実際に映画に登場する造形物とは異なり、テスト撮影用のものです。

◆本撮影用の造形物として、ヤマタノオロチの造形がスタート

福田雅朗氏による雛形が完成し、これから株式会社フリース様にて本制作に入る予定です。

◆お知らせ

新たなスタッフとして、数々の特撮作品のプロデュースや、『超星神グランセイザー』アニメ『カードキャプターさくら（第一期）』の脚本などを手がけた石井信彦氏が参加いたしました。